意外と簡単?!海外キャンプを成功させるためにしておくべき準備Tips4
海外でキャンプをしようと思うと、自動車の運転やキャンプ場の予約など、色々と注意すべきことがある。
現地に着いてから「知らなかった!」とならないように、あらかじめ予備知識を仕入れておこう。
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■海外でクルマを運転するときの注意点
オーストラリアなどは速度超過に厳しく、1km/hでも超えるとアウト。
徒歩であっても横断歩道のない場所での横断に罰金が科せられるし、罰金を放置すると上乗せされる。
ツーリストであっても請求書が届くとか。
どの国へ行くにせよ、現地の言葉での標識、ラウンドアバウト、高速道路の支払いなど、日本の交通ルールとの違いを事前に知っておくことが何よりも大切だ。
また、ヨーロッパではMT車が多いので、必要ならレンタカー申込時にAT指定をする。
ほかにも現地SIMを入手し、日本語によるナビアプリを活用するなど、焦らず運転できる環境を整えよう。
レンタカーの保険はフルカバーで
万一に備え、レンタカーの保険はフルカバーにしておく。
車両トラブルに備えるのはもちろん、外国ではケガや入院費用が膨大になることもあるから。
また、「海外療養費支給申請書」や「診療内容明細書」などもダウンロードしておこう。
診療を受けた場合、現地で記入してもらい、帰国後に協会けんぽに申請すれば一部医療費の払い戻しを受けられる。
交通ルール、高速道路の使い方を予習
目的の国が決まれば、その国の交通ルールを調べよう。
JAFのウェブサイトでは、世界の交通ルールをまとめているので目を通しておくと安心だ。
このサイトには、JAF会員が他国で受けられる割引サービス紹介もあるので、会員はチェックしておきたい。
給油はキャッシュレスが一般的
現金信仰が根強い日本とは違い、今や多くの国でキャッシュレス化が進んでいる。
給油もカード払いが主流だ。
自分で操作する店が多いのでわからなければ近くにいる人にたずねよう。
アメリカでは日本のカードを使えない場合があるので店員さんを呼ぼう。
■海外のキャンプ場って、どんな感じ?
ガチガチに日程を決めてしまうとキャンプ旅の自由度が減ってしまうが、行き当たりばったりも不安だ。
よさそうなキャンプ場をブックマークしておき、最初の数日分のキャンプ場を予約。
あとはスケジュールにあわせて一番近いキャンプ場を予約していくと効率がいい。
そのためにも、現地で使えるレンタルルーターやSIMは不可欠。いつでも通信手段を確保しておこう。
プールなら現地の子とも仲良くなれる
キャンプ場のプールは子ども同士で仲良く遊べる社交場。ファミリーなら利用しない手はない。
温水プールであれば、雨の日でも子どもの歓声が聞こえて楽しく過ごせる。
樹上宿泊などレア体験も
樹上で寝泊まりするプランなど、ちょっと珍しい宿泊プランを用意しているキャンプ場やアウトドアツアーがある。日本ではなかなか体験できないのでチャレンジ!
バーやレストラン、サウナ付きでも格安
オシャレなバーやレストラン併設のキャンプ場でも、キャンプサイトなら利用料は格安だ。北欧のキャンプ場ではサウナ付きは当たり前なので水着を忘れずに!
キャンピングカー専用のキャンプ場
豪華設備のキャンプ場では、テント泊不可の場合もある。現地でそのことに気づいたら、管理人に近くにテント泊ができるキャンプ場を教えてもらおう
■思い切ってキャンピングカーの旅!
テントなどのキャンプ道具を持ち込むよりも、もっと手軽なのがキャンピングカーの旅。
欧米でのレンタル車両は大きいが、道幅も広く、バックで駐車することもあまりない。
キャンピングカー専用の豪華なキャンプ場に泊まれるのもいい経験となる。
日本で予約できるレンタカー会社もいくつかあり、1泊2日料金は300ドル前後。
利用時には、走行距離の制限や必要な免許の種類、最低利用日数、保険内容などを確認しよう。
■外国語なんてわからないよ!
英語や現地の言葉がわかれば申し分ないが、外国語が苦手な場合でも海外キャンプを諦めないで!
文法にとらわれて“だんまり”だとだれも、何も教えてくれない。
説明書などは、スマホのアプリを頼ればいい。google翻訳は事前に英語と現地の言葉をダウンロードする必要があるが、カメラを向けることで単語の意味がわかるのが心強い。
TEXT/大森弘恵
出典/ガルヴィ2019年8月号
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