「知らないと損」少し工夫するだけの“暑さ対策”6選
大人だけのキャンプと違って、子どもと一緒にキャンプをするときは、気を付けるべきことがけっこう多い。
今回はとくに暑さ対策について取り上げたい。
9月以降も厳しい残暑が予想される中、どんな注意が必要だろうか。
【あわせて読みたい】【バイク誌編集長プロデュース!】ここでしか買えない驚きの焚き火台セット!
シーンに応じて服装を変えよう
同じキャンプ場にいても、時間帯や天候、状況によって、自然から受ける刺激はさまざま。
それぞれのシーンに応じて服装を変えるようにしたい。
とくに日差しが強く、気温も高くなるときは、ウエアによる熱中症対策は万全にしておこう。
強い日差しから頭部を守る帽子は必須アイテム。ツバが広く、後頭部を守ってくれるハットタイプがおすすめだ。
また、日陰がない場所で遊ぶ場合は、こまめに日焼け止めを塗るのを忘れずに。
日焼けで痛くなるだけでなく、体力も消耗してしまうので注意が必要だ。
①日中は暑さに気をつける
日中は基本的には、帽子・Tシャツ・短パン・サンダルといった服装でOK。
ただし汗冷えを防ぐために、Tシャツは速乾素材のものがおすすめだ。
コットンの場合は、汗で濡れたらマメに着替えられるように多めに準備しよう。
➁水遊びは紫外線に注意
日陰のない場所が多い水遊びのときは、ラッシュガードを着て日焼け対策をしよう。
日焼けをすると疲労の回復が遅くなり、体力を消耗するとケガのもとに。
また紫外線を浴びすぎると、皮膚ガンや白内障、免疫機能低下につながる。
③夕方は寒さと虫対策を
日が暮れると急に寒くなることがあるので、長袖・長ズボンは必携。
しかしそれだけでなく、夕方はブユが活動を始めるので、長袖・長ズボン・ソックスで虫刺され対策をしたい。
裾をソックスに入れるなどして、ズボン内への侵入を防ごう。
④水分補給で熱中症対策を
子どもは夢中で遊んでいると、水分補給を忘れてしまいがち。
気がついたら軽い脱水症状を起こし、気分が悪くなってしまうなんてことも…。
そんなことにならないように、子どもには定期的に声をかけ、様子を見るようにしたい。
楽しくて夢中になっていると、面倒くさがって飲まないこともあるので、いつでも気軽に飲める状況を作っておくのも大切だ。
⑤気軽に飲めるジャグを準備
クーラーからペットボトルを出してコップに注ぐのは面倒だし、庫内の冷気も逃げてしまう。
そこで子どもが気軽に水分補給ができるよう、保冷できるジャグにドリンクを入れておこう。
そうすればまめに水分補給ができる。
⑥フタ付きマグなら保冷も
フタ付き保温マグや保温ボトルは、保温だけでなく冷たいドリンクも保冷してくれるので、夏も便利に使える。
またフタ付きだと、ジュースの甘い香りにつられてハチが入ってしまうのも防いでくれるので安心だ。
これだけは絶対に守ろう!子どもから目を離さない
キャンプ場は管理された安全な場所ではあるけれど、危険なこともたくさんあると考えておきたい。
場内を流れる天然の川、のぞき込んだら落ちてしまうかもしれない崖、急に動き出すクルマなど、いろいろな危険があることを子どもに伝えておこう。
もちろんそれだけでなく、親は子どもから目を離さないことが大前提だ。
また、他人のサイトを横切ったり、炊事場を占領して遊んだりといった、知らないうちに起こしてしまうマナー違反があるかもしれないので、そのようなことをしないためにも、子どもをきちんと見守るようにしたい。
TEXT/牛島義之
ILLUST/ 岡本倫幸
出典/ガルヴィ2020年8月号
【あわせて読みたい】
「知らないと損」少し工夫するだけで保冷効果倍増!クーラーボックスの保冷術6選
「そんな使い方あり?」調理に最適な熾火の“じゃない”使い方が画期的すぎた…!
“キャンプ歴20年”のベテランキャンパーの車中泊スタイルが快適すぎた…!