これぞキャンプ!秋の魅力を”大満喫”できる夜の過ごし方とは
季節ごとに自然を感じられるのがキャンプの魅力。
そして、夜の過ごし方が一番楽しいのが秋だ。
今回は秋キャンプの夜の魅力について、紹介しよう。
キャンプ場で見る星空は別世界!
秋の空はほかの季節と比べて一等星が少ないため、目立った星はあまり多くない。
が、夏と比べて空気が澄んでいるので星がキレイに見える。
灯りを消して、空を見上げるだけで気持ちが落ち着く。
また、春・夏・冬は一等星からなる大三角が有名だが、秋には二等星からなる「秋の四辺形」がある。
一等星と二等星では明るさに差があり、二等星を見つけるには、少し時間がかかるかもしれない。
しかし、だからこそ秋の夜長にぴったり。
肉眼で天を仰ぎ、頭上に広がる満天の星を感じるのもいいが、天体望遠鏡を準備して、じっくりとお目当ての星を観察するのもオススメ。
いつも見えている小さな星の、本当の姿にびっくりするかも!?
夜はやっぱり焚き火でしょ!
キャンプの醍醐味といえば、なんといっても焚き火!
焚き火台に薪を組んで、火をつけて徐々に火力が増すと、心が落ち着いて癒されてくる。
薪割りだって、ほかのことを忘れて集中できるから頭がスッキリ。
仲間や家族との時間
ひとりのんびり過ごすのもいいが、仲間や家族と語らうのもキャンプの楽しみ方。
普段は話せないこともキャンプなら打ち明けられるかも。
秋はそんな気持ちにさせてくれる。
のんびり過ごす朝と夕暮れ
夕暮れや早朝の時間もまた癒し。
日が落ちるあのオレンジの空を見ると、今日も楽しかった……という気分で心が満たされることも少なくない。
朝日は、一日の始まる実感が気持ちいい。
自然の時間軸を味わえる。
たっぷりの料理時間
キャンプに来たら時間に束縛されない自由さも魅力。
たまには、料理にたっぷりと時間を使ってこだわりのキャンプ飯を作ってみるのもいい。
晩秋、寒くなったら、薪ストーブでピザ作りに挑戦するのもあり!
TEXT/大橋保之、小川迪裕
出典/ガルヴィ2019年10月号