アウトドアギア達人が愛用!こだわりカップがすごすぎた!
アウトドアで使うカップには、それぞれのキャンパーのこだわりが反映されるもの。
そこで今回は、低山小道具研究家のモリカツこと森勝さんが愛用している、こだわりカップを紹介!
森勝(もりまさる)さん
低山小道具研究家。愛称はモリカツ。
子供の頃は秘密基地造りと探検、文具や小道具に夢中だった。世界初や秘密という言葉に弱い。
モリカツのこだわりカップはコレだ!
わたしが最も推すのは、イエティのランブラー10オンス ローボウルだ。
本体はハンドルのつかないシンプルな形状で、これにオプションのハンドルを組み合わせて使用している。
比較的廉価で購入が可能で、本体には異物が入り込まないよう、飲み口のついたフタが付属している点もポイントが高い。
容量は10オンス(296㎖)と、1杯のコーヒーを楽しむのにちょうどいい。
見た目も、わたしの好みにぴったりだ。
そのため、アウトドアに持ち出すだけでなく、自宅でも愛用している。
チタン製カップもオススメ
チタン製カップは、使い勝手の良さでは突出している。
熱伝導性が低いため、熱いコーヒーを注いでもカップがそこまで高温にならず、口元がヤケドする可能性が低い。
保温性を高めたダブルウォール(二重構造)のタイプもあるが、性能は過剰に期待しないほうがいい。
熱々のコーヒーなどで体を温めたい時は、チタン製のシングルウォールカップを炙りながら飲む場合も多い。
シングルバーナーとチタン製カップの組み合わせ
直火にかけられるチタン製カップのなかにシングルバーナーを収納しておけば、その場でカップを鍋代わりにしてお湯を温め、そのままカップとして使うこともでき、ひとつで完結させることができる。
山中で自分がなにをしたいかを考え、その用途にあわせてスタッキングの内容を考えてみよう。
万能用途のシェラカップ
大口のシェラカップはキャンパーに人気が高く、カップ以外に皿の代用とする人も少なくない。
しかし口が大きいぶんホコリや虫などが入り込むことも多いので、どういうシーンで使うかは考えたい。
Presented by Masaru Mori
PHOTO/M-Shibata
出典/ガルヴィ2019年10月号