「画期的すぎる…!」時代に即したアウトドアメーカーの取り組みがすごすぎた【人気記事】
今回は11月に公開した記事の中から、アクセス数の多かった上位3記事〈ギア編〉をお届け!
皆さんが気になったのはどんな記事だったのでしょうか?
第3位
【Goal Zero】もう手に入れた?重さ68gのLEDランタンが優秀すぎる…!
キャンプ用の小型LEDランタンのパイオニアでもあるGoal Zero社が「Lighthouse Micro Flash(ライト・マイクロ・フラッシュ)」の、日本別注カラーとして「グレー」モデルの販売を数量限定で行うことを決定。
本記事では人気の衰えを知らない注目のキャンプ用小型LED「Lighthouse Micro Flash」の特徴を余すところなく紹介していく。
「Lighthouse Micro Flash」の特徴
手のひらに収まるわずか9.3cmの大きさと重さ68gを実現。
メインのランタン機能はLEDを4個点灯の高光量モードと、2個点灯モードを用意。上部にはフラッシュライト(懐中電灯)機能を備えており、ピンポイントで遠方を照らすことも可能となっている。
ボタンを押すことで、各モードに切り替えでき、最小の省エネモードにすれば最大170時間という圧倒的なバッテリーの持ちも「Lighthouse Micro Flash」の特徴と言える。
また、IPX6の生活防水規格に対応し、雨の中でも使用可能で、USB充電式のため、USBアダプタやPCからの充電に加え、同社製ソーラーパネルでの充電も可能となっている。
今回販売する「グレー」モデルは、現行のLighthouse Micro Flashと同等の機能に加え、様々なキャンプギアやインテリアともマッチする日本別注のアースカラーで展開されている。
日本別注カラーのグレーモデル!
アウトドアの定番カラーの一つとなるグレーモデル。電源スイッチもブラックとなり、他のアウトドアギアと組み合わせしやすい配色に。
ランタンなどの基本機能はそのままに!
小型LEDランタンのパイオニア製品といわれるランタン機能やフラッシュ機能は、キャンプ場や夜間の散歩の際のライトとしてはもちろん、災害時の重要な灯としても十分な光量を持ち、様々なシチュエーションで威力を発揮してくれるだろう。
USB充電で繰り返し使用可能!
本体下部に搭載された折りたたみ式のUSBコネクタで、モバイルバッテリーやパソコンから約3.5時間で充電可能。
圧倒的な人気を誇るアウトドア用の小型LEDランタン「Lighthouse Micro Flash」のグレーモデルの登場は、売り切れ必至の人気アイテムになること間違いないだろう。
■商品概要
商品名:LIGHTHOUSE micro FLASH JPGY(グレー)
サイズ:約93×37.75mm
重量:68g
連続使用時間の目安:7~170時間
【商品の問い合わせ】
会社名:GOAL ZERO社
URL:https://www.goalzero.com/
第2位
「絶対買って」これが職人技!機能性が優秀すぎるアウトドアナイフが神すぎた…!
株式会社LLLのオリジナルブランド「WAZAMONO」から、世界的なアートナイフ作家である島田英承氏と老舗ナイフメーカーMOKIナイフとの共同開発で本格的なアウトドアナイフ「山猫 Jr.」の発売が開始した。
親から子へ継承していけるタフな品質とメンテナンス性を兼ね備えたオールラウンドなコンパクトナイフが登場。
本記事では日本の技が造り出す究極のアウトドアナイフ『山猫 Jr.』の特徴について詳しく解説していこう。
日本の職人技術によるナイフ
「山猫 Jr.」の先祖でもある、カスタムナイフ作家による受注製作「山猫」シリーズは、リリースより 30 年以上の歴史を刻むロングセラーモデルである。
そして今回、小柄でアウトドアでも使いやすいエントリーモデルとして「山猫 Jr.」が登場。
困難と言われるカスタムナイフ作家の手作りのクオリティーと個性を、日本の刃物工場の熟練職人達の手によって生み出す事に成功した。
追求されたこだわり
「山猫 Jr.」のグリップにはハンドメイドカスタムで古くから使われている耐熱、耐水、耐油性に優れたハンドル材を使用。
握った時の指の収まりを考慮。手指にフィットする事により、長時間使い続けた際の疲れを少なく抑える事にこだわっている。
また、「山猫 Jr.」に使用されている刃材は、サビにくさと切れ味のバランスの良い、ハイクオリティなステンレス鋼を採用。
柔らかいものはもちろん、硬いものを削ったり割ったりする二刀流の性能を一本のナイフに実現できるよう設計されている。
ハードに使用しても永く使えるタフネスさが「山猫 Jr.」の一番の特徴と言えるだろう。
幅広く様々な用途に
小柄ながらも使い勝手は大型ナイフに引けを取らない「山猫 Jr.」 は、様々な用途での活躍が期待される。
バトニングやフェザースティック作りに
十分な刃の厚みとハンドル手元に設けられた「鈍角な骨割り刃」構造によって、太めの薪でも自然な力で割ることができる。
また、鋭い切れ味は、薄く繊細に木を削る事が可能。フェザースティック作りも、スムーズに行うことができるだろう。
調理にも圧倒的に便利なサイズ
分厚い肉から野菜のカットまで、一本で幅広い調理に活躍できるのも「山猫 Jr.」の大きな特徴と言える。
刃の切先からカーブを描く部分はペティナイフのように。根元に向かう直線の部分は三徳包丁のように。さらに手元に一番近いところにある鈍角の刃は出刃包丁のように。
それぞれの特性を活かしてアウトドアのみならず、日常の様々な調理でも活躍してくれるアイテムになるはずだ。
■商品概要
商品名:山猫 Jr.
サイズ:全長 220 ㎜(刃渡り 120mm)
重量:約142g
【商品の問い合わせ】
ブランド名:WAZAMONO
URL:WAZAMONO (waza-mono.com)
第1位
「画期的すぎる…!」時代に即したアウトドアメーカーの取り組みがすごすぎた
豊かな自然のなかでキャンプやアウトドアを楽しむのだから、環境に配慮したギアを使いたいと思うのは当然だろう。
そこで、各アウトドアメーカーがどのように自然環境に配慮しているか、その取り組みを紹介しよう。
【モンベル】フッ素をはっ水成分に使わない
人体に悪影響を及ぼす可能性があるフッ素をはっ水成分に使わない取り組みを行なっているモンベル。
2020年からフッ素系はっ水成分を一切使用しないPFCフリー素材に切り替えを進め、現在は約6割の製品で切り替えを終了している。
同様にメンテナンス用のはっ水剤も、PFCフリーとしている。
また、石油由来の原料を減らすことで、二酸化炭素排出量の抑制にも貢献。
山岳用テント「ステラリッジテント」のレインフライ生地には、トウゴマを原料とするナイロンを使用。
「ウイックロン」のTシャツには約25%、クールパーカには約80%の再生ポリエステルを使用している。
【コールマン】パッケージを収納ケースにすることでゴミを軽減
コールマンでは2023年より、一部のテント製品がユニークな梱包方法に切り替えられた。
ポリエステル生地での梱包だが、それを開封して裏返すと、取っ手付きの収納ケースになるのだ。
これによりゴミとなる外箱を削減することができ、環境負荷を軽減できる。
また廃棄物を製品として蘇らせるプロジェクト「MFYR」も行っている。
これは修理や再利用ができず、廃棄するしかないとなった素材を活用するプロジェクトだ。
廃棄されるはずだったテント生地を使ってバッグにアップサイクルしたり、インナーテントのメッシュドアやガイロープを利用してモスキートネットを作ったりして、新しい命を吹き込んでいる。
【ロゴス】環境にやさしい燃料の先駆け
ロゴスの成型炭「エコココロゴス」は、ココナッツ作りで出た大量のヤシガラから作られている。
単にヤシガラをゴミとして廃棄せずにすむだけではない。
一般に、安価な木炭はマングローブの木々を原料にしているが、この伐採が深刻な環境問題を引き起こしている。
伐採せずに守ることができれば、二酸化炭素削減にも貢献できることになる。
また2022年には、竹とトウモロコシ由来のパウダーを50%以上使用することで、プラスチックの使用を削減した環境にやさしい食器「ECO TAKE」シリーズも発売。
冷凍庫での保存も、食洗機での洗浄も可能なので、これまでの食器と同じように使用できる。
キャンプだけでなく、普段の生活でも活躍しそうだ。
TEXT/牛島義之
出典/ガルビィ2023年10月号
以上が11月の人気記事トップ3〈ギア編〉でした!
1位の記事ではギアの性能だけでなく、環境への配慮という時代性にも多くの注目が集まったようです。
今後もビギナーからベテランまで、幅広い層に向けた記事を公開していきます。お楽しみに!