食材だけじゃない!ベテランキャンパー感動の和歌山キャンプが最高すぎた
ソロキャンプをこよなく愛する達人キャンパーたちの集まり、それがシングルキャンプ隊。
今回のフィールドは和歌山県にある聖地・那智勝浦。
地元の食材をふんだんに使ったキャンプ飯に注目!
※2019年の記事に基づいています。現在の状況が取材当時と異なる場合があります。
まるで夢のようなハイクオリティ食材
那智勝浦のキャンプ2日目の夜であります。1日目に続いて、もちろん今夜もまぐろ尽くし。
それに熊野牛ステーキもプラスですよー。
昔からビンボーキャンプばっかりしてきた僕たちにとって、このハイクオリティな食材はまさに夢のよう。
お馴染みのヨコザワテッパンを熱々に熱して牛脂をぬりぬり。
高級牛を焼く瞬間は毎回緊張するんだよ。だって失敗できないもの。
表面をササッと焼いて反面くるり。そして数秒でカッ〜トッ。
別盛りの特製塩を付けていただくと「ステーキが口の中で溶けるじゃん」。
肉本来の旨味が口中に広がっていくのです。すごいぜ、熊野牛。
この熊野牛は地元の田中精肉店さんで仕入れたもの。
■田中精肉店
自家牧場を持つ同店では、きめ細やかで柔らかく、そして肉そのものの風味にあふれた「熊野牛」が買えます。
キャンプするならまずここへ立ち寄りすべし!
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地1-1-9
贅沢過ぎて泣けてくる和歌山食材
キハダまぐろの刺身もまたウマ〜っ
さらに「まぐろのユッケも溶けるんですけどー」とヨッシー。胡麻油と黄身、まぐろがベストマッチ。
まぐろメンチ、うつぼ揚煮と、キャンプとは思えない最高のクオリティは和歌山ならでは。
さらに太平洋ワンカップを温燗にして梅干しをイン。
するとどうでしょう、見事なまろやか梅干し日本酒が完成。「バカにしてた人は今すぐ謝りなさ〜い」
梅干し割りが疲れた体に沁み渡る。
あぁなんて素敵な夜なんだろう。空を見上げれば、満天の星。
それはそれはすごい数。流れ星もけっこう見えたりして。
こうやって美味しいもの食べて、焚き火しながらお酒飲んで星を見上げる。
これ以上の贅沢はないよね。
Photo&text/Noriy.K
Thanks/和歌山県、わかやま紀州館、那智勝浦町、那智勝浦町観光協会
取材商品協力/新富士バーナー(SOTO)
出典/ガルヴィ2019年4月号