「テント内で使える⁉」冬キャンプで大活躍!機能面が優秀すぎる最新ストーブ3選
シェルター内で使うことを考慮したストーブが今、続々と誕生している。
安全性が高く、グッドルッキングで扱いやすい、編集部おすすめの個性派ストーブを厳選した。
①〈ギアミッション〉RR-GER25(3万3000円)
赤熱筒で側面までしっかかりあたたかい
ギアミッションのテーマ「無骨さ」を強調したレインボータイプ「RR-GE25」の後継モデル。
前モデルのようなレインボーの灯り機能にはあえてこだわらず、あたたかさに機能を集中させた赤熱対流を採用している。
おかげで側面までしっかりあたたかい。タンクも丸みを抑え、印象がガラリと変わった。
グッドデザイン賞受賞モデル。なお、ギアミッションのラインナップは今後も充実させる予定とのこと。
今後の製品開発にも期待大だ。
【メーカのおすすめポイント】
赤熱筒により側面もしっかりあたたかく感じられるようにしました。
デザインも無骨さを意識しています(トヨトミ・山本さん)
■燃料=灯油、暖房出力2.54kW、重量5.9kg、サイズφ38.8×H48cm
*写真の(T)コヨーテブラウンは公式オンライン専用
【問】トヨトミ
➁〈テンマクデザイン〉新ウッドストーブサイドヴューアウトサイドエア 外気パイプ・ケース付き3点セット(8万7780円)
外気パイプ付きで安全に使える薪ストーブ
テンマクデザインのテント(サーカスシリーズ、PEPO、ブラックサミット)で安全に使うための薪ストーブ。外気パイプを搭載することで外から外気を取り込む安全設計になっている。
トビラには空気漏れを抑えるパッキン、二次燃焼の穴などこだわり機能満載だ。
ガラス窓は正面のほか両側にも付いており炎を眺める楽しみも損なわれていない。
「冬キャンプでも暖かく過ごせますよ」とWILD-1の伊藤さんも推薦している。
【メーカのおすすめポイント】
空気の流れが薪ストーブ内で完結するので、テント内でも安心してご使用いただけます(WILD-1・伊藤真哲さん)
■燃料=薪、重量本体11.05kg・収納ケース1.22kg、サイズ57×52.6×H223cm、煙突径φ76mm
*取り扱い説明書に記載の注意事項を守り、正しくご使用ください。
【問】カンセキ WILD-1事業部 https://www.tent-mark.com
③〈イワタニ〉カセットガスストーブ“マル暖”(4万9800円)
待望の屋内屋外兼用カセットガスストーブ
「暖房」と「湯沸かし」機能が一体化した屋内外兼用ストーブで、ストーブ天面にやかんをのせておくだけでお湯を沸かせるのが特徴だ。
※屋外や低温時などの使用環境により、お湯が沸かない、または沸くまでに時間がかかる場合がある。
燃料を取り外すだけで安全に持ち運べるのはカセットガス式ならではの利点。
もちろん手ににおいがつくことはないし、燃料をこぼすこともない。
気になる連続燃焼時間はカセットガス1本で1時間40分。
立ち消え安全装置、転倒時消火装置、不完全燃焼防止装置、圧力感知安全装置を搭載しているのも頼もしい。
【メーカのおすすめポイント】
屋内外で使用できるので、お部屋での使用はもちろん、アウトドアやキャンプなどでもマルチに活躍します(岩谷産業・川久保 有留さん)
■燃料=カセットガス、暖房出力2.09kW、重量約4.5kg、サイズ34.3×36.8×H38.2cm
【問】岩谷産業
ストーブを使用する際の注意
テントの中は火災と一酸化炭素中毒の危険があるため火気厳禁。
また、灯油やガスのストーブは、風による異常燃焼の危険がある。
購入前にどんなシェルターで使えるか、設置方法や使い方の条件を公式サイトなどでチェックし、購入後は説明書を必ず確認しよう。
出典/ガルビィ2024年1月号