「意外と役に立つ!」現役キャンパーはキャンプ当日の準備をどうしてる?
キャンプに行く途中で食材を買い込んだり、地元の名産を食べるのが楽しみという人も多いだろう。
今回、神奈川県の丹沢エリアでキャンプをする本誌ライターが立ち寄ったのが、地元の秦野市。
そこで見つけた食材を紹介しよう!
■ジビエも扱う老舗精肉店「肉の松屋」
神奈川県秦野市曲松1-4-36
TEL.0463-88-0205
小田急線渋沢駅前の商店街にある人気の精肉店は9時30分オープン。
厚生大臣賞の受賞歴もある、秦野市で創業して76年の老舗精肉店。
国産の豚肉や牛肉をはじめ、秦野産鹿肉ジビエ、肉の味噌漬け「ぼんち漬け」も好評を博している。
唐揚げやコロッケ、メンチカツなどのお惣菜も人気。
ショーケースにお目当ての「秦野ジビエ」の鹿モモ肉スライスを発見!
事前に言えばブロック肉も用意してくれる。
丹沢周辺では、シカやイノシシによる農作物被害が問題になっていて、地元猟友会による捕獲が行われている。
しかし大部分は活用されず処分されてきた。
そこで害獣として駆除された野生動物の命をムダにしないよう、新たな取り組みとして始まったのが、この「秦野ジビエ」だ。
牛、豚、鶏、鹿など、さまざまな精肉がズラリと並ぶ。
「秦野ジビエ」のお話しをうかがって、鹿肉と名物の「ぼんち漬け」を購入。
■自家畑のそばと名水で作る「丹沢そば本店」
神奈川県秦野市堀川541-3
TEL.0463-87-7677
赤い三角屋根が印象的な住宅街にある製麺所を備えた店舗。
丹沢と福島の自社農園で育てた玄そばを使い、丹沢の名水で作り上げたそばが自慢の名店。
店内では十割の手打ちそばが味わえるほか、さまざまな種類の乾麺や特製そばつゆを購入することもできる。
古民家風の店内では、手打ちの十割そばを食べられる。
乾麺はそば粉の割合が8割、5割、3.5割とさまざまな種類から選べる。
創業当時から作られている明治神宮にも献上された「丹沢そば和紙包装」を購入。
こだわりが詰まった本格的な「特製そばつゆ」。
■遊びのヒントも豊富!「Yama cafe 丹沢」
神奈川県 秦野市堀山下1487-1
TEL.0463-71-6767
秦野戸川公園のレストハウスにあるカフェ。
店内では名物の「焼きチーズカレー」をはじめとした軽食やソフトドリンク、アルコール類などを販売。
ご主人がDIYで作り上げた、居心地のいい店内。アウトドア用品も販売している。
また地元で育ったご主人から、丹沢周辺のアウトドア情報も得られるので、ぜひ立ち寄ってみたい。
Yama cafe 丹沢の人気メニュー「焼きチーズカレー」(1000円)。
自家製の「クラフトコーラ」「レモンスカッシュ」(各400円)は自慢の逸品。
「on」のトレッキングシューズを試し履きすることができる。気に入れば購入も可能だ。
ご主人手作りの「ドリップスタンド」(1500円)も販売。コンパクトで持ち運びやすい。
PHOTO:佐藤弘樹
TEXT:牛島義之
出典/ガルビィ2024年4月号