アウトドアチェアといえばオンウェー!その人気の理由を知る【オンウェーデザインミュージアム】誕生!
オンウェーは1995年に輸入をメインとする商社として創業。
はじめからアウトドア製品を扱っていたわけではなく、請け負ったあるファニチャー工場の検品仕事をきっかけに、よりよい品を作ろうと一念発起し、製品開発がスタートした。以降、ハイテク素材の使用、大胆な発想で数多くの製品が誕生している。
オンウェー製品の特徴は、代表的な「ディレクターチェア」や「コンフォートチェア2」に見て取れるように、高い機能性と品質の良さをあわせもち、快適性の高い製品であることだ。アウトドアに適した折りたたむという機能を備えているが、座り心地は上質なイスと大差なく、インドアで使用する人も多い。
そしてその品質を作り出すために創業者の泉里志氏がこだわっていることが、すべて自社でデザインから作り上げるということ。泉氏は現在でも製品を作る際には、まず自ら模型を制作するという。パーツの美しさや折りたたみの動作、素材に至るまで細部までこだわることで、これまでに多くの特許を取得。グッドデザイン賞を多数受賞という功績ももつ。
このように30年近くもの間、デザインにこだわり続け多くの製品を生み出したオンウェーが、アウトドアファニチャーの歴史とデザインをコンセプトにした、【Onway Design Museum】(オンウェーデザインミュージアム)を2024年5月15日にグランドオープンさせる。
「パートナーブランドと振り返るキャンプシーン」 ~オンウェー泉里志代表インタビューその1~(www.garvyplus.jp/archives/10319)
「パートナーブランドと振り返るキャンプシーン」 ~オンウェー泉里志代表インタビューその2~(www.garvyplus.jp/archives/10326)
オンウェーデザインミュージアムは山中湖村役場近くにあり、湖畔までの直線距離は約200メートル程度。キャンプの行き帰りに寄ることができるエリアだ。
展示の一部。オンウェーの歴史だけでなく、日本のアウトドアブランドのいまでは本物を見ることもできないような、過去のヒット作や代表的な製品も展示されている。
実際に作られた模型や設計図など、普段見ることのできない貴重なアイテムにも出会える。
ここのミュージアムに来れば、デザインが製品にどのように影響しているのかがよく理解できる。
ショップとライブラリー。ライブラリーには日本のアウトドア雑誌やブランドのカタログなど貴重なものが展示されている。そして、決して値引きをしないオンウェー製品だが、ここのショップでだけは割安で購入できるとのこと。オンウェーの正規価格を知っている人が、ここの売値をみたらきっと驚くだろう。
整備された芝の庭では、オンウェー製品でゆったりくつろぐことができる。暖かくなってきたこの時期、小説を一冊もってふらっと出かけてみるというのもいいかもしれない。
■Onway Design Museum
営業時間 10:00~16:00
定休日 火・水曜日
住所
〒401-0501 山梨県南都留郡山中湖村山中235-5