上級キャンパーの1日の過ごし方を取材!ファン急増中の湖畔キャンプ場が最高すぎた
夏場に行きたくなるのはやはり、水辺のキャンプ地だろう。
そこで今回、編集部が訪れたのはウォーターアクティビティも楽しめる群馬県の「八ッ場あがつま湖」。
どんなキャンプになったのか、早速紹介しよう!
地元の採れたて野菜がそろう道の駅
まず、キャンプ場へ行く前に立ち寄ったのが「道の駅八ッ場ふるさと館」。
ここで昼食をとり、地元特産品をゲットしていくことにしよう。
道の駅八ッ場ふるさと館
群馬県吾妻郡長野原町大字林1567-4
TEL.0279-83-8088
八ッ場あがつま湖にかかる不動大橋のたもとに位置する道の駅。
採れたての高原野菜を中心に地元の農産品を扱う直売所「八ッ場市場」、名物のダムカレーなどを味わえる直営食堂「八ッ場食堂」などが立ち並ぶ。
名物「八ッ場ダムカレー 辛口」(900円)と「八ッ場おつみ団子」(600円)。
道の駅にはたくさんのキノコが並ぶ。見たことのない種類も多い。
足湯ではタオルのほか、服のまま入れるビニールソックスも販売。
クラフトビールが味わえる「川原湯温泉醸造舎」
昼食を済ませたら、キャンプ場につく前にビールも入手しておきたい。
八ッ場にはなんと、クラフトビールの醸造所もあるのだ。
川原湯温泉醸造舎
群馬県吾妻郡長野原町大字川原湯223-5
TEL.090-6942-1223
八ッ場あがつま湖畔にある「川原湯温泉あそびの基地NOA」内のクラフトビール醸造所。
ホワイトエールやアンバーエールなど、ここでしか飲めない銘柄を扱う。
第1日曜開催の「川原湯温泉なんでも市」ではタップルームもオープン。
地元の名所や風景を名前にしたここでしか飲めないクラフトビール(770円)。
地元食材を使った軽食が味わえる「笹湯カフェ」も併設する。
八ッ場グリーンを眺めながら地元の味に舌鼓を打つ
本日のキャンプ地は、「八ッ場湖の駅丸岩キャンプ場」。
もともとあった施設の広場にオープンしたこぢんまりとしたキャンプ場だ。
八ッ場あがつま湖を望むロケーションは抜群で、2023年のオープンながら、すでに多くのファンがいるという。
オートキャンプはできないが、キャリーカートが借りられるので荷物運びは楽ちん。
ワンポールテントにコットを入れれば寝床の完成。やはり設営が早いのがいちばん!
「八ッ場グリーン」と呼ばれるエメラルドグリーンの湖を眺めているだけで、時間はあっという間に過ぎてしまう。
地元名産のワサビと塩でいただくステーキが最高においしかった!
焼いたことで甘みが増した野菜、そして香りが高くジューシーなキノコに、地元産ワサビを使ったワサビマヨネーズをつけていただく。
これがなんとも絶品! クセになるうまさだ。
地元で作られたクラフトビールを地元食材と一緒にいただくのはまた格別。
昼間はグリーンに輝く湖の広がり、夜には星空の広がりが楽しめる。
八ッ場湖の駅丸岩キャンプ場
群馬県吾妻郡長野原町大字横壁904-3
TEL.0279-82-5056
https://maruiwa-1.jimdosite.com
施設では地元名産品を販売。水陸両用バス「にゃがてん号」の発着場でもある。
キャンプ場を一望できるレストランでは定食や麺類などの軽食を味わえる。
疲れを癒やしてくれる「笹湯」
最後に紹介するのが、川原湯温泉醸造舎がある「川原湯温泉あそびの基地NOA」内の日帰り温泉施設。
源頼朝が発見したとされる、800年以上もの歴史があるお湯だ。
笹湯
群馬県吾妻郡長野原町大字川原湯223-5
TEL.090-6942-1223
営業時間は12:00〜18:00(最終受付17:00)、料金は大人990円、0〜12歳440円
ダムに沈んだ歴史ある笹湯の名称を復活させた新生「笹湯」。
PHOTO:中里慎一郎
TEXT:牛島義之
出典/ガルビィ2024年7月号