ファミリーキャンプの過ごし方どうしてる?絶対に失敗しないアイディアを紹介!
1.子どもと一緒にクラフト&料理を楽しもう
■ 子どものクラフトや料理はロースタイルで
子どもと一緒に料理やクラフトを楽しむときは「ロースタイル」がおすすめ。子どもは背が低いので「ハイスタイル」では足が地面にしっかりと届かず、姿勢が悪くなったり不安定になったりして細かい作業がしにくくなるからだ。刃物を使う料理やクラフトであれば、ケガなども余計に心配。くれぐれも無理な姿勢で作業をさせないようにしよう。ローチェアでも心配な小さな子どもの場合は、ピクニックシートにローテーブルの「グランドスタイル」なら転倒の心配もなく安心。
■ 100均アイテムで簡単クラフト
秋のフィールドには、ドングリや松ぼっくりなどの木の実、紅葉した枯れ葉など、さまざまなものが落ちている。これを使ってクラフトを楽しめば、秋キャンプの思い出を持ち帰ることができる。「でも、クラフトは難しそう……」という人がいるかもしれないが、実は思ったよりも簡単。100円ショップで売っているフォトフレームやブリキフレームに、木の実などを木工用ボンドで貼り付けるだけ。これで立派な作品が出来上がる。
■ 料理が楽しくなるおすすめグッズ
家では子どもと一緒に料理を作る機会がなかなかなくても、キャンプでなら時間はたっぷりあるし、場所も広いし、少々汚しても平気。なので、一緒に調理を楽しむというファミリーも多いはず。しかし、大人はどんなグッズでも使うことができるけれど、子どもの場合は道具が大きかったり、重かったりして、使えないこともある。そこでここでは、子どもでも上手に扱えるキッチングッズを紹介。家族みんなで楽しく料理を作ってみよう!
2.設営&撤収時のお手伝いで子どもたちの経験値UP
実際にファミリーキャンパーはどんなふうに子どもたちと過ごしているのか、みんなの声を聞いてみよう。
●撤収時、テントの四隅を持って「パラバルーン♪」と楽しみながらお手伝い。
今ではだいぶキレイにできるように。小学校高学年、中学生。
(安田さんファミリー)
●15歳と13歳、焚き付けや小枝を拾い集めてもらってます。あと必ず料理を一品作ってもらいます。
(wakoさん)
●ペグの泥を拭いたり、シートの折りたたみなど簡単なことを手伝ってもらいながら、キャンプにより興味を持ってもらえるようにしています。
(のんなんさん)
●撤収時、7歳は抜いたペグを集めて土を落とし、雑巾で拭いています。12歳はジャグに水をくみにいく係。
(松林さん)
● ペグ隊長とか、テントポール隊長とか、役割分担して隊長を任命しています。
なんでも隊長になると「やるっきゃない!」ってがんばってくれますね。できたら必ず褒めてハイタッチ!
(yuichiro2017さん)
● あとでたくさん遊ぼう! と約束する。早くできれば早く遊べることを身をもって知る。
(エビさん)
● ペグ抜きは楽しそうでした。なので、ペグ抜きは子どもの数だけあると◎。
テコの原理で小さい子にも簡単に抜けるところが楽しいみたいです。
(安田さんファミリー)
● いちばん大変な父と行動し、仕事をもらうと設営撤収が大変なことがわかります。11歳と13歳、大人同様に仕事します。
(キクチさん)
3.雨でも楽しく過ごすアイディア
■ カードゲームは防水素材を準備
カードゲームは家族で気軽に楽しめるゲームの代表格。
しかし雨の日は、タープの下でも地面やテーブルが濡れることがあるので、濡れに強いプラスチック製のカードを用意しておこう。
トランプだけでなく、子どもに人気の「UNO」にも、プラスチック製の防水仕様「UNO H2O」がある。
これなら濡れたり汚れたりしても、拭くだけでOKなので、雨を気にせず安心して遊べる。
■ キャンプ場で拾ったもので作る簡単クラフト
レインウエアを着て場内を歩けば、小石や木の実などが落ちている。
これを準備してきたフォトフレームなどに飾り付ければ、思い出に残るクラフト作品が完成。
接着には木工用ボンドが便利だが、乾くまでに時間がかかる。すぐに接着したい人は「グルーガン」がいい。
ただし電源が必要なので、AC電源サイトの利用と延長コードが必要だ。
また拾った石に絵を描くストーンペインティングは、小さな子どもでも楽しめるのでおすすめ。
■ 子どもと一緒にじっくりとおやつ作り
雨でも親子一緒に楽しめて、できあがりも楽しみなのが「おやつ作り」。
タープ下でじっくり作れば、雨でも退屈しないですむ。そればかりか、自分で作ったおやつを食べられるとなれば、子どもも大喜びだ。
おすすめはダッチオーブンで作る「あんパン」。
あんパンは買うものだと思っている子どもは、作れると知るだけで大興奮。
好きな食材をトッピングして作る「ピザ」などは、小さな子どもでも楽しめる。
4.心に残る焚き火体験ができるキャンプ場
■いろんな道具を使って火遊びができる「大多喜わんぱくキャンプ場@千葉県」
広めの「ゆったりオートサイト」や「ぷちグランピングサイト」などがある手作り感いっぱいのキャンプ場。
ここならではの楽しみは、子どもに人気の「火遊びゾーン」。
さまざまな薪割り道具で丸太を割ったり、ファイヤースターターで着火したり、いろいろな「火遊び」が楽しめる。
大多喜わんぱくキャンプ場
千葉県夷隅郡大多喜町平沢1281-6
https://www.wanpaku-camp.jp
■焚き火を楽しみながら食事をしよう「PICA富士西湖@山梨県」
カヌーや釣りなどのアクティビティが楽しめる西湖畔のキャンプ場では、オリジナルの焚き火料理食材を提供。
焚き火専用の長いフォークで厚切りベーコンを炙る「ファイヤーベーコン」、厚切りハムと粒マスタードで作る「焚火ホットサンド」などの料理が楽しめる。
PICA富士西湖
山梨県南都留郡富士河口湖町西湖2068-1
TEL.0555-30-4580
https://www.pica-resort.jp/saiko
■セット食材で焚き火料理にチャレンジできる「PICA八ヶ岳明野@山梨県」
南アルプスや八ヶ岳を望む、緑豊かな山間のキャンプ場。
ここで楽しみたいサービスは、焚き火で作るための食材セット「TAKIBI 食材」。
飯ごうで炊く「1日3組限定『かぞくでたき火ごはん』セット」や「焚火ステーキ」「焚込みごはん」など楽しいセットが選べる。
PICA八ヶ岳明野
山梨県北杜市明野町浅尾5260-5
TEL.0555-30-4580
https://www.pica-resort.jp/akeno
■地元のお米を飯ごうで炊いて味わおう「PICA表富士@静岡県」
富士山2合目に位置する森に囲まれたキャンプ場で体験してみたいのは、地元のお米「静岡コシヒカリ」3合を飯ごうを使って薪で炊く「THE焚き火めし『飯ごうご飯』」。
セット食材をオーダーして、普段のキャンプではなかなかチャレンジできない焚き火ご飯に挑戦だ。
PICA表富士
静岡県富士宮市粟倉2745
TEL.0555-30-4580
https://www.pica-resort.jp/omotefuji
■一から自分で火をおこしてみたいならコレ!「青川峡キャンピングパーク@三重県」
清流の青川に沿って、さまざまなスタイルのサイトやコテージが並ぶキャンプ場では、いろいろな体験セットを用意。
なかでも体験してみたいのが「初めての火おこしセット」だ。
麻ひも、ファイヤースターター、焚き火台、薪1束がセットになっているので気軽に挑戦できる。
青川峡キャンピングパーク
三重県いなべ市北勢町新町614
TEL.0594-72-8300
https://www.aogawa.jp