子どもと一緒に簡単に作れる!ファミリーキャンプで活躍するキャンプ飯集
子どもと一緒に作れる「ホットサンドメーカー料理」
ホットサンドメーカーは手首を返す動作が不慣れな小さな子でもキレイに食材の両面を焼けるので、初めて作る料理にもってこい! おまけに、みなくちレシピには「パリッ」「ふわっ」「トロ〜ン」を実現するヒントが満載です。
■ハッシュドポテトのピザ風
< 材料 >
ジャガイモ 2個(約300g)
とろけるスライスチーズ 1枚
ピザソース 適量
塩 少々
コショウ 少々
サラダ油 適量
パセリ 適量
作り方
1. ジャガイモは洗って、皮付きのまま千切りにする(α)。
2. ホットサンドメーカーにサラダ油を塗り、1の1/2量を敷き詰める。塩、コショウをふり、上にとろけるスライスチーズをのせ、ピザソースをかける(β)。
3. 上に残りの1をのせてフタを閉じ、両面を焼く。弱火で片面5分ほど。
4. ピザソースとパセリのみじん切りをかける。
■グリルサラダチキン
< 材料 >
鶏肉(むね肉) 1枚
(A)
塩 小さじ1/3
コショウ 少々
酒 大さじ1
薄力粉 適量
オリーブオイル 適量
好みの野菜 好きなだけ
作り方
1. 鶏肉の皮目にフォークで数カ所穴をあける(α)。
2. 調味料(A)を混ぜ合わせて1の鶏肉全体に絡め、しっかりとなじませたら、薄力粉を薄くまぶす(β)。
3. ホットサンドメーカーにオリーブオイルを薄く塗り、2を入れる。
4. フタをして皮目から弱めの中火で5分、ひっくり返して5分焼く(θ)。火を止めてもすぐには鶏肉を取り出さず、フタを閉めたまま粗熱を取る。
5. 鶏肉を切り分けて、野菜に添えてもりもり食べる。
ポイント
「安い鶏肉ほどおいしくできる魔法の料理」
鶏むね肉はヘルシーだけれどパサつきがちだ。ところがホットサンドメーカーに挟んで、低温でじっくり加熱するだけでサラダチキンみたいにしっとり! ポイントは水っぽい安い鶏肉を使うこと。そして小麦粉を軽くはたいておくと憧れの皮パリッを実現する。
穴をあける
皮パリッの秘密
■ふわふわホットケーキサンド
< 材料 >
ホットケーキミックス 150g
卵 1個
(A)
マヨネーズ 大さじ1
牛乳 大さじ3
炭酸水 大さじ3
サラダ油 適量
ホイップクリーム 適量
イチゴ 1個
キウイ 1個
モンキーバナナ 1本
作り方
1. ボウルに卵を割りほぐし、食材(A)を加えて混ぜ合わせる(α)。これにホットケーキミックスを2〜3回に分けて加えて生地を作る。
2. ホットサンドメーカーにサラダ油を薄く塗り、 1の半量を流し入れ(β)、フタをして両面を焼く。弱火で片面3〜5分。残りも同様に焼いて2枚の生地を作る。
3. 2が完全に冷めたらホイップクリームを塗り、切り分けたフルーツをのせたらさらにホイップクリームで隙間を埋める(θ)。もう一枚の生地で挟み、切り分ける。
ポイント
「炭酸とマヨネーズの力を侮るなかれ」
ふわふわホットケーキの秘密は、炭酸水とマヨネーズ。マヨネーズの酢と油脂が生地をやわらかいままにして、炭酸水の細かな気泡で生地を押し上げるのだ。挟む果物はなんでもいいが、親子で切り口をイメージしながら盛り付けよう。
メーカーがパンパンになる
子どもと一緒に作れる「焚き火ごはん」
■チーズハンバーグ&アスパラとキノコのソテー
< 材料 >
A (ハンバーグの材料)
合い挽き肉 400g
タマネギみじん切り 小さめ1個
生パン粉 大さじ5
卵 1個
ナツメグ 少々
塩 適量
コショウ 適量
以上、A
チェダーチーズ 2枚
ローズマリー 2枝
アスパラガス 4本
好みのキノコ 1パック
オリーブオイル 適量
< 作り方 >
1. Aを袋に入れてよく混ぜる 。生のタマネギを入れるとシャキシャキの食感に。
生パン粉の場合は牛乳はなくてOK。
2. 1を4等分して小判型に成形。よく熱した鉄板にオリーブオイルをひき、焼く。
脇でアスパラガスと好みのキノコを炒め、塩、コショウで味付けをする。
3.ハンバーグの表面を焼き固めたらアスパラガスとキノコを取り出す。
薪を散らして弱火にし、半分に切ったチェダーチーズとローズマリーを載せる。
UFタフグリル リッド(アルミホイルで代用してもOK)をかぶせて蒸し焼きにする。
■豆のトマト煮込み
< 材料 >
大豆の水煮 250g
タマネギ 1個
ケチャップ 適量
砂糖(はちみつでも可) 適量
ローリエ 2枚
塩 適量
コショウ 適量
オリーブオイル 適量
水 適量
< 作り方 >
1. 熱した鍋にオリーブオイルをひき、タマネギのみじん切りをしんなりするまで炒める。
2. 大豆の水煮を加えてサッと混ぜ合わせたら、砂糖とケチャップを加える。
ケチャップは鍋に沿って3周くらい。
3. 豆がひたひたになる程度に水を加え、ローリエを浮かべて煮込む。
塩、コショウで味を調えて完成。
■洋風炊き込みごはん
< 材料 >
米 3合
水 500㎖
固形ブイヨン 1個
ピーマン 1個
タマネギ 1/4個
ニンジン 1/3本
バター 大さじ2
塩 適量
コショウ 適量
イタリアンパセリ 1本
< 作り方 >
1. しっかり吸水させた米に、みじん切りのピーマンを入れる。
野菜の水分があるので水は少なめに。
2. 粗みじん切りにしたタマネギを入れる
3. 砕いた固形ブイヨン、みじん切りにしたニンジンとバターを載せ、火に掛ける。
沸騰したら薪を散らして弱火にし、約15分。
4. 炊き上がったら蒸らし、塩、コショウで味を調える。
イタリアンパセリを散らして完成。
■マッシュルームのクリームスープ
< 材料 >
マッシュルーム 2パック
タマネギ 1個
牛乳 300㎖
生クリーム 150㎖
固形ブイヨン 1個
バター 大さじ2
オリーブオイル 適量
塩 少々
コショウ 少々
イタリアンパセリ 少々
< 作り方 >
1. マッシュルームを細かく刻む。タマネギはみじん切り。
熱したダッチオーブンにオリーブオイルをひいてよく炒める。
2. 牛乳と固形ブイヨンを加えて煮込む。
3. 仕上げに生クリームとバターを落とし、塩、コショウで味を調えたらできあがり。
好みでイタリアンパセリを散らす。
子どもと一緒に作れる「朝ごはん」
キャンプの朝は次の予定やチェックアウトが気になって、時間に追われがち。
朝食もつい、あっさりとしたものになってしまうのではないでしょうか。
そこで、手間もかからずに贅沢感のある朝食を紹介します。
■ジャガイモのシェラカップオムレツ
フライパンでひっくり返すこともなく、シェラカップで簡単に作れるオムレツ。
ボリュームを出すためにジャガイモを刻んで入れてある。大きなシェラカップで作って、数人でシェアするのもいいだろう。
〈作り方〉
シェラカップを温め、少し多めのオリーブオイルを入れる。側面にもオイルを回らすのがポイント。
刻んだジャガイモ、カットした魚肉ソーセージを炒め、カップのサイズに合わせて溶いた卵を入れる。
火を弱めて、蓋をしてしばらく放置。蒸し焼き状態になって、カップの中心にも火が通ったら完成。
しっかりと食事できるスープ
味噌汁に入っているのはカット餅。
煮込む必要もなく、柔らかいお餅が食べられるので、キャンプの朝食にも使いやすい。
雑炊は白がゆを使っているが、深い味わいとなり、ぜいたくな食事となった。
〈作り方〉
レトルトの白がゆに雑炊の素を入れた。本来はご飯と水を混ぜるのだが、この方法であれば炊飯の必要がない。
缶詰の豆にトマトピューレーを入れ、水と塩胡椒で味を整える。これだけで食事できるスープが完成する。
■やきとりアボガドディップ
クラッカーとディップは相性がいいが、ディップを用意するのが面倒。
そこで、簡単に作れるディップを考えてみた。
市販されているトルティーヤ・チップス用のディップを利用している。
食事した時の満足度を高めるために焼き鳥の缶詰を混ぜている。抜群のコンビネーションだった。
■上トロ風アボガドスライス
アボカドは保存できる野菜!?としても万能。
カットしてオリーブオイルと塩をかけるだけでも美味しいが、わさび醤油で食べると、上トロのような味になるので、日本人にもピッタリ。
クラッカーと一緒に食べれば、しっかりとした食事になる。ただ、アボカドの熟すタイミングには注意を。
■カットフルーツは万能
キャンプの最終日であっても、新鮮なカットフルーツ。
食事のデザートを用意すれば食卓も充実する。
りんごやオレンジも保管ができるので、利用する予定がなくてもキャンプ用に常備しておくと便利。
リンゴをカットした時の変色を防ぐために、一般的に塩水に通す方法が知られているが、実は普通の水だけでも効果がある