ビタクラフトが作ったダッチオーブンが軽すぎる!上級キャンパーが大絶賛
ダッチオーブンといえば伝統的な鋳物や鉄板、もしくはメンテナンス性にすぐれたステンレスが一般的ではないだろうか。
しかし、ビタクラフトはステンレスでアルミを挟んだ5層クラッド材を採用したのだ。
どんなダッチオーブンなのかアウトドア上級者でカフェ店主のA-sukeさんに見てもらった!
A-sukeさん
東京・水道橋にあるアウトドアをコンセプトにしたカフェ『BASE CAMP』店主。
アウトドア全般に造詣が深いマルチプレーヤー。
なかでも、フライフィッシング、狩猟、山菜採りなど食にまつわる外遊びにめっぽう強い。
この軽さは正義!
ビタクラフト クックギア
ステンレスダッチオーブンW 8インチ
3万800円
よくあるステンレス製ダッチオーブンかと思いきや、ビタクラフトが作ったのは5層クラッド材。
中にアルミが入っているから軽くてムラなく加熱できる!
店でもキャンプでも多種多様なダッチオーブンを扱っているA-sukeさんが手にした第一声は
「ステンレスのソリッド材よりも圧倒的に軽い! この軽さは正義です」。
確かに同クラスの他社製ステンレスダッチオーブンに比べると1kgほど軽い。
小ぶりの8インチという点を加味しても軽い。深鍋だけならわずか1.2kgなのだ。
「この軽さだからこそ、片手で持てるツルがないのが残念です」(A-sukeさん)
「アルミが入っているため熱のムラはないし、沸騰後の蓄熱性もステンレス製と変わりませんでした。
改良点があるとするなら吊り下げられないことかな。
調理で必ずしも吊る必要はないけれど、キャンプでは片手で持って動かせるほうが便利だもの」
世代を越えて使える鍋
表面無加工だから一生もの
熱伝導率の高い純アルミとアルミ合金を、タフで蓄熱性にすぐれたステンレスで挟んだ5層のダッチオーブン。金属製ターナーを使っても傷が付かず世代を越えて使える鍋だ。
ムラなく熱が入る!2段調理もOK
全面多層なのでカチャトーラのような蒸し煮はお手の物。表面がステンレスなので酸にも強い。
試しに冷凍グラタン入れた浅鍋を深鍋に載せて加熱したらチーズがとろり♪
厚すぎず薄すぎない約3.5mm厚
深鍋の板厚は約3.5mm、浅鍋では約3mm。他社ステンレス製ダッチと重量比較したところ、1kgほど軽かった。
深鍋が1.2kgで蓋は1.4kg。鍋は軽くても重い蓋が密閉性を高めてくれるので無水調理ができるのだ。
出典/ガルビィ2024年10月号