
薪ストーブが調理にも使える!?機能性も優秀な便利なテクニックとは?
キャンプシーンに焚き火は欠かせない。しかし、ただ単に炎を眺めているだけでは、ちょっともったいないかも。
その炎を調理に使ってみてはどうだろうか。
そんな、炎を持て余している人の強い味方となるクッキング薪ストーブを紹介しよう!

Ozpig(オージーピッグ)
4万2900円
オーストラリアで生まれたOzpigは調理に特化した機能をたくさん搭載している。
オプションで調理の機能性を追加する事も可能。
折り畳めば本体に煙突と足が収納できるので、持ち運びも簡単だ。
調理用薪ストーブの使いやすさをチェック
調理用薪ストーブは一般的な焚き火台とはちょっと違った構造をしている。
まず、調理器具が簡単に利用できる事。
そして、煙に燻されることなく、ストレスフリーで炎の近くでの作業が簡単にできる事など。
一般的な焚火台では難しい、火加減調整を簡単にマスターできるのも、調理専用に開発された薪ストーブの特徴になる。

火加減の調整がしやすい
調理には火加減調整が大切。煙突にダンパーなどがついていると、空気の流れに変化をつけることができ、食材のある場所へ熱を流す効果を調整できるので火加減調整しやすい。

煙が目に入らない
煙突があることで、視線よりも上部へ煙が排出され、煙が目に入ってこない。
調理している人がストレスを感じることなく作業できる環境が整う点でも、煙突の効果は高いのだ。

保温機能のポカポカ
燃焼室の近くに棚がついているストーブでは、作った料理を保温しておくことができる。
寒い時期や大きな肉を焼いた時のダウンタイムが必要な時など、あると便利な機能。

調理器具を選ばない
直火の場合、使える鍋などが限定されてしまうが、プレートの上であれば家庭用の調理器具なども利用できる。炭で黒くなることがないので、普段使いのケトルなども利用できる。

調理しやすいカタチ
キャンプスタイルに合わせてテーブルの高さを合わせるように、調理用ストーブにもある程度の高さがあったほうが使いやすい。
上から料理を覗き込める形もポイントになる。

熱効率の良いスタイル
木材が燃えて、出てきた熱を効率よく溜め込むことができるのが調理用薪ストーブの特徴。
炉の温度が上がりやすいので、薪もきれいに燃えてくれるのが特徴ともいえる。
調理用の薪も準備しておこう

キャンプ場などで販売されている薪は針葉樹が多いので、火持ちがいい広葉樹の薪も用意しておこう。
火力アップのために硬い木を準備しておけば、調理の温度調整もしやすい。

焚き付け用に使うような小さな薪も準備しておくといい。
ちょっと火力をあげたい時など、すぐに燃えるサイズの薪で炎を調整できるので、焚き火調理のマイスターになれるかも。
出典/ガルビィ2024年10月号