
「何を買えば正解?」アイディアが画期的すぎる!キャンプを快適にするチェア&テーブル
快適なキャンプに欠かせないのが椅子やテーブルなどのファニチャー。
とくに2024年の最新作では、アイデアが光るギアが多く登場した。
そこで今回は編集部おすすめのチェア&テーブルを一挙紹介しよう!
使い心地を追求した新作チェア6選
今回厳選したチェアは6アイテム。
座り心地を重視したチェアも良し、コンパクト収納のスツールも良し。
自分のキャンプスタイルにあったものを選んで欲しい!
①大胆な発想から生まれた美しいチェア

muraco YK02 FOLDING CHAIR
4万6200円
ウェビングを格子状に縫い合わせた座面や肘掛けと連続させた背もたれなどアイデアの塊。
広げる時にカチッとはまる音も気持ちいい。
■サイズ:50×39×H71(座面高40)cm、収納サイズ:14×39×H62cm、重量:3kg

背もたれと肘掛けの流れに注目
フレームに1本のウェビングを通すことで背もたれと肘掛けを作り出している。
肘掛け側はウェビングが倒れ、手を置きやすいのがニクイ。

稼働部の動きがイイ
背もたれをおこすと小気味いい音を立ててロックする。
ロックの解除は少し外側に引っ張るのみ。簡単だ。

いい感じに腰を支える
幅広ウェビングの背もたれは心許なく思えるが、座ってみるとさにあらず。
腰のちょっと上を支えるだけで十分楽に座れる。
②ワイド座面なのにリビングで邪魔しない

チャムスバックウィズチェアハイ
1万6280円
定番チェアにハイチェアが仲間入り。脚を下におろせるので食事姿が美しい。
周囲の邪魔にならないよう脚フレームも立ち気味だ。
■サイズ:58×56×H83(座面高46)cm、重量:2.9kg

ハイテーブルにもマッチ
ハイチェアの楽さ・快適さに気づかされる一脚。
なんの気兼ねもせずに立ち上がれるし、座るときも怖くない。

単純だけどぐらつき・転倒なし
折りたたみ式は組み立て間違いでぐらつくことがないし、4本の脚がしっかり大地に踏ん張ってくれる。
ハンドル付きで持ち運びも楽。

ワイドで背もたれも高め
座面が58cmと広く、背もたれは肩甲骨あたりまで伸び、しっかり身体を支えてくれる。
安心感があるためか足先までリラックス!
③一歩地面に近くなったローチェア

チャムスバックウィズチェアロー
1万4080円
人気チェアの最新作はちょっぴり地面に近づいた座面高33cm。
ガタつきを抑える四つ足だけど、砂地でめり込みすぎないのも◎
■サイズ:58×60×H69(座面高33)cm、重量:2.8kg

旧モデルより7cm低い
グッと地面により低くなり、立ち上がるのにかけ声が必要。
ただし肘掛けがしっかりしているため、反動で立ちあがりやすいのでご安心を。

手に優しい木製肘掛け
肘掛けは木製で肌あたりよし。
座面とほぼ水平に長く伸びていて、手をかけて立ち上がるときも安心して体重をかけられる。

脚を投げ出してリラックス
地面にグッと近く、脚を投げ出して座るスタイル。
背もたれはそれほど倒れていないので、食事をするときも背をおこす必要はない。
④長時間座っても疲れにくい

①オンウェー スリムローチェア
1万9800円
収束式だけど座面はピシッとハリがありピカイチの座り心地。
火の粉で燃え広がりにくい帆布を採用していて焚き火との相性もいい。
■サイズ:52×58.5×H70(座面高38)cm、収納サイズ:20×20×H86cm、重量:3.4kg

肘掛けから脚への曲線がカッコいい
複数のフレームをつなげるのではなく、背中から脚まで1本のフレームで構成。
曲線で肘掛けを作り出しているのはさすが!

6号帆布だから焚き火にも◎
座面はピシッとハリがあり腰が沈み込みにくい。
厚手の帆布なので焚き火のそばでのんびり過ごすのにぴったりだ。

生地にハリがあって疲れにくい
座面高38cmでちょっと低め。背中側の座面が低く、自然に背もたれに身体を預けていられる。
ハリのある座面は腰痛持ちも安心だ。
⑤スツールとは思えない座り心地

➁ロゴスTradcanvas 回るんスツール
6930円
ワイドな座面で、ほんの少し座面後部が沈み込んでいて、そのおかげでチェアのような座り心地を実現している。
リラックス度の高いスツールだ。
■サイズ:49×43×H47cm、収納サイズ:11×12×H40cm、重量:2kg

ボトルとスマホを手元に置ける
座面の脇に、スマホやボトルを入れるのにちょうどいいポケット付き。
焚き火小物など作業に必要なものを収納するのにもよさそう。

オットマンとしても優秀
幅広座面なので手持ちのチェアに座って足を載せてもいい。
座面が回るので脚をおろすときにスツールを倒しにくいのも優秀。

座面のへこみが効く!
ちょっと腰をかけるだけのスツールと呼ぶのはもったいない座り心地。
背中側のフチが少し高く、尾てい骨を支えているのもイイ感じ。
⑥ハイスツールなのにコンパクト収納

③グランドトランクコンパス360 XT スツール
1万1000円
人気スツールにハイモデルが仲間入り。
薄く中綿が入った座面の下にはメッシュ棚があり、収納袋やタオルなどを置けるのも便利。
■サイズ:31.8×31.8×H50.8cm、収納サイズ12.7×12.7×H41.9cm、重量:720g

薄く中綿が入っていてハリがある
しっかりめの生地で中には薄く中綿が挟まれている。
座っているうちに生地がたるむという、この手のスツールにありがちなことは皆無。

座ったまま作業しやすいスイベル機構
調理や焚き火の準備など、作業がはかどるスイベル機構を搭載。
脚フレームを差し込む必要はなく、広げるだけでいいのもありがたい。

ハイスツールは姿勢がよくなる
背もたれがないスツールは脚を伸ばすとバランスを崩しやすい。
その点、ハイスツールは脚を下におろすので自然に背筋がのびたまま姿勢をキープできる。
2台買えば積み重ねもOKのテーブル

ニュートラルアウトドア ライトテーブルラック
1万6500円(1台)
サイズ:90×45×H37/42cm
収納サイズ:90×45cm
重量: 2.7kg
ちょい低い37cm
高さは2段階調節できる。
低い方はローチェアに座ったとき、指先が触れる高さ37cm(上写真)。
奥行きが狭くて幅が広いのでモノを置く台として使うのにもいい感じ。

チェアに座って作業しやすい41cm
わずか4cmだけど高くなることで圧倒的に作業が楽になる。
座って調理をするならこの高さがちょうどいい。

組み立てた状態でスタッキング
「ライトテーブルラック」をもう一台購入すればこんな使い方もOK。
1台のスペースでも小物を置ける面積は倍になる。
ココがこだわりポイント

ソロやデュオで使いやすい天板
スチールフレームだけど合板の天板を採用しているので2.7kgと思いのほか軽い。
奥行きは45cmだが幅は90cmもあるのでソロばかりかデュオで囲むのにも都合がいい。

2台重ねならキッチンテーブルに最高
2台重ねると高さが70cmほどになるので立ったまま調理するのにちょうどいい。
同社「バンブーキッチンカウンターⅡブラウン」と組み合わせてシステムキッチン化するのも手。

天板と脚は一体化
天板裏にはスチール製のフレーム脚が取り付けられていて難しい組み立ては不要。
開いて、フレームをジョイントパーツに差し込むだけでよく準備も片付けもあっという間に完了だ。

2台購入すればアレンジ広がる
2台重ねるほか、椅子を囲むように配置すれば効率よく作業できる。
ファミキャンにも対応する大きなテーブルになるなどアレンジしがいあり!

天板のへこみがポイント!
天板には4カ所にへこみがある。ここに別売の「ライトテーブルラック」の脚を載せれば安定するというわけ。上に載せるのはローテーブルとハイテーブル、どちらにも対応する。

脚を止める位置は2カ所
脚フレームを差し込む位置がふたつで、内側にセットすればローテーブルになる。
天板がずれないようにしているためだろう、差し込む際には少し力が必要だ。
キャンプスタイルによって形が変わるテーブル

オンウェー Xテーブル
3万2780円
サイズ:65〜90.5×45.5×H40.5cm
収納サイズ:62×16×H49cm
重量:5.3kg
一番コンパクトな状態が上の写真。
ソロキャンプで扱いやすい大きさで、リビングの主役にするならこの形!

天板が1.5倍に拡張!
下に取り付けていた棚板を挟めば天板の幅が1.5倍に拡張する。
デュオキャンプのメインや、ソロのキッチンテーブルにちょうどいい。

他社コンロを取り付けOK
中央に棚板を置かず、他社コンロを載せるという手もある。
バーナーがずれ落ちることもなく、鍋料理をするなら断然使いやすい。
ココがこだわりポイント

耐荷重は10kg! 耐熱性もある
フレームも天板もアルマイト加工を施したアルミ製。
軽いうえ耐熱性もあるのでバーナーや熱い鍋を置いても問題なし。
このラフさがキャンプにぴったり。

棚が滑り落ちない切り欠き
棚板をよく見ると、半円状の切り欠きがある。
これがメッシュを通している棒にうまくかみあい、天板がずれ落ちることなくしっかり止まるのだ。
単純だけど効果は絶大。

スライドして拡張
天板裏のパッチン錠を外し、天板を外側にスライド。
動きが滑らかだし、嫌なこすれ音もない。
天板は一方向にしか動かず、両方向に動かせないのがちょっと残念。

天板裏のパッチン錠でロック
レール付きでスライドする天板だが、裏にパッチン錠がありロックできる。
天板2枚で使用する際、ちょっと持ち上げたときに真ん中から折れることがなく安全。

棚板を取ってもメッシュがある
よくある拡張テーブルでは棚板を天板にするとなにも載せられなくなるが、「Xテーブル」は棚板を天板にしてもメッシュ棚が残る。
重いモノは無理だが、それでもこの配慮はうれしい。

構成はとってもシンプル
メッシュ棚付きのフレーム、レール付きの天板、棚板という構成。
天板はフレームに載せるだけでカチッとはめ込まれるフック型ロックで、手間なく確実に取り付けられる。