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上級キャンパーに聞いてみた!冬キャンプの寒さ対策どうしてる?
冬キャンプで温かく過ごすためのさまざまな暖房器具。
そこで今回は、キャンプブロガーのサリーさんに愛用の暖房器具を教えてもらった。
※ストーブやファンヒーターはテント内などでは使わないようにしましょう。どんな場所でも常に換気には注意をお忘れなく。
サリーさん
ほぼ毎週キャンプに出かけるママキャンパー。ワークマン社外取締役。
YouTube、ブログでキャンプ情報を発信。キャンプウェアやギアの製品開発も行う。
https://chottocamp.com
冬キャンプの新たな味方
キーンと空気が冷え、星が良く見える冬キャンプ。
冬ならではの楽しさがありますが、暖かく過ごすためには暖房器具が必須。
我が家では今まで石油ストーブで暖を取ってきました。
石油ストーブは調理や温めができる魅力があります。
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でも、最近はキャンプ用の石油ファンヒーターを愛用しています。
コロナの2023年モデルのキャンプ用石油ファンヒーターです。
石油ストーブが灯油のみで動くことに比べ、石油ファンヒーターは灯油と電気が必要です。
電源付きサイトや、ポータブル電源で電力を得ます。
キャンプ用に開発された商品は、ポータブル電源でも動くほど省電力なモデルが発売されています。
電源スイッチを押して約5分で熱風が出るため、個人的にはストーブよりも暖かくなるのが早いと感じます。
火傷のリスクもストーブより少ないため、小さいお子さんがいる場合でも安心です。
ただし持ち運びが少し面倒で、タンクとファンヒーター内部の灯油をすべて空にしないと、移動中に灯油が漏れてしまう可能性があります。
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とはいえコンパクトなサイズ感で、暖かさもしっかり、安全性も高いことを考えると、冬キャンプの新たな味方です。
今まで石油ストーブを持っていた方も、氷点下キャンプにはファンヒーターとのW使いで暖かさもバッチリ。ぜひお試しを!
出典/ガルビィ2025年1月号