
新発表!ワークマンのWorkman Colors発表会レポートを紹介!
Workman Colors(ワークマンカラーズ)発表会に取材訪問!

「Workman Colors(ワークマンカラーズ)」の発表会に取材してきたレポートをお届けする。Workman Colorsは、「ワークマン女子」の改名新業態だ。全国のワークマン女子は順次Workman Colorsとなり、今後の出店は地方出店・男性向け・ロードサイドを重視して展開していく模様。
模様、という少々あいまいな表現にしているのは理由がある。
ワークマンの現在のスタンスは、「トレンドをいち早く取り入れ、時代の変化に柔軟に対応した戦略を取っていく」という形である。2025年現在の経営戦略の基幹がWorkman Colorsとしても、そこが終着点ではなく今後いくらでも時代に合わせて変化し続けるのだ。既存の枠組みにとらわれない柔軟さ、そこが強みとなっている。
Workman Colorsの1号店は2025年2月20日から始動し、11月末までに新店舗40店・改装店13店というハイペースで出店していく予定だ。先に触れたように「地方出店」が強化課題になっているため、今は近くにワークマン系列店舗がない!とお嘆きの方も首を長くして待っていてほしい。
男性向けアパレル商品を強化!

ワークマン女子にも男性向け商品の取り扱いはあったのだが、そもそも店舗に男性が入りにくい空気ができてしまっていたようだ。ワークマン女子ではお客さんの女性比率が8割と高くなっていたが、Workman Colorsでは男性向けアイテムを増やして男女比率を1:1にすることが目標として掲げられている。
作業着でもなくアウトドア着でもない、街向けなデザインの男性向けアパレル商品が増える。どういった商品があるのかは、別記事で紹介するのでしばしお待ちいただきたい。
ワークマン女子で浸透した女性向け商品もないがしろにされることはなく、展示会でも多くの新商品が展示されていた。キッズ向け商品も今後拡充するようなので、家族で利用できる店になることが考えられる。
従来の店舗との違い

展示会を見て感じた従来との大きな違いは、先述のようなアウトドア向けではないデザインの服が大幅に増えるということだ。アウトドア専門メディアとしては一抹の寂しさを憶えるが、アウトドア関連商品の取り扱いが消えて無くなるということではないので、安心してほしい。また、街着に見えてもアウトドア用品のようなスペックをもった商品も登場する。
UVカット・接触冷感ウェア・防寒ウェアなどアウトドアで培ったノウハウが、街着にも適用される。ワークマンなので高コスパ。なんとも楽しみな話ではないだろうか?どういった商品があるのか、具体的には別記事で紹介する。
職人向けアイテムの強化
ワークマン女子では仲間はずれ気分になっていた、従来のワークマンユーザーの方へ朗報がある。ワークマン・ワークマンプラスで取り扱う職人向けアイテムにも、大幅なテコ入れが入ることが決定している。

注力ぶりが顕著に分かるのが、LDHとのコラボ企画・新ブランド「ZERO-STAGE(ゼロステージ)」の登場だ。EXILEのTAKAHIROさんにモデルと監修を依頼し、スタイリッシュさと機能性を兼ね備えた商品展開を予定している。カッコいい作業着が増える!と思っていただいて構わないだろう。詳細は随時、本サイトでも紹介したい。
ワークマンやWorkman Plusで取り扱っている暑さ対策アイテムなどは、キャンプでも使っている人が多いだろう。もちろん筆者もその一人である。ZERO-STAGEのアイテムもキャンプ場で見る日はそう遠くないと思われる。
キャンプ用品についてのWorkman Colorsは未知数
ワークマンオリジナルの高コスパキャンプ用品には、お世話になっている方も多いだろう。Workman Colorsではアパレルに注力する方針が明確にあり、今後のキャンプ用品カテゴリの展開は未知数だが、急に取り扱いがゼロになるということは考えにくい。
アウトドア用品には「安かろう悪かろう」という固定概念が存在する。安いものには理由があり、長く使える良いものは値が張る、というものだ。それは確かに間違いではないが、ワークマンにはその固定概念をひっくり返せるだけのパワーがある。
特にキャンプ入門者がキャンプ用品を揃える際、ワークマンのような高コスパブランドはありがたい存在だ。キャンプブームが終わったからと止めることなく、オリジナルの良いものを少しずつでも作り続けてほしいと願う。
まとめ・店舗ができたら要チェック!
Workman Colorsの新店舗は、首都圏では3月7日(金)コレットマーレ桜木町でのオープンが決まっている。お近くの方はワークマンがどういう進化を目指しているのか、一見の価値があるだろう。ぜひ一度足を運ばれてみてはいかがだろうか。