
上級キャンパーが毎回キャンプに持っていく!優秀すぎる1軍キャンプギアを厳選紹介!
2月のガルビィプラスでよく読まれた人気記事をピックアップ!
今回は上級キャンパーが選んだ優秀なキャンプギアを紹介!
上級キャンパーが毎回キャンプに持っていく!優秀すぎる1軍キャンプギア3選

あなたの1軍キャンプギアは何ですか?
キャンパーにはキャンプに行く時に毎回必ず持っていく、「1軍キャンプギア」という存在があるはずだ。今回はキャンプ沼を何周も徘徊し未だ抜ける気配がない筆者・みーこパパの使っている1軍キャンプギアの中から、よりすぐった3点のキャンプギアを紹介しよう。
①Sea To Summit キャンププラスS.I.マット

まずは寝る時に地面に敷くマット。Sea To SummitのキャンププラスS.I.マットを紹介したい。
使用時のサイズは全長183×幅64×厚さ7.5cmと1人用マットとして申し分なく、7.5cmの厚みは地面の凸凹を十分に吸収してくれる。マットの断熱性を表すR値は4.3と高く、真冬でも底冷えを感じたことはない。

このキャンププラスS.I.マットで最も気に入っている点は、収納サイズ。20.4×34cmと、一般的なオートキャンプ向けマットの約半分。
もっとコンパクトかつ断熱性が高いマットもあるが、販売価格はコンパクトなものほど高くなるのが世の常であり、手が出しにくくなる。このマットも決して激安ではないが、性能と価格のバランスが絶妙なのである。
夏でも冬でも通年使えるマットであり、車を使うオートキャンパーには無条件でおすすめできる商品だ。
➁SOTO レギュレーターストーブ Range(レンジ) ST-340

続いては調理に使う、ガスコンロの紹介。新富士バーナー・SOTOのレギュレーターストーブ Range(レンジ) ST-340。
同社のベストセラーモデルであるST-310の後継商品であり、ほぼ同じ外観と重量でありながらST-310よりも高火力。炎が中心に集まりやすい点や、ゴトクが熱くなりやすい点を改良したガスバーナーになっている。
もともとST-310が高い完成度を誇っていたこともあり、このST-340はさらに優れたガスバーナーである。

SOTO独自開発のマイクロレギュレーターを搭載し、カセットガスを使うバーナーとしては低温に対してかなり強い。パワーガスを使えば、気温0℃前後でも普通に使えてしまう。一般的なガスバーナーであれば、ガスボンベを手で温めなければ火力が低下し使い物にならないことがほとんどだ。
カセットガスボンベはコンビニでも手に入るほど入手性が良いため、旅先でも燃料の補充が容易なことも大きなメリット。本体サイズも小さく、毎回キャンプに持ち出しても苦にならない最高のガスバーナーである。
③Helinox タクティカルチェア

最後に紹介するのは、折りたたみチェア。Helinox(ヘリノックス)のタクティカルチェアだ。同社のベストセラー商品・チェアワンと同じ形で、座面のデザインが異なる。
金属ポールで座面を吊るハンモックのような形のチェアで、多くの模倣品が存在する。これらとは一見すると同じようでいても、本物にしかない魅力が確実に存在する。筆者はこのチェアを4年以上使っているが、耐久性が高く全く壊れる気配がない。

Helinox タクティカルチェアで最も優れているのは、携帯性が高い点であると断言する。収納サイズは約37×12×10cmと、2Lペットボトル程度の体積になる。重さは片手で持てる1020g。
それまでのキャンプ用チェアは収束型と呼ばれるものが主流で、折りたたんでも大きく重かった。Helinoxは収納サイズと重量を3分の1ほどに抑えつつ、座り心地も犠牲にしないという偉業を成し遂げたのである。

目的地に着いて、テントより先にこのチェアをセットし休憩。撤収時は一番最後まで残り、休憩場所となる。もはやキャンプに欠かせない相棒になっている。
まとめ:定番商品は1軍を張れる
今回はマット、コンロ、チェアの中では定番商品と言えるものばかりだが、それぞれが定番になるだけの理由はあるのだ。筆者が好むものはコンパクトで使いやすいという部分が共通しており、人によって何を好むか少しずつ変わってくるのも面白いところ。
キャンプブームのピークを過ぎて欲しいものが手に入りやすくなった今、あらためて1軍の再編成をしてみるのも楽しいのではないだろうか。
➁キャンプ上級者が厳選!キャンプで大活躍する優秀すぎるギア3選

日常から離れて心をリセットしてくれるキャンプだが、キャンプブームの到来からたくさんのキャンプギアが増えたように思える。
キャンプの時に必ず持って行くキャンプギア。たくさんのギアの中でも、特に愛用しているアイテムがある。
目新しいアイテムではないが、これは絶対に持って行く!相棒のようなアイテムを3つ紹介!
①オイルランタン デイツ78

使ってよかったおすすめのキャンプギア1つ目はオイルランタンだ。キャンプの夜に欠かせないギアといって思い浮かぶのはランタンだろう。
ランタンといってもたくさんの種類がある。
オイルランタン | 燃料は灯油やパラフィンオイル 炎のゆらめきが美しい |
ガスランタン | ガスカートリッジを使用 明るさが強力 |
ガソリンランタン | ホワイトガソリンを燃料として使用 圧倒的な明るさと燃焼時間が長い |
LEDランタン | 電池や充電式のランタン 安全性が高い |
ソーラーランタン | 太陽光で充電できるランタン 天候に左右されるのが難点 |
キャンドルランタン | ろうそくの小さな灯りで癒されるランタン |
この中でもオイルランタンがお気に入りである。デイツ78はアメリカの伝統的なランタンブランド。なんと言ってもレトロなデザイン、黒と金の配色がかっこいい!このランタンがあるだけで、サイトが一気にオシャレになるので気に入っている。
オイルランタンの魅力の1つに揺らぎ効果がある。ゆらゆらと炎がゆらめくことで、リラックス効果が得られるというものだ。オイルランタンのゆらめく炎を眺めながら、ゆったりと時間をつぶす。こんなにぜいたくで最高の時間はないだろう。
こんなにオイルランタンを推しているが、LEDランタンも愛用している。あたりが暗くなってからのトイレタイムや食器を洗いに行くといった場合、足元や手元を照らしてくれるのはLEDランタン一択だ!
シーンで使い分けることがたいせつなランタンだが、ほっとひと息リラックス効果にオイルランタンは外せないだろう。
➁Mozambiqueモザンビーク キャンプマット

次に紹介するおすすめキャンプギアはモザンビークのキャンプマットだ。
モザンビークのアルミナフォームは片面にアルミ加工されたキャンプマットのこと。夏でも冬でも何年でも使える耐久性!といわれるくらい丈夫で軽いのが特徴である。
冬にアルミの面を上にして寝転がってみるとほんのりじわ〜んと暖かく感じる。触ってみるととてもしっかりとした固さがあり、へこたれない強い意志を感じる心強いアイテムだ!
地面がボコボコしているサイトにあたった時も、このキャンプマットがあればボコボコを忘れさせてくれる。
実はキャンプだけではなく家でも愛用していたので紹介しよう。以前、寝具を寝袋にすれば布団をたたまなくてすむのでは?という考えがふと頭をよぎり挑戦したことがある。
「北国の冬に、毎日寝袋で寝てみようチャレンジ!」をスタートした。その時に活躍したのはこのキャンプマットで、寝袋の下で暖かさを保ってくれていたのだ!まさに縁の下の力持ち!
このようにキャンプでも家でも大活躍している、モザンビークのキャンプマット。キャンプには欠かさず持っていく相棒の1つである。
③マルチグリドル

最後に紹介するおすすめのキャンプギアはマルチグリドルだ。
マルチグリドルはキャンパーの間で大人気商品となったので持っている人は多いだろう。
1番の魅力はやはり、焦げ付かないことである。焦げ付かないイコールあと片付けが楽!ということにつながる。キャンプの時の洗い物はできるだけ少なく、簡単にが理想。マルチグリドルはこびりつかないため、するすると汚れが落ちてあっというまにきれいになる。
ここでちょっとしたオススメのこわざを紹介!
マルチグリドルを使ったあと、ウェットティッシュで全体を拭けばほとんどの汚れは取れてしまう。ここまできれいにしておけば、あとは軽く全体を洗うだけになるのでとても楽な方法だ。
焼く、煮る、揚げ物までできる万能な調理器具マルチグリドル。さまざまなキャンプ飯が作れて1つ持っていると便利なアイテムだと実感している。
キャンプだけで使うのはもったいないと、自宅でも愛用しているキャンパーは多いだろう。
いかがでしたか?今回はキャンプで愛用しているおすすめのキャンプギア3選を紹介!
- キャンプサイトをオシャレに演出してくれて、揺らぐ灯りに癒やされるオイルランタンデイツ78
- 軽くて丈夫、保温性があるモザンビークのキャンプマット
- お手入れが簡単でさまざまなキャンプ飯が作れるのマルチグリドル
これらのおすすめギアは私がキャンプに必ず連れて行く相棒である。
③上級キャンパーが厳選!ソロキャンプにおすすめのバーナー3選

ソロキャンプで手軽に美味しい食事を楽しみたいなら、バーナーは必須アイテムですよね。しかし、種類が豊富すぎてどれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、キャンプ歴9年の私が実際に使用して良かったバーナーを3つ厳選してご紹介します。
ソロキャンプにおすすめのバーナー
ソロキャンプで調理をするときに役立つバーナーですが目的によって使い方もさまざま。そこで今まで使ったバーナーの中からおすすめの商品を紹介します。
【SOTO】レギュレーターストーブ Range(レンジ) ST-340

キャンプ好きの方であれば一度は見たことがあるSOTOのガスバーナー。私が愛用している『Range ST-340』は、コンパクトに収納でき、火力も抜群なガスバーナーです。

最大の魅力はこのコンパクトさと火力!
五徳となる脚を折りたたむと手のひらサイズまでコンパクトになります。さらに3.3kW(2,800kcal/h)とキャンプで使うには十分な火力を備えています。
また、マイクロレギュレーターを搭載しているため、低温環境下でも火力が安定するのも魅力です。
唯一の欠点は、風の影響を受けること。オプションパーツの風防を取り付けるなどの対策は必要だと思いますが、デザインもかっこいいのでキャンプでガスバーナーを検討している方には一番おすすめのアイテムです。
【Trangia】アルコールバーナー

アルコールバーナーの王道商品Trangia(トランギア)の『アルコールバーナー』は、タンク(容器)に燃料であるアルコールを入れて火をつけるだけのシンプルな商品です。
キャンプの醍醐味である「手間や時間」を楽しみながら調理することが出来ます。
『アルコールバーナー』の最大の魅力は、そのシンプルさゆえの壊れにくさと、メンテナンスの容易さです。軽くてコンパクトなのに壊れにくく、メンテナンスの手間がないため管理がとても簡単!
寒くても火がつくので寒い季節や荷物を減らしたい時に重宝するバーナーです。

『アルコールバーナー』の欠点は、火力調整が難しいこと。 燃料用のアルコールは一度火をつけると燃料の追加が出来ないので、分量を注意する必要があります。目安の量を覚えるまでは大変ですが、慣れれば手放せないアイテムです。
【イワタニ】タフまるJr.

ソロキャンプだけでなく、ファミリーキャンプでも人気の高いイワタニの『タフまるJr.』。
最大の特徴は風に強いこと。『タフまるJr.』にはダブル風防ユニットが搭載されているので、強風下でも安定した炎をキープできます。 風で火が消える心配がないため安心して調理に集中できます。
また、耐荷重は10kgとダッチオーブンを使った本格的な料理も楽しめます。 ローストチキンや煮込み料理などキャンプ料理のレパートリーが広がりますよ。
さまざまな料理に対応できるのでソロキャンプだけでなく、ファミリーキャンプでも活躍するガスバーナーです。今回紹介した3つのバーナーの中では一番安定感があるので、はじめてガスバーナーを買う方におすすめです。

優秀な『タフまるJr.』ですが、他のバーナーと比較すると場所を取るので徒歩やバイクキャンプには向いていません。ガスコンロの中ではコンパクトな商品ですが、車の積載量を考えて選ぶようにしましょう。
使い方に合わせたバーナーを選ぼう
今回はガス、アルコール、ガスコンロの3つのバーナーを紹介しました。
私は使う目的により使い分けています。ソロキャンプをする時は「SOTOのレギュレーターストーブ」を、調理が多い場合は「イワタニのタフまるJr.」を、寒い場所や徒歩キャンプでは「トランギアのアルコールバーナー」を使うなど、使い方を決めてから購入することをおすすめします。
ぜひこの記事を参考に、自分にぴったりのバーナーを見つけてソロキャンプを楽しんでください!