学ぶ! 楽しむ! 子どもと安全に焚き火をする4つのポイント
Point 01 焚き火ならではの体験をしよう!
気温が下がって涼しくなる秋は、焚き火にうってつけのシーズン。でもせっかく焚き火をするのだから、暖を取るだけでなく、子どもと一緒にもっと楽しんでみたい。そこで紹介したいのがステージ別の楽しみ方。まずはファイヤースターターを使って天然素材だけで「火おこし」。上手に火がおきたら炎で「焼きマシュマロ」。そして炎が落ち着いてきて熾き火になったら「焼きイモ」を楽しむ。これで思う存分、焚き火が楽しめるはずだ。
火おこし麻ヒモをほぐしたものと、松ぼっくりやスギの葉などを着火剤に使って、ファイヤースターターで火おこし。難しいからおもしろい!
焼きマシュマロ炎が安定したら、串に刺したマシュマロを焼いてみよう。マシュマロは遠いと焼き色が付かず、近いと焦げてしまうので慎重に。
焼きイモ薪が熾き火になったら、アルミホイルで包んだサツマイモを突っ込んで焼きイモに。サツマイモは弱火でじっくり焼くと甘くなる。
Point 02 コットンブランケットが便利!
焚き火を楽しんでいるときは、飛んでくる火の粉に要注意。化繊のウエアは火の粉に触れると簡単に穴が空いてしまう。しかしコットン製のブランケットをかけていれば、火の粉からお気に入りのウエアを守ってくれる。コットンは火に強い素材なので、火の粉が少々触れたぐらいでは焦げたりしないので安心だ。ブランケットの用意が難しいようなら、コットン製のズボンやジャケットを着ていれば、穴が空く心配はない。
Point 03 焚き火の足元にはLEDランタンを!
夜の焚き火では、炎がとても明るいので足元は暗くなりがち。そんなときに、足元にある薪などに気が付かず、子どもがつまずいて焚き火の上に転んでしまったら大変だ。そんなことにならないよう、焚き火のそば、とくに薪などが置いてあるところにはLEDランタンを置いて、足元がよく見えるようにしておこう。お酒を飲んでほろ酔いになっているお父さんの安全のためにも、ぜひ準備しておこう。
Point 04 サイトに落ちた枯れ葉に注意!
サイトに落ち葉の多くなる秋は、焚き火をするときにも注意が必要。乾燥した落ち葉に火の粉が飛んだり、薪が焼け落ちて枯れ葉に火が付いたりしたら、大変なことになる。サイトに枯れ葉がたくさんあるときは、周辺の落ち葉をきちんとどかし、焚き火シートを敷くなどして、枯れ葉に火が燃え移らないように注意しよう。また陣幕などの風防で焚き火を囲んで、火の粉が飛ばないようにするのもひとつの方法だ。
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出典/GARVY2020年10月号