
上級キャンパーがおすすめ!100均アイテムだけを使った焚き火を紹介!
キャンプの醍醐味といえばやっぱり焚き火。炎が揺らめく姿をぼーっと見つめていると、あっという間に時間が過ぎていってしまう。
家のガスコンロと違って火起こしにも手間がかかるが、この「手間がかかる」というのも楽しいポイントになるのがキャンプの不思議な魅力。
そこで今回の記事では、100均アイテムを使った「手間がかかる」焚き火の楽しみ方を紹介したい。時間と労力はかかるが、ぜひキャンプでしかできない無駄な時間を楽しんでほしい。
100均アイテムだけを使った火起こし!

用意する100均アイテムはこれ!
着火剤やガスバーナーなんて便利な道具は使わない。麻ひもを火種にして、ファイヤースターターとマッチで着火する。順を追ってやり方を紹介していこう。
麻ひもをほぐす

麻ひもはほぐすと非常に着火しやすくなり、最高の火種になってくれる。
まずは10cm~20cmの長さに麻ひもをカットして、両手でねじりながらほどいていく。1本にまとまっていた麻ひもを、細い3本の麻ひもに分けることができる。

次はこの細い3本を同じようにねじってほぐしていく。絡まっている部分がある場合は、引っ張ってちぎってしまって問題ない。
全てほどけたら、ふんわり丸めて完成だ。ほぐした麻ひもはあっという間に燃えて無くなってしまうため、多めに作っておくとこの後の火起こしがラクになる。
気づくと20~30分経ってしまうのが、この麻ひもをほぐす作業。不思議なことに、やっているとだんだん楽しくなってくる。
ファイヤースターターで着火する

麻ひもにはファイヤースターターで火を点ける。
ファイヤースターターとは、ロッドと呼ばれる金属の棒と、ストライカーと呼ばれるロッドを擦る板の2つで構成されている。
まずはロッドをストライカーで削ってロッドの粉を麻ひもに振りかけることで、引火しやすい状態を作る。
次にロッドとストライカーを勢いよく擦り、火花を散らせる。この火花で麻ひもを着火させる。
ファイヤースターターで着火できなかったらマッチを使おう

使い方は至ってシンプルなファイヤースターターだが、初めて使うと着火させるのがものすごく難しい。最初は筆者も5分以上ファイヤースターターと格闘しても火が点かなかった。
キャンプは楽しむことが大切。どれだけ頑張ってもファイヤースターターで着火できず疲れてきたら、潔くマッチを使うのも一手だ。
着火できたら火を育てていく

着火剤とは異なり、麻ひもの火種はすぐに燃え尽きてしまう。火が着いたら急いで火を育てていこう。
小さくて細い薪から少しずつくべていき、徐々に火を大きくしていく。時間をかけて作った火種だからこそ、火が大きくなってきた時には感動すら覚える。
フェザースティックを作っておいたり、キャンプ場に落ちている小枝を拾い集めて使うのもおすすめだ。いつの間にか手間をかけるのが楽しくて仕方なくなっているはず。
100均火起こしグッズは100均の入れ物にしまっておこう

火起こしで使った麻ひも、ファイヤースターター、マッチの3点セットは100均の入れ物にまとめてしまっておこう。
プラスチック容器だとチープな印象が拭えないため、筆者は缶の入れ物を使っている。
焚き火グローブや空気ポンプも100均で手に入る!

火起こしグッズだけでなく、難燃性の焚き火グローブや空気を送り込むポンプも100均で購入することができる。
アウトドア用品店で販売されている商品はどれも品質は素晴らしいが、その分どうしても値段が高くなってしまう。汚れやすいものや消耗品は、100均で安く手に入れて定期的に交換するのもおすすめだ。
まとめ
今回の記事では、100均アイテムを活用した焚き火の楽しみ方を紹介した。工夫次第で様々な遊び方ができるのがキャンプの魅力の1つだ。
100均に行った際には、ぜひ「これってキャンプで使えるかも?」という視点でアイテムをチェックしてみてほしい。