12月25日に第6話公開! 話題のYouuTubeドラマ「おやじキャンプ飯」ってなに?
10月、突然現れたYouTubeチャンネル「おやじキャンプ飯」。10月末に第1話が公開されると、リアルなキャンプ描写と近藤芳正さんが演じる主人公・坂本明夫が作るおいしそうなキャンプ料理があっという間に話題となった。現在登録チャンネル者数は6万人を超え、第5話まで公開されている動画の総視聴回数は175万回。どんなドラマなのかを紹介しよう。
世間と距離をおく主人公とさまざまな人との交流
物語は、とある事情からキャンプ場で長期のテント生活をはじめた坂本明夫を主人公に、彼の元に訪れる人々との交流をベースに進む。
第1話は、明夫の元に焚き火の火が点かずに困っていた初心者の親娘キャンパーが訪れる。無愛想ながらも優しく面倒をみる昭夫と、後半につくる焚き火チャーハンが見どころ。
キャンプでのモーニングルーティンからはじまる第2話。これが妙にリアル(笑)。この日は隣でスはピーカーで音楽をかけてBBQを騒ぐ若者グループが登場する、キャンプ“あるある”な展開に。それを横目に明夫が焚き火を駆使して中華鍋で回鍋肉を作ると……。
第3話は雨の1日。雨よけのタープを張り、火をおこして暖をとる明夫の元にひとりの少年が訪れる。焼き鳥や卵スープを振る舞い、天体望遠鏡を覗く少年と静かな夜を過ごす。
第4話は日雇い仕事の同僚・相楽涼成との物語。「住む場所がない」という涼成は、明夫と釣りをしてキャンプサイトを訪れる。何やら過去にワケありな涼成と、それに薄々気付きながらキャンプで普段と変わらぬ時間を過ごす明夫。2人の間には穏やかな空気が流れる。
中国からきた二胡奏者・劉文琴が登場する第5話。コンサート会場まで送った明夫がキャンプ場に戻ると、サイトはイノシシに荒らされていた……。気を取り直して手作り餃子をつくっていると、文琴が昼間のお礼に訪れる。彼女の演奏を聴き、明夫は宇宙飛行士である娘について思いを巡らせる。
キャンプの空気が感じられるドラマ
シリーズを通して印象的なのが、無愛想ながらも訪問者に料理を振る舞い、それを食べる姿をうれしそうに見つめる明夫の表情。“訪れた人の世話をやく”というキャンパーの性を表現している。ストーリーのほかにもキャンプに流れるゆるやかな空気を切り取った演出や、登場するキャンプギア、衣装にもこだわりが感じられる「おやじキャンプ飯」。今もっとも“キャンプ”を感じられるドラマといっていいだろう。
12月25日には第6話が公開予定。キャンプ好きにぜひおすすめしたいドラマだ。
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