キャンプ道中に星野リゾート「界」のかき氷。48時間以上かけて作る「純氷」使用
かき氷ブームが起きて久しいが、氷、シロップ、器……そのどれもにこだわり抜いたスペシャルなかき氷が、星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」にお目見えする。キャンプの道中にぜひ、立ち寄ってみたいものだ。
「界」各施設で、この夏、宿泊者だけにふるまわれるのが、氷専門店が不純物を取り除いた水を攪拌しながら、48時間以上かけてゆっくりと凍らせた純度の高い氷「純氷(じゅんぴょう)」を使用したかき氷。純氷は冷凍庫や製氷機でできた氷と異なり、透明度が高く、溶けにくいことが特徴。また雑味がないためお酒にいれる氷やかき氷などにすると、本来の味を妨げずに味わうことができる。
界が提供するのは、純氷で作る贅沢なかき氷に、施設ごとに異なるシロップやトッピングを添えたご当地かき氷だ。
厳しい衛生管理の元、「純氷」を製造している氷専門店である株式会社飯倉商会の代表取締役・町田和之氏によれば、このかき氷は「純氷ならではの、口の中でフワッと溶けていく食感、素材の持つ本来の味わいを邪魔しない優しい冷たさ」が自慢とのこと。
また日本の純氷は「世界に誇る高品質」だという。なお飯倉商会の作る純氷は、界 箱根、界 仙石原のかき氷に使われている。
「界」では2017年より毎年、ご当地ならではのソースやトッピングを使用したかき氷を提供してきた。今年はコロナ渦により昨年から飲食店やイベントで使用する業務用の氷の消費が減っていることを受け、氷専門店を応援したい思いからこの企画が生まれたようだ。
気になるフレーバーは、栃木県の名産であるかんぴょうのシロップ煮と栃木・那須町「森林ノ牧場」で育つ「ジャージー牛」の牛乳から作られた濃厚なミルクジャムを使用した「かんぴょうとミルクジャムのかき氷」(界 川治/栃木県・川治温泉)、フルーティーな「コンコード種」の長野ワインシロップを使用した「ワインかき氷」(界 松本/長野県・浅間温泉)など地元の名産を生かしたものが多い。
また周辺に美術館が多いことから、キャンバスに見立てた真っ白な氷をいちごや青みかんなど鮮やかな色合いのシロップを絵の具のように使って自由に彩ることができる「アートかき氷」(界 仙石原/神奈川県・仙石原温泉)、標高差があるため長い期間楽しむことができるあじさいの色合いを青いゼリーやシロップで表現した「あじさいかき氷」(界 箱根/神奈川県・箱根湯本温泉)など、見た目にも楽しませてくれる遊び心のあるラインナップも。
他では味わえない、それぞれの「界」だけの贅沢な純氷かき氷。宿泊者には無料でふるまわれるので、この夏に界を訪れる人はぜひ試してみて。提供期間は7月10日〜8月31日。
「界のご当地かき氷」
https://kai-ryokan.jp/features/kakigori/
■星野リゾート温泉旅館ブランド「界」各施設
■提供期間:2021年7月10日〜8月31日