年季たっぷりだけどまだまだ現役「BAW-LOOのホットサンドメーカー」
アウトドアメディアを中心に活躍するフォトグラファー・野呂美帆さんが、普段の生活にも取り入れたいアウトドアアイテムを紹介。今回は特別な感動が味わえる、BAW-LOOのホットサンドメーカーです。
中学生の頃か高校生か、覚えていないくらいずっと昔から使い続けているものがある。もしかしたら今ある持ち物の中で最年長かもしれない。見た目は年季たっぷり。しかし中身はまだまだ現役。BAW-LOOのホットサンドメーカー。
その使い方はとても簡単。食パンに好きな具材を挟みガスコンロにのせるだけ。たったそれだけなのにトーストでも、サンドイッチでもない、特別な感動が味わえる。
シンプルにハムとチーズとマヨネーズ。それだけで十分おいしいし、あんこやバナナ、チョコを挟めばおやつだってあっという間に作れてしまう。
家で作るのもいいが、アウトドアにもとてもおすすめ。肌寒いキャンプの朝、昨夜の残りの冷たくなったカレーをパンに挟んで焼く。ついでに食べきれなかったおかずや、おつまみのチーズなんかも一緒に入れてしまう。残り物救済になるし、朝から熱々で美味しいホットサンドも食べられるしで一石二鳥。
少し重いけど、山登りにだってあったら嬉しい。コンビニに寄って唐揚げやコロッケを買っておき、あとは山の上で挟んで焼くだけ。
最近はお惣菜も充実しているので、ポテトサラダやハンバーグなんかも良いかもしれない。食パン2枚をギュッとしているので、思っている以上にボリュームがあって腹持ちがいい。高カロリーなエネルギーは、山ではとても大切なこと。
特別な下準備は要らない。焦がす以外失敗しようがない。それでも立派な外ごはん。何を挟もうかと色々試して、自分だけのとっておきを探すのも楽しみのひとつかもしれない。
TEXT / 野呂 美帆(フォトグラファー)
この記事は、日常・非日常問わず、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案するメディア『日非日非日日(にちひにちひにちにち)』からの転載となります。