アウトドアに便利、普段使いでも重宝する“ほうろう”野田琺瑯「ラウンドホワイトシリーズ」
アウトドアメディアを中心に活躍するフォトグラファー・野呂美帆さんが、普段の生活にも取り入れたいアウトドアアイテムを紹介。今回は、暖かみがある光を放つ、野田琺瑯の「ラウンドホワイトシリーズ」です。
シンプルで清潔感のあるほうろう(琺瑯)の台所用品。熱伝導、冷却性が高く、プラスチックのように匂い移りもしないとあって使い勝手がとても良い。
その素材は金属の表面にガラス質の釉薬を焼き付けたもの。強い金属と美しいガラス。いいとこ取りのような頼もしい複合素材だった。
そんなほうろうの便利なところは直火調理ができるという事。電子レンジでチンすれば一瞬で温かくなる料理も、野外だとそうはいかない。アウトドアでも使えるということが私にとってはとても重要なのだ。
特に、野田琺瑯のホワイトシリーズは優しい乳白色で、種類も多く、ついつい揃えたくなる。その中でもラウンドタイプはアウトドアにおすすめ。そのままテーブルに出しても違和感のないデザインで、お皿に移し替える必要がない。余計な食器が要らないし、洗い物も少なくてすむ。
そして何より嬉しいのが、サイズ違いで持っていけば帰りはマトリョーシカのようにスタッキングできるというところ。かさばりがちなタッパーに困ることなく、帰り道が少し身軽に感じるかもしれない。
ほうろうは、酸や塩分に強い耐久性があり、雑菌が繁殖しにくいという。角がないラウンドシリーズは洗いやすいのでお手入れもラク。表面がガラス質なので、落とすと欠けやすいという短所はあるものの一度使えば手放せなくなるはず。友人宅での持ち寄り会や、お弁当に。普段の生活でも大活躍してくれる優れもの。
TEXT / 野呂 美帆(フォトグラファー)
この記事は、日常・非日常問わず、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案するメディア『日非日非日日(にちひにちひにちにち)』からの転載となります。