ヘリノックス「フェスティバルチェア」【ガルヴィ編集部の使ってみた】
自然豊かなフィールドで、のんびり ゆったり癒やされるキャンプチェアについて、ガルヴィ編集部がご紹介。今回は、ヘリノックス「フェスティバルチェア」(1万4080円)です。
フィールドと一体感を得られる超ロースタイルチェア
このチェアを初めて見たのは今年2月の新製品展示会。「またグラウンドチェアを出すんだ」くらいの感想だったが、担当者の「ちょっと座ってみてくださいよ」の誘いで腰かけてみると……これは思った以上にリラックス度が高い⁉ と、今回借りてみた次第。
フィールドで改めて座ってみると、深めにはまる臀部と背もたれの角度が絶妙で心地いい。これは下部フレームのレバーを一番後ろにスライドした状態。目線の先には地面から空まで入り、リラックス感を後押しする。
バーを前方にスライドさせると座面がぐっと下がり、地面と平行に近い角度に。脚を投げ出して座ったり、あぐらをかいたりと、自由度が高い。
深めの座面角度にしたとき、頭までカバーする背もたれがあるとさらにリラックス度が高まるか? とも思ったけれど、製品名のとおり野外フェスなどで移動しながら使うことを考えたら、背もたれ低めのこのコンパクトさがいいのだと思う。
座椅子風だけど座椅子にあらず!
レバーを最前方にセットした状態。座椅子のようだけど、地面すれすれの座面と背もたれの角度によって、チェアらしい座り心地も。脚を投げ出せる心地よさと、フィールドとの一体感もいい。
座面角度は好みの位置で!
レバー位置は上写真右が最前方、左が最後方。座面角度の違いが一目瞭然。深めゆったり/座椅子風と、座り心地のタイプが変わるのが楽しい。レバーは好みの位置にできるが、座ったままだとスライドできない。レバーのフレームは角形を採用。
収納&持ち運び
収納サイズ:約51×15×14cm
組み立て式でヘリノックスらしいコンパクトさは健在。さらにスタイリッシュなロールトップ式の収納ケースが付属。ショルダーストラップは長さ調整ができ、斜め掛けもOK。
気になった点
上写真のようにセットすると、座面がけっこう地面ギリギリ(着いてはいない)。体重重めの人だと、お尻が地面に着いてしまうのか?