ホールアース「クラムチェア」【ガルヴィ編集部の使ってみた】
自然豊かなフィールドで、のんびり ゆったり癒やされるキャンプチェアについて、ガルヴィ編集部がご紹介。今回は、ホールアース「クラムチェア」(6600円)です。
ふかふか中綿でラグジュアリー!
ふわふわのシートに包み込まれる感覚!
今回、インプレッションするチェアのなかでは唯一の中綿ふわふわタイプ。デザインもラウンドフォルムでラグジュアリー感が高く、見た目からしてもくつろぎ度が高そうだ。
実際に座ってみると、自宅のソファに近い感覚。収束式のチェアなので骨組みとなるフレームはあるのだけれど、そのフレームがあまり気にならないほど、中綿がたっぷり封入されている。生地全体にキルティング加工が施されているので、中綿のよれも少ないはず。そんなふわふわの中綿が貝殻フォルムのシートになって体を包み込んでくれるのだから、リラックスできないわけがない。
そしてもうひとつ、特筆したい点がある。今回は「リラックスできるか否か」がテーマなので少しずれるが、このチェア、食事するときにも使えそう。着座すると多少沈み込みはあるものの、座面高が約40㎝でテーブルとも合わせやすい。ただし、通常のダイニングチェア同様に使えるとは思わないように。リラックス度が抜群で、食事シーンでも使えそうなら、一石二鳥で重宝しそうだ。
上半身を包み込むシートと約40㎝の座面高がバランスよし!
リクライニング機能はないものの、背もたれには適度な角度がついていて、ゆったりとくつろげる。約40㎝という座面高は背もたれに体を預け、脚を投げ出してリラックスもしやすいし、上半身を起こして膝を立てても座りやすい。貝殻フォルムで上半身を包み込んでくれるのも心地よし。
中綿は肘掛け部分にもたっぷりと封入!
中綿はシート全体にまんべんなく封入されている。肘掛け部分も同様にふわふわだったのにちょっと驚いた。これなら長い時間、肘をかけていても痛くならない。角度もちょうどよく、リラックス度を高めている。
収納&持ち運び
収納サイズ:約35×27×90.5cm
収束式なので展開も収納もスムーズ。クッションシートのためかさばるが、収束状態を固定するベルトが付属。また本体にはループ状のハンドルが付き、収納ケースに入れなくても持ち運びやすい。
気になった点
雨などで濡れたら、中綿がたっぷりと水を含みそうで心配。メーカー曰く、「表生地も中綿もナイロン製なので乾きやすい」とのことだが、雨が降ってきたら念のため、タープ下など屋根のあるところに移動させたい。