ロングトレイルハイカー・MASA、みちのく潮風トレイルを行く 準備編 Vol.1
準備編 Vol.1:みちのく潮風トレイルってなんだ??
みなさんは、令和元年6月9日に全線オープンしたみちのく潮風トレイルをご存知でしょうか? 実は、みちのく潮風トレイルは、東日本大震災の復興のメインプロジェクトとして被災地にできたトレイルです。
トレイルのルートは、福島県相馬市環境公園のある南の起点から、北は青森県八戸市蕪島(かぶじま)の北の起点まで、太平洋沿岸4県・28市町村を結ぶ約1000㎞の道のりです。ひと口に1000㎞といってもこれだけ長いトレイルは、日本ではもちろんアジアでも見当たりません。ルートは、震災のあった太平洋沿岸部を中心に、時には三陸のリアス海岸や山岳エリアなどの復興国立公園内の自然の中を通過したり、時には町中を歩き、歴史・文化にふれることもできる日本らしい道のりになります。もちろん、三陸の美味しい味覚も味わえますよ!
今回は、このみちのく潮風トレイル1000㎞をスルーハイク(単年で一気に歩き通す方法)で歩こう! という企画です。
さて、そんな道のりを歩くのは、ロングトレイルハイカーの僕、斉藤正史(サイトウ マサフミ)です。
僕のことをご存じない方が多いと思いますので、簡単に自己紹介をさせていただきます。山形県在住のプロハイカーで、トレイルネームは(トレイルでの呼び名)MASA(マサ)です。海外のロングトレイルを歩きながらレポートしつつ、地元山形にもアメリカのトレイルに習ったルートを作るべく活動をしています。
今まで数多くのトレイルを踏破し、2013年にはアメリカ3大ロングトレイル全てを踏破し、日本人で2人目のトリプルクラウナー(3大ロングトレイル踏破者に与えられる称号)を達成しました。以降、毎年どこか海外のロングトレイルを歩いています。また、アウトドア全般についても得意で、キャンプ道具のDIYやスラックラインの先生をすることもあります。釣りは渓流・海・磯と何でもしますし、テントを積んだバイク旅も大好きな、超アウトドア派です。
みちのく潮風トレイルには2013年から一部ルート設定や一部地域でトレイルの先生をしたりと関わりもあるのですが、全線オープンしたと聞いて、他のエリアはどんな道のりなんだろう?と興味深々でした。
今回は、釣りをしたり、猫島として有名な田代島で猫に戯れたりしながら、秋の三陸の美しい風景やおいしい味覚などを皆さんにご紹介できたらと考えています。トレイル中は歩きながらこの連載を更新していきますので、ぜひみなさんチェックしてくださいね!電波が入れば、フェイスブックやツイッター、インスタグラムを日々更新していきますので、こちらもチェックしてさいね!
ロングトレイルハイカー・MASAが歩くみちのく潮風トレイルは、9月中旬からスタート! それまでトレイルに向けての準備を紹介していきます!
Don't miss it!
SPONSORED by
↓続きはこちらのリンクからもチェックできます。↓