yasudaの記事一覧(99件)
- 身体の声に耳を傾け続けた旅の記録『BODY JOURNEY』
- 身体の声に耳を傾け続けた旅の記録『BODY JOURNEY』
- 雑誌『TRANSIT』の元副編集長である池尾さん。現在は、京都在住のフリーランスとして活躍中です。これまで旅について考えてきた池尾さん(しかし、鼻炎持ち&虫に弱いので旅スキルは低め)が、本を通じて旅を見直します。これを書いている今(2021年1月)も、感染者数・死亡者数が決まって取り沙汰される日々は続いているが、2020年は個人的にも生命について考えることの多い年だった。まず第二子の妊娠に驚いたのはもちろん、その一方で、友人の子どもの急逝の知らせに心を落としたり、面会が遮断された老人ホームで暮らす祖母の残された時間を思ったり……。身動きの取れない身体に対し、心は慌ただしい1年だった。そんな折に出会ったのが本書『BODY JOURNEY』だ。素朴なタッチのドローイングに、体温を感じるような桃色のカバー。帯にある“すこやかに生きるってなんだろう?”というコピーを確認するや、その自分なりの答えを見つけるのにそっと寄り添ってくれる本に違いない、と確信した。「手には力がある。これからは生きている限り、大切な人に触れることをしていこう」と本書の冒頭にあるように、入院中の父親に向けて施した足のアロママッサージがきっかけとなり、手あての力に気づいたという著者。それは病に苦しむ人の心身はもちろん、見守る人の心さえも、癒し、緩ませるもの。本書では、家族や先輩の死、また自身の不調をきっかけに様々な自然療法とその施術家に出会い救われてきた著者が、それらに共通して軸となる“手あての力”に光を当て、そのはたらきを探っていく。取り上げられているのは、彼女が信頼をおいている整体、ロミロミ、アロマ、ハーブ、フラワーレメディ、アーユルヴェーダといった数名の施術家たち。ただ、それら手法を事細かに紹介する実用書ではなく、著者自身が施術体験を通して物語を紡いでいく紀行文の形式だ。おそらく丹念な取材を重ねられたのだろう、彼らの施術への思いやバックグラウンドなどが事細かに書かれた文章からは、各々が信じる手あての神秘と可能性がストレートに胸に響く。一般的に旅というと新しい場所へ出向いて出会いや体験を重ねる“外”向きのものに聞こえるが、対して本書では、自分の身体や意識を観察する“内”向きの矢印が繰り広げられる。本書が押し付けがましくないのはそこだ。個人的には、自然療法や自然治癒力を心強く感じていながらも西洋医療反対というわけではなく、何事もバランスが大切だと思う方。なので、本書が西洋医療を否定しているわけではなく、また特定の自然療法を偏愛しているわけでもない部分で、一気に親しみを覚えた。著者は「自分は医療の専門家ではないから(本書)」と前置きしつつ、自身に起こった心身の変化にじっくり向き合い、丁寧に言語化し、あくまで選択は読者に委ねる姿勢。身構えることなく読み進められるし、なによりストレートに心に響くのはそのためだと思う。著者つるやももこさんのプロフィールを見て納得。彼女は、全日空の機内誌『翼の王国』の編集部員としてスタートし、およそ20年の間「旅とひと」をテーマに編集・執筆を重ねてきた人だったのだ。「病院の先生以外に、自分のからだのことや心のクセを知っていてくれる「主治医」=「手あての人」を持っていると、ちょっとだけ安心して忙しい毎日を駆け抜けることができるよ、と伝えたい」(本書)本書を読了した時、著者つるやももこさんが昨年、本書刊行後に急逝されていたのを知った。著者はこの温かいメッセージを、身体を張って世に届けてくれたように思えてならない。今はもう本人に直接伝える術はないけれど、そのことにただただ感謝の気持ちでいっぱいになる。(書名)『BODY JOURNEY -手あての人とセルフケア-』つるやももこ・著アノニマ・スタジオTEXT / 池尾優(編集者) この記事は、日常・非日常問わず、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案するメディア『日非日非日日(にちひにちひにちにち)』からの転載となります。
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- 文化人類学者が全ての考える人に贈る 世界を考える、思考のヒント集
- 文化人類学者が全ての考える人に贈る 世界を考える、思考のヒント集
- 雑誌『TRANSIT』の元副編集長である池尾さん。現在は、京都在住のフリーランスとして活躍中です。これまで旅について考えてきた池尾さん(しかし、鼻炎持ち&虫に弱いので旅スキルは低め)が、本を通じて旅を見直します。朝起きて、眼鏡をかけ、歯を磨いて、コーヒーを飲んで、バスに乗って美術館へ行って……。もしも、普段当たり前のように見えている世界が、実はそうじゃなかったら? どんな感じか、ちょっとワクワクしてくる。そんな風に、私たちの世界を見る目に変化をもたらしてくれるのが本書。文化人類学と聞いて思い浮かぶのは、ジャングルや砂漠などの辺境の地で調査(文化人類学ではフィールドワークと呼ぶ)をする光景。ニッチな研究に見えるから、本書も、これを専攻する人向けの専門書と思うかもしれないけれど、むしろその逆だ。本書は13人の文化人類学者が、それぞれ活躍するフィールドでの知見・体験を例に、文化人類学特有の思考法について記したもの。そもそものところから始めると、本書によると文化人類学とは、“どんどん要素を増やして複雑さに満ちた世界そのものを描き出そうとする” 学問で、“その複雑な世界を前に、一見無関係に見えることを比較対象にしたり、私たちが「常識」だと信じる物事の切り分け方とは違う枠組みをもってきたりして、考える。その遠回りに見えるプロセスを大切にしている” のだと言う。そこで大切にされているのが“「近さ」と「遠さ」” の考え方。フィールドワークのように対象物にできるだけ近づいて物事を理解しようとする「近さ」が大事な一方で、同時に「遠さ」のなかでも思考することが重要なのだそうだ。本書では、自然、技術、戦争、貨幣、呪術、子育といった様々な分野に渡って思考のヒントが説かれていて、どれも面白くて捨てがたいけれど、ここではほんの入り口だけをご紹介。例えば「貨幣と信用」では、仮想通貨についてミクロネシアのヤップ島で使われてきた石の貨幣をもとに考えたり、「呪術と科学」では北米先住民のオジブウェイの人々が、誰かに危害を与えようとする際に行う呪術と、「コラーゲンをとるとお肌がプルプルになる」という現代日本のコラーゲン神話との間に類似性を見出したりする。また「技術と環境」では、人間とサイボーグという正反対(に見える)な存在について、人が石器を生み出したことで狩猟社会が成立した旧石器時代を例に論じてみたりする。もう気づいているかもしれないけれど、本書の中に答えはない。あるのは、よりよい思考を巡らすためのアプローチの方法のみ。読了後は、必要なものが完璧に揃ったペンケースやツールボックスを手に入れた気分とも似ていて、これから何を考えようと楽しみになる。大抵のことはググれば瞬時に正解(っぽいもの)が分かる現代世界に生きるのは、いつだって思考停止のリスクに晒されているとも言える。そんな今、本書は「もっと思考を!」とお尻を叩いてくれる、ある意味有難い存在とも言えそうだ。(書名)『文化人類学の思考法』松村圭一郎、中川理、石井美保・編世界思想社TEXT / 池尾優(編集者) この記事は、日常・非日常問わず、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案するメディア『日非日非日日(にちひにちひにちにち)』からの転載となります。
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- 飲める成分の口腔ケア製品、歯磨きジェル 「オーラルピース」
- 飲める成分の口腔ケア製品、歯磨きジェル 「オーラルピース」
- アウトドアメディアを中心に活躍するフォトグラファー・野呂美帆さんが、普段の生活にも取り入れたいアウトドアアイテムを紹介。今回は、水がない緊急事態でもサッと磨けて、自然に優しく、アウトドアでも役立つ、オーラスピースの歯磨きジェルです。一昨年の夏、ユーコン川をカヌーで下るという旅に出かけた。ユーコン川とはカナダからアラスカに流れる雄大な川で、カヌーイストの憧れの地。電波も届かないような大自然の中で1週間のカヌートリップ。日中は川を下りながら過ごし、夜になると所々にあるキャンプ地にテントを張って一夜を明かす。キャンプ地といってもトイレもシャワーもなく、水場だってない。そのあたりの情報は前もって調べていたので大きなウォータータンクに入るだけの水を入れて持っていった。それでも、飲水用に、料理用にと水は貴重な存在だった。そこで活躍したのがオーラスピースの歯磨きジェル。アウトドアショップで「水の貴重な災害現場、アウトドアに!」というキャッチコピーを読んで、ユーコンにぴったり!と購入した。パッケージだけ見ると一見海外のものに見えるが日本製。いろんな大学や医療研究センターと共同開発して作られた、からだにも自然にも優しい、飲める成分の口腔ケア製品だという。飲めるというのは飲み込んでも安全な成分、オーガニック成分でつくられていて、腸管内で速やかに分解・消化してくれるから。水がない緊急事態でもサッと磨いてぺッと出せば十分スッキリするし、虫歯も防げる。そして自然環境に排出されても微生物によって分解され、微生物生態系に影響を与えず、流した先にある海も汚さないと地球のことまで考えられている。実際、ユーコンでも自然の素晴らしさを間近で感じ、守り続けなければいけないと思った。山でもキャンプでも自然に近ければ近いほど、人間が与える影響はダイレクトに反映される。歯磨きなんて小さなことかもしれない。しかし、その小さな意識はきっと何年後かに大切な自然を守っているだろう。そう信じて、私は今日も歯を磨こうと思う。TEXT / 野呂 美帆(フォトグラファー)この記事は、日常・非日常問わず、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案するメディア『日非日非日日(にちひにちひにちにち)』からの転載となります。
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- “自然と調和する生き方” を知る アボリジニと旅した冒険書
- “自然と調和する生き方” を知る アボリジニと旅した冒険書
- 雑誌『TRANSIT』の元副編集長である池尾さん。現在は、京都在住のフリーランスとして活躍中です。これまで旅について考えてきた池尾さん(しかし、鼻炎持ち&虫に弱いので旅スキルは低め)が、本を通じて旅を見直します。旅が好きだったり、オーストラリアに行ったことがあれば、オーストラリアの先住民・アボリジニに興味のある人は多いと思う。かく言う私もその一人。そこで、「ドリーミング」や「ソングライン」をはじめとする、彼らの信仰や世界観を紐解こうといくつかの本を読んでみたものの、頭では理解できるものの、なかなか自分事としてはしっくりこない。というのも、彼らの世界観はまるでファンタジーともいえるほど、現代社会とギャップがありすぎる。そんなもどかしさを抱いている人にお勧めしたいのが本書だ。ヘルスケア従事者である50代のアメリカ人女性が、アボリジニの部族と共にアウトバックと呼ばれる荒涼とした大地を、4ヶ月間歩き通した放浪旅の記録。着の身着のまま、という言葉があるが、著者の旅は、着ていた洋服、靴、貴重品一式をアボリジニの人々に燃やされてしまうところから始まる。身体には部族の女性と同じ布一枚を纏い、足は裸足で、ディンゴの皮でできた敷布と動物の膀胱でできた水筒、また最低限の道具だけを携えて。彼らは基本的に食糧を持ち歩かず、その日の食糧はその日に調達する放浪旅だ。いわゆる西洋医学界で“バリキャリ”の著者がひょんなことから部族の旅に同行することになり、時にうろたえ、時に心を動かされながらも経験を重ねていく展開には、まるで自分もそこにいるかのような心地で追体験できる。旅の朝は、彼ら自身と世界の調和に感謝し、全員で祈りを捧げるところから始まる。植物の種、木の実、果物、アリにシロアリ、あらゆる昆虫や地虫、トカゲ、蛇といったその時々に出合う生き物は、その日の食糧として現れるもので、人間はそれらを有り難く受け取ることで、天は再び恵みを与えてくれると彼らの世界では信じられている。代わりに、彼らはそれらを取り尽くさないことも徹底している。あらゆる自然の恵みは、アウトバックに棲む全ての生き物と分け合うものだからだ。食糧調達だけではない。一定のリズムで歌うことで歩いた距離を測ったり、砂漠の下に流れる地下水の音を聴いて水のありかを見つけたり、さまざまな効能の植物を炎症や疾患に使い分けたり、野宿の際にはディンゴの皮の敷布や人肌で暖をとる方法だったり、彼らはほとんど身ひとつでアウトバックで生きる術を知っている。また、3km離れた人とテレパシーをとったり、添木もせずに骨折を治したりする様からは、彼らが聴覚、視力、嗅覚に優れるだけでなく、同じ人間でありながら特別な力が備わっていると思わずにいられない。社会保障は皆無で、限りなく不安定な環境下で、この部族にはストレスもなければ癌も心臓病も存在しないという事実に、著者は医療従事者としても惹きつけられていく。本書は、そういった数々の不思議を化学的に解明するものではない。それらの根底に流れる、彼らの生きる姿勢が真のメッセージと言える。自分、家族、隣人、地球、すべてを無条件に受け入れ愛すことの素晴らしさ。すっかり形骸化した“ナチュラルライフ” が溢れる今、自然と巧みに調和して生きることの本質がここには詰まっている。(書名)『ミュータント・メッセージ』マルロ・モーガン・著小沢瑞穂・訳角川文庫TEXT / 池尾優(編集者) この記事は、日常・非日常問わず、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案するメディア『日非日非日日(にちひにちひにちにち)』からの転載となります。
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- 新しい“目玉”で 路上を歩くための入門書『路上観察学』
- 新しい“目玉”で 路上を歩くための入門書『路上観察学』
- 雑誌『TRANSIT』の元副編集長である池尾さん。現在は、京都在住のフリーランスとして活躍中です。これまで旅について考えてきた池尾さん(しかし、鼻炎持ち&虫に弱いので旅スキルは低め)が、本を通じて旅を見直します。路上のハリガミを見てクスリと笑ってしまった。そんな経験ありませんか? 例えば、こんなハリガミ。「よい子供さん、石を投げないでね」(『ハリガミ考現学』南伸坊より)これが目に止まるのは、よくある「良い子の皆さん」の代わりに、「よい子供さん」という聞き慣れない表現をしているからに思えるけれど、実際は、文言から漂う張り主の性格や優しい問いかけの裏にある目論見なども一体となり、その可笑しみを醸成している。このハリガミというのはほんの一例で、本書が取り上げる「路上観察学」の対象は“路上にあるものすべて”。本書では、路上観察の術を知っている者たちによる寄稿や対談、観察記録などを通じて、その心得が解き明かされていく。そもそも、路上観察学とはなんぞや? という人のために。路上観察学とは、赤瀬川原平、藤森照信、南伸坊、林丈二、松田哲夫、杉浦日向子、荒俣宏といった蒼々たる文化人により、1986年に結成された学問であり活動のこと(実際に学会的な活動をしていたわけではない)。路上観察といっても、ただ闇雲に街を観察すれば良いのではなく、ごくごく簡単に言うと、路上にあるものをよく観察し、スケッチや測量やフロッタージュ(こすり出し)などを用いて、ありのままに採集することだそう。具体的には、何かの“ため”になったり“ウケ”を狙ったりしたものは該当しない。それらを何ら意図せずに、自ずとズレた形で存在していることが重要だ。見たものを見たまま記録するという点で、路上観察に必要な目玉(本書)=視点は、時に子どものそれにも重なると本書はいう。では実際、路上観察学で目をつけるのはどんなものかというと……例えば、マンホールの蓋や看板に始まり、用途不明の階段やドア、解体現場の建物のカケラ、茶碗の割れ方、川に浮かんでいるもの、タバコの吸い殻、犬の糞尿(!)まで様々。なかには、ヨーロッパ旅行中にした放屁の記録を詳細に残したものもあり、その狂気じみた観察精神には呆れ…いや、圧倒させられる。けれどそれらを前に、一体なんのために、と思ってはいけない。“ため” にも “ウケ”にもならない純朴な記録こそが路上観察の正義なのだから。そんな静かな熱狂が詰まった観察記録をあれこれ見ていくうちに、不思議な感覚が湧き上がってきた。見慣れた街に、路肩に、ゴミ箱の中に、見るべきものはいくらでも転がっている。それらを密かに採集して愉しんでいるだなんて!と、読み終える頃には、彼らの目玉がすっかり羨ましくなってしまったのだ。どんな企画も新商品も、まずはコンセプトや形式が求められ、判断される今。対して、好奇心の向くままに、手と足をひたすらに動かしていく彼らの姿勢は骨太そのもの。そこには、時代に左右されない強さがある。そんな目玉をすぐに手に入れるのは難しいだろうから、まずは子どもの頃夢中になっていたものを思い出してみようっと。(書名)『路上観察学』赤瀬川原平、南伸坊、藤森照信・編ちくま文庫TEXT / 池尾優(編集者) この記事は、日常・非日常問わず、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案するメディア『日非日非日日(にちひにちひにちにち)』からの転載となります。
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- 安心感のある暖かな光、DODのLEDソーラーポップアップランタン
- 安心感のある暖かな光、DODのLEDソーラーポップアップランタン
- アウトドアメディアを中心に活躍するフォトグラファー・野呂美帆さんが、普段の生活にも取り入れたいアウトドアアイテムを紹介。今回は、暖かみがある光を放つ、DODの「LEDソーラーポップアップランタン」です。月明かりしかない暗闇の中でゆらゆらと揺れる炎。暖かみがあって、癒されて、安心感と落ち着きをもたらしてくれる。ランタンはキャンプの夜ならではの醍醐味だ。しかし、数年前にはりきって買ったガスランタンは、マウントの取り付けが難しく、予備のガスの心配や重くてかさばるなどという理由から、いつの間にか使わなくなってしまった。最近のキャンプは、少人数で気軽にのんびり。装備もどんどんミニマムになり、灯りも少しあれば十分なんじゃないかとLEDライトに切り替えてみた。DODのLEDソーラーポップアップランタンは、その名に“ランタン”が付いているように、白色1つに対し、暖色切り替えが3つもあって、暖かさに特化している。LEDと聞くと、白くて強い光が煌々と照らされるイメージがあったが、それは間違いだったよう。発光部分がシリコンなので、オレンジの光がさらに柔らかくなり、暖かみが増す。キャンドルのようにテーブルを彩ってくれたり、お酒を飲みながら語らう時間にもちょうどいい。一瞬でコンパクトになるポップアップ構造で、シリコン部分には蓄電素材を採用している。電源を切ってもブラックライトのように光るので真っ暗な中、ランタンがない!と焦ることはもうない。普段の生活では枕元に置いて常夜灯として使い、もしもの停電など緊急用に備えている。白色のハイパワーにすれば懐中電灯並みの明るさがあるし、USB充電の他にソーラー充電もできるので災害時にも役立つ。カラビナ式のフックハンガーがあったり、生活防水だったりと嬉しい機能もおさえていて抜かりない。手の届く場所にひとつあれば、キャンプの夜も災害に備える夜も、安心して眠りにつくことができるだろう。TEXT / 野呂 美帆(フォトグラファー)この記事は、日常・非日常問わず、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案するメディア『日非日非日日(にちひにちひにちにち)』からの転載となります。
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- ごみで暮らしが豊かになる? ゼロ・ウェイストの伝道師が指南する実践ガイド本
- ごみで暮らしが豊かになる? ゼロ・ウェイストの伝道師が指南する実践ガイド本
- 雑誌『TRANSIT』の元副編集長である池尾さん。現在は、京都在住のフリーランスとして活躍中です。これまで旅について考えてきた池尾さん(しかし、鼻炎持ち&虫に弱いので旅スキルは低め)が、本を通じて旅を見直します。ステイホーム下で、多くの人が働き方や生き方を見つめ直した2020年。我が家でも、通信環境を見直したり、完全リモートワーク化した夫専用のデスクを設けたり、細かなアップデートが続いている。そうしたなか、いよいよ本気で意識するようになったのが、ごみについて。こんまりや断捨離にはすっかり乗り遅れた私だが、最近書棚からよく手に取る本が『ゼロ・ウェイスト・ホーム』だ。本書は、長年ごみをいかに出さずして暮らすか?を実践してきた女性、ベア・ジョンソンが、自らの経験に基づいたアイデアを詰め込んだゼロ・ウェイスト生活の指南書。初めはブログで火がつき、英語メディアで注目を浴びるようになり、書籍に。本書、日本語訳の発刊は2016年。そこから4年経った今、日本でも「SDGs(持続可能な開発目標)」の認知は広がり、サブスクリプションサービスは充実し、2020年7月にはレジ袋有料化もあり、ゼロ・ウェイストの概念とともにその存在感を強めている。サンフランシスコ近郊に家族4人で暮らすベア・ジョンソン。かつては、280㎡の家に3台分の車庫を持ち、週末には大型ショッピングモールで買い物し、240ℓのゴミ袋が毎週いっぱいになる暮らしをおくっていた。それがある時、物をなるべく持たない生活から解放感を得たのをきっかけに、生活の縮小に着手。結果3年間で持ち物の80%を処分した。その上で取り組んだのが、本書にまとめられたなるべくごみを出さないゼロ・ウェイストの暮らし。本書の帯には、著者が片手にガラス瓶を持った写真と「1年間の家族4人のゴミの量はガラス瓶1本分!」という驚異の事実が目を引く。本書では、ごみを減らす基本的手法「5つのR」と、住空間ごとの細かなアイデアを紹介。Refuse:レジ袋やチラシなど不要なものを家に持ち込まないReduce:必要なものを自作や代用品でまかなうReuse:必要なものは未包装のものか繰り返し使う容器持参で量り売りで購入Recycle:上記3つができない場合はリサイクルするRot:堆肥化する(土に還す)重要なのはこの流れで進めること。確かに、そもそも家のものを増やさなければ、リサイクルや堆肥化の方法を考える必要もない。とはいえ、本書には日本での実践が不可能な項目もあるし、まだまだ意識の低い私としては、労力がかかりすぎるアイデアも多い。でもご安心を。彼女曰く、ゼロ・ウェイストは個人の問題で「全てを実践する必要はなく、大切なのは個々に合った方法を選びとること」と言う。地球環境への配慮や節約生活を強要するのではなく、あくまで個々がシンプルに豊かに生きる術としてゼロ・ウェイスト生活を提案する。ごみ(もの)を常に意識することで、消費の形やその積み重ねである生き方を考えることにつながる。ものを増やさなければ当然出費は減り、空間を広く使えるし、自ずと創意工夫に目が向き、片付けや処理の時間が減り、結果好きなことをするお金や時間を手に入れられる。ごみ減らしを「つまらない制約ではなく無限の可能性」と言う著者。日々のごみを意識するのは、消費の形やその積み重ねである生き方を考えることと同義なのだ。ちなみに著者は、これまでに行き過ぎた失敗と反省を繰り返していると暴露(かつては量り売りを探すのに車を何時間も走らせ、トイレットペーパーの代用としてコケを探していた等々!)。本書の馴染みやすさは、そんな彼女の実体験から成り立っている部分も大きい。現代において、私たちの暮らしと切り離せないごみ。まずは今日1日、いや過去1時間内に自分が関わったそれらに思いを巡らせてみることから始めてみたい。(書名) 『ゼロ・ウェイスト・ホーム ごみを出さないシンプルな暮らし』 ベア・ジョンソン・著 服部雄一郎・訳 アノニマ・スタジオTEXT / 池尾優(編集者) この記事は、日常・非日常問わず、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案するメディア『日非日非日日(にちひにちひにちにち)』からの転載となります。
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- 見えない人の目で“見て”みよう『目の見えない人は世界をどう見ているのか』
- 見えない人の目で“見て”みよう『目の見えない人は世界をどう見ているのか』
- 雑誌『TRANSIT』の元副編集長である池尾さん。現在は、京都在住のフリーランスとして活躍中です。これまで旅について考えてきた池尾さん(しかし、鼻炎持ち&虫に弱いので旅スキルは低め)が、本を通じて旅を見直します。例えば、特殊な装置を身につけて正義の見方になったり、とあるきっかけで女子と男子が入れ替わってしまったり、はたまた虫のように小さくなってしまったり……。心はそのままに、身体だけ別のものになってしまうことを「変身」という。本書は、その「変身」のように、私たちを視覚障害者の世界へと導いてくれる。著者は、美学を専門に、現代アートや身体に関わる研究を行う気鋭の学者。もともと生物学者を目指すほどに生物の構造や生態に興味があった彼女は、それら生物の身体に自分が「変身」する感覚を幼少時から楽しんでいたんだそう。その延長線上にあるのが彼女の身体論であり、本書なのだ。本書では、視覚障害者の方々との会話やインタビューなどを通して、空間、感覚、運動、言葉、ユーモアといった切り口から、見えない人の世界をまざまざと浮かび上がらせる。彼らの世界は例えば、畳の目の向きを足裏で汲み取ったり、死角が存在しなかったり(そもそも視野がないので)、物事をステレオタイプにとらわれずに概念的にイメージしたり、また点字は手で“触れる”のではなく“読む”に近い、といったことなど。これまで視覚障害者の方との接点がほとんどなかった私にとっては、全てが驚きのオンパレード。彼らは視界を補うために、暗記力や平衡感覚、足裏の感覚などに自然と長けていることも多いのだとか。その最たる例が障害者スポーツだ。ブラインド・サーフィンやブラインド・サッカーが成立するのは、彼らが波やボールの動きを身体や音で判断できるからだ。暗闇で歩くことすら難しい健常者にとっては、こうしたテクニックは離れ業にしか思えないのだけれど、ここで著者はそういった特別視に警鐘を鳴らす。一言で視覚障害者といっても、先天性の全盲と中途失明の場合では感覚も違うし、彼らの性格はもちろん、五感の使い方も十人十色なのだという。本書が素晴らしいのは、そういった健常者と視覚障害者の間に散らばる“思いこみの種”を丁寧に取り除きながら進んでいく点にあると思う。やわらかい文体も読みやすく、難しい話題にも関わらずページが軽やかに進んでいく。「見える」が優れていて、「見えない」が劣っているのではないし、「見える」が健全で、「見えない」が助けるべきものというわけでもない。本書では、両者はあくまでフラットな関係。読者は「変身」するように、両者の間を何度も行き来する。見える人の世界ってどんな世界?見えない人の世界ってどんな世界?そうやって健常者と障害者が気軽に話せて、発見を楽しみ、気づきを得られる世界こそが豊かな世界なのだと気づかせてくれる。福祉とは…障害者とは…と悩んでいる人には、その指標にもなってくれる一冊だ。(書名)『目の見えない人は世界をどう見ているのか』伊藤亜紗・著ちくま文庫TEXT / 池尾優(編集者) この記事は、日常・非日常問わず、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案するメディア『日非日非日日(にちひにちひにちにち)』からの転載となります。
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- お茶会「野点」のスタイルを受け継ぐマグカップ「ノダテマグ」
- お茶会「野点」のスタイルを受け継ぐマグカップ「ノダテマグ」
- アウトドアメディアを中心に活躍するフォトグラファー・野呂美帆さんが、普段の生活にも取り入れたいアウトドアアイテムを紹介。今回は、職人さんによってひとつひとつ手作業で作られた漆器の「ノダテマグ」です。気が付けばどんどん増えていくアウトドア用のマグカップ。軽量のチタンやガンガン使えるステンレス、雰囲気重視なホーローにダイネックスなどのポリプロピレン製のもの。山用に、キャンプ用に、もしかしたら家でも使えるかも!と揃えていたが結局使わないものはいつになっても使わない。そんな中、最後に買ったのが漆器のノダテマグ。またマグカップを買ってしまった…と少し罪悪感はあったものの、使い始めると、もうこれひとつでいい!と思えるくらい気に入ってしまった。ノダテマグは古来より続くお茶会「野点」のスタイルを受け継いだもの。湯飲みのようなフォルムに、漆が塗られた無垢の木がなんともいい色合い。渋すぎない和っぽさがあり、日本人なら誰でもほっこりするだろう。職人さんによってひとつひとつ手作業で作られ、土に埋めれば自然に還る素材しか使っていないという所も気に入った要因のひとつ。木や漆は軽くて丈夫。コーティングされた木は保温性に優れ、さらに漆には抗菌作用があるという。衛生面や、機能性。調べれば調べるほど、アウトドアにはもってこいの素材だった。漆は高級品で繊細そう。初めの頃は大切に、慎重に、扱っていた。しかし割れても欠けても金継ぎしたり修理もできるということを知ってからはどこへでも持っていき、ガンガン使っている。少し使い込んで味わいが出たくらいがお似合いだと思えるようになってきた。人も物もずっと長く付き合えるほうがいい。そんなひとつに出会えた気がする。TEXT / 野呂 美帆(フォトグラファー)この記事は、日常・非日常問わず、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案するメディア『日非日非日日(にちひにちひにちにち)』からの転載となります。
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- 感性は磨くものではない? 『感性は感動しない −美術の見方、批評の作法』
- 感性は磨くものではない? 『感性は感動しない −美術の見方、批評の作法』
- 雑誌『TRANSIT』の元副編集長である池尾さん。現在は、京都在住のフリーランスとして活躍中です。これまで旅について考えてきた池尾さん(しかし、鼻炎持ち&虫に弱いので旅スキルは低め)が、本を通じて旅を見直します。「自分には感性が足りていない」「感性をもっと磨かなくちゃ」などと思うことが、時々ある。例えば、世間で話題のアート作品が理解できなかったり、展覧会で傑作と呼ばれる美術作品に感動できなかったりした時だ。だから、やや難解な現代アートの展覧会帰りに本書に出会って、私のために書かれた本だと思った。美術評論界の第一人者で、数多の展覧会のキュレーションを手がける椹木氏が“感性は磨くものではない”と言っているのだから。本書は著者初のエッセイ集。感性とは何か?から出発し、「1、絵の見方、味わい方」「2、本の読み方、批評の書き方」そして「3、批評の根となる記憶と生活」までの3部から成る。展覧会のまわり方や子どもの絵について、どうして批評家になったか、実際にどのように文章を書いているか、幼少時の様々な記憶、お酒や音楽の話などなど、一見トピックはバラバラだ。けれども一冊を通してみると、それら全てが著者の美術の見方・批評の手法の土台を形づくっているのに気づく。椹木氏の知識量や経験値はもちろんだが、個人的には文章をとても信頼している。例えば、絵を鑑賞するのに大切なのは「絵をまるごと受け止めること」だと彼は言う。「絵を描く人は、いろんなことを考え、感じ、思いながら絵を仕上げていきます。(中略)完成した絵は、そうした時間をひとつの面のうえに圧縮した状態です。いわば過程が集積した「状態」です。だから、そういう「かたまり」としての絵を見るときには、私たちもまたそれを「かたまり」として受け取る必要があるのです」(本書より)このように彼の文章は、丁寧かつ慎重で、頭の中をじっくり観察し、齟齬のないよう注意深く描写された過程が全体から伝わってくる。それもそのはず、本書に批評家についてのこんな一文があって、腑に落ちた。「批評家は言葉の真の意味で「勘」がよくなければ務まりません。勘を外せば、どんなに知識があっても生き残れません」その美術批評をする「勘」の精度を限界ギリギリまで上げるために、日頃から自らの思考や感じ方に丁寧に向き合う必要がたぶんあるのだ。決して、美術鑑賞の時だけ特別な“見る目”が働くのではない。普段からの細かい心の揺れ方や振れ幅の積み重ねが、作品の見方や美意識を形成していく。感性は、日々のあらゆる出来事や思考の積み重ねでしかない。本書からそれを心得たなら、目の前の出来事がいつもより高い解像度で見え、それらを積極的に味わいたいと思うかもしれない。『感性は感動しない −美術の見方、批評の作法』椹木野衣・著世界思想社TEXT / 池尾優(編集者) この記事は、日常・非日常問わず、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案するメディア『日非日非日日(にちひにちひにちにち)』からの転載となります。
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- スプーン・フォークの二役をかう「Lue(ルー)の スポーク」
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- アウトドアメディアを中心に活躍するフォトグラファー・野呂美帆さんが、普段の生活にも取り入れたいアウトドアアイテムを紹介。今回は、スプーンとフォークが両側についている一つ二役のカトラリー“スポーク”です。山へ持っていく道具は少しでも減らしてコンパクトにしたい。そんな思いから、山登りの時は“スポーク”を使っている。スポークとは、スプーンとフォークが両側についている一つ二役のカトラリー。箸だけじゃ不安だし、スプーンとフォークどっちも持っていくほどでもないし…という時にピッタリ。カレーやヌードル、山でよく食べるものに不便なく使えてコンパクト。これさえあれば困らない、山ごはんでは無敵の存在だ。しかし、以前使っていたものは軽さ重視のプラスチック製。強度は無敵ではなかった。踏んで割れたり、硬いものに突き刺してポキっと折れたり。バーナーの近くに置いていて火で溶けて(焼けて)しまったり…。匂いもつくし、カレーなどで変色もする。消耗品として割り切るならいいが、できればずっと使い続けたい。そんな時に出会ったのがLueのスポークだった。ひとつひとつ手で作られた美しい輝きの真鍮製。当然プラスチック製よりも重いが、手にするとそれがほどよい重さに感じる。真鍮とは銅と亜鉛の合金。銅には殺菌作用があると言われ、亜鉛は人体に必要なミネラルの一つだという。空気中の成分と反応してくすんだり黒ずんだりする性質があるが、それもまた経年変化の楽しみのひとつ。使い込むほどに味わいが出て、自分だけの色になる。重さは増えるが折れる心配も溶ける心配もない。これでこそ無敵なスポークと言えるだろう。TEXT / 野呂 美帆(フォトグラファー)この記事は、日常・非日常問わず、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案するメディア『日非日非日日(にちひにちひにちにち)』からの転載となります。
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- シンプルで頑丈!職人の手作りで愛されてきたL.L.Bean「ボート・アンド・トート・バッグ」
- シンプルで頑丈!職人の手作りで愛されてきたL.L.Bean「ボート・アンド・トート・バッグ」
- アウトドアメディアを中心に活躍するフォトグラファー・野呂美帆さんが、普段の生活にも取り入れたいアウトドアアイテムを紹介。今回は、長年愛され続けてきたL.L.Bean「ボート・アンド・トート・バッグ」です。頑丈でシンプルなキャンバス地のボート・アンド・トート・バッグ。説明するまでもないほど、長く、広く、世界中から愛されている。しかし、それがひとつひとつ手作りされ、氷を運ぶために作られたということはあまり知られていないのではないだろうか。米国メイン州の自社工場で手作りされるトートバッグは、昔ながらの製法で職人の手により縫い上げられている。そのため、ひとつひとつ仕上がりが微妙に違っていたり、ミシン目がゆがんでいたりするが、それも手づくりならではの魅力のひとつ。その歴史は長く、電気冷蔵庫がなかった頃まで遡る。冷蔵庫の代替品として使われていた氷の入った木製の箱「アイスチェスト」。そこに入れるための氷を家まで運ぶ道具として、丈夫なキャンバス地のバックが販売されたという。当時のカタログでは暖炉の薪を運んだり、収穫された野菜を運ぶなどの用途も紹介されており、今よりも生活に密着した暮らしの道具だったことがうかがえる。それだけ丈夫なバッグは使えば使うほど味が出て、クタッと手に馴染むようになる。本来なら避けたいはずの汚れと色褪せも全く気にならず、むしろ大歓迎だと思ってしまう。少し汚れたキャンプ道具でもガンガン入れるし、河原の濡れた砂利に置くことにだって躊躇はない。だからと言って、アウトドアだけに使うわけではなく、ピクニックや旅行にも持っていく。サイズは、ミニからエクストララージまでの5サイズ。ハンドルの長さやカラーも豊富で、荷物が出し入れしやすいオープントップとファスナーがついたジップトップがある。さらに特徴的なのは、イニシャルなどの刺繍が入れられるということ。これだけで一気に自分だけのオリジナルトートになる。私は思い出のワッペンをつけて、世界にひとつだけのトートバッグにした。いつまでたっても価値が変わらず、長く使い続けたいと思わせてくれるボート・アンド・トート・バッグ。これからも多くの人に愛され、重宝し続けることだろう。TEXT / 野呂 美帆(フォトグラファー)この記事は、日常・非日常問わず、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案するメディア『日非日非日日(にちひにちひにちにち)』からの転載となります。
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- 読者が選んだ!関東キャンプ場ランキング20選
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- ガルヴィ特別編集の『オートキャンプガイド』では、恒例の読者アンケートを実施!本気のキャンプ好きたちに関東のお気に入りキャンプ場を選んでもらった。ランキングは『オートキャンプ場ガイド2021』のアンケートデータから集計!【あわせて読みたい】 編集部が厳選!冬に絶対行きたい焚き火にこだわったキャンプ場9選 【1位】長瀞オートキャンプ場@埼玉県キャンパーとともに歩む老舗キャンプ場都心部からアクセスしやすく、長瀞の気持ちいい自然を見ながらキャンプができる。流行に合わせてソロキャンプサイトなど、柔軟に今人気のスタイルを取り入れる。懐の深さ、良質なホスピタリティがあり、キャンパーの声を活かしたサイトづくりも。とくに女性目線の口コミが好評。埼玉県秩父郡長瀞町大字井戸559-1TEL.0494-66-0640https://www.nagatoro-camp.com【2位】竜洋海洋公園オートキャンプ場@静岡県充実した設備が人気のキャンプ場天竜川の河口に開けた竜洋海洋公園の一角にあるキャンプ場。垣根で仕切られた区画サイトには、AC電源のほか流し台も備え付けられていて非常に便利。また隣接する施設「しおさい竜洋」では、温泉大浴場に入浴できるほか、季節の地元食材が入手できるのもうれしい。静岡県磐田市駒場6866-10TEL.0538-59-3180http://www.ryu-yo.co.jp/AUTO/【3位】大子(だいご)広域公園オートキャンプ場 グリンヴィラ@茨城県快適に過ごせる高規格キャンプ場奥久慈の自然に囲まれた設備の充実したキャンプ場には、AC電源付きの個別サイトのほか、電源と給排水設備が整ったキャンピングカーサイト、フリーサイトの3タイプがある。センターハウスに備えられた温泉施設には露天風呂もある。茨城県久慈郡大子町矢田15-1TEL.0295-79-0031http://www.greenvila.jp/【4位】成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場@千葉県緑がまぶしい牧草地にサイトが広がるウシやウマ、ヒツジなどの動物とふれあえる観光牧場に併設されたキャンプ場。緑の牧草で覆われる広々としたサイトは、すべてクルマの乗り入れが可能だ。レンタル用品も充実していて、手ぶらで行っても楽しめるほど。牧場では乳搾りなどさまざまな体験ができる。千葉県成田市名木730-3TEL.0476-96-1001https://www.yumebokujo.com/【5位】塩原グリーンビレッジ@栃木県広いサイトと天然温泉が魅力塩原温泉郷に広がる人気のキャンプ場。敷地内には2カ所の源泉が湧き、日帰り温泉施設や宿泊者専用野天風呂、ペット専用の風呂など、さまざまな湯が楽しめる。サイトは砂利敷きや芝生のサイトが合計で90区画あり、そのうち76区画はAC電源を備えている。栃木県那須塩原市塩原1230TEL.0287-32-2751https://shiobara-gv.net/【6位】ウェルキャンプ西丹沢@神奈川県野生動物が見られることも西丹沢の清流と山々に囲まれた自然豊かなキャンプ場。自然の地形を活かしてつくられた7つのゾーンは、それぞれに個性があるので、好みに合わせてサイト選びができる。神奈川県足柄上郡山北町中川868TEL.0465-20-3191https://well-camp.com/【6位】キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原@栃木県個性豊かなサイトが多数!アメリカンリゾートを思わせる本格的なキャンプ場。ガレージをモチーフにつくられたサイトや子どもが遊べる遊具付きのサイトなど、特徴のあるサイトがたくさんある。栃木県那須郡那須町高久甲5861-2TEL.0287-64-4677https://www.camp-cabins.com/【8位】ケニーズ・ファミリー・ビレッジ/オートキャンプ場@埼玉県夏には天然のプールが出現名栗川沿いにあるキャンプ場で、夏になると川を利用した天然のプールが最高の遊び場となる。キャンプインストラクターがいるので、初心者でも安心して楽しめる。埼玉県飯能市上名栗3196TEL.042-979-0300https://www.kfv.co.jp/【9位】北軽井沢スウィートグラス@群馬県北軽井沢の四季を感じる3万坪を誇る広大な敷地には、さまざまなタイプのサイトやコテージ、小川が流れる緑あふれる森が広がり、キャンパーの心を癒やしてくれる。年間を通じて行われるイベントも人気。群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579TEL.0279-84-2512https://sweetgrass.jp/【9位】有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場@千葉県おいしいキャンプが楽しめる一年を通してさまざまな収穫体験が楽しめるキャンプ場。とった野菜や果物を使って親子で料理を作りたい。家族風呂や夏に開設する子どもプールも人気の施設だ。千葉県山武市板中新田224TEL.0475-89-1719https://arinomi.co.jp/【11位】緑の休暇村 青根キャンプ場@神奈川県夏の川遊びが大人気夏になると道志川で川遊びをする子どもたちで賑わうキャンプ場。フィッシングエリアでは、ルアーやフライ、エサ釣りも楽しめる。隣接する温泉施設「いやしの湯」も利用できる。神奈川県相模原市緑区青根807TEL.042-787-1380https://aonecamp.jp/【12位】浩庵(こうあん)キャンプ場@山梨県富士山から昇る朝日が最高富士山と本栖湖が一望できるキャンプ場。キャンプサイトは100区画ほどあり、湖畔サイトと林間サイトに分かれている。高規格のキャンプ場とはまた違った魅力が詰まっている。山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926TEL.0556-38-0117https://kouan-motosuko.com/【12位】丸沼高原オートキャンプ場@群馬県夏でも涼しい標高1500m冬には一面の銀世界となるスキー場が、グリーンシーズンには広大なキャンプ場としてオープン。600mの標高差を一気に昇るロープウェイを使えば2000m級の山歩きも楽しめる。群馬県利根郡片品村東小川4658-58TEL.0278-58-4300https://www.marunuma.jp/【14位】PICA富士ぐりんぱ@静岡県遊園地も一緒に楽しめる遊園地「ぐりんぱ」に隣接するキャンプ場。富士山を仰ぎ見る広々としたサイトのほか、林間サイトやセットアップテントサイトがある。シルバニアファミリーのコテージも人気。静岡県裾野市須山2427TEL.0555-30-4580https://www.pica-resort.jp/grinpa/【14位】ウエストリバーオートキャンプ場@山梨県釣り好きには最高の環境場内を流れる清流で本格的な釣りが楽しめる。初心者向きのエサ釣りをはじめ、フライやルアーフィッシングも楽しめる。小さな子どもは専用の池で魚のつかみ取りもできる。山梨県南アルプス市須沢131TEL.055-285-6611http://www.westriver-camp.com/【14位】イレブンオートキャンプパーク@千葉県雑木林の落ち着くフィールド5万㎡と広大な敷地には、120区画ものサイトが並び、1区画は120㎡と広々しているので、快適に過ごせる。場内にはグラススキーやクライミングウオールなどの遊びもいっぱいだ。千葉県君津市栗坪300TEL.0439-27-2711https://www.eleven-camp.com/【14位】長瀞キャンプヴィレッジ@埼玉県川の流れが涼しさを増す荒川の流れを眺めながら、のんびり過ごせるキャンプ場。サイトは林間で、夏でも比較的涼しく感じられる。場内には温泉入浴施設があり、大浴場や露天風呂が楽しめる。埼玉県秩父郡長瀞町岩田483TEL.0494-66-3817https://www.nagatoro-campvillage.com/【18位】ウォーターパーク長瀞@埼玉県荒川ライン下りも楽しめる荒川の比較的緩やかな流れに沿って広がるキャンプ場。川では水遊びもできる。ウッドトレーラーコテージも26棟あるので、初心者でも気軽にアウトドアを満喫できる。埼玉県秩父郡皆野町金崎1918-1TEL.0494-62-5726 https://waterpark.jp/【19位】ACNオーキャン宝島@栃木県犬連れにうれしいサイトづくり日本名水百選が湧く高原山麓に位置するキャンプ場。42区画あるうちの30区画が、ノーリードで犬を放せるドッグフリーサイト。ほとんどの区画にAC電源と流し台が付く。栃木県塩谷郡塩谷町尚仁沢名水パーク入口TEL.0287-45-2225https://www.ocam.jp/【20位】星の降る森@群馬県周囲が自然の森に囲まれ、町の明かりが届かないので満天の星が楽しめる。群馬県沼田市上発知町2543TEL.0278-23-7213http://www.star-forest.com/もうすぐランクイン!【21位】グリーンパークふきわれ@群馬県春はサクラ、夏は川遊び、秋葉周辺でキノコ狩りなどが楽しめる自然豊かなロケーション。群馬県沼田市利根町大楊1098TEL.0278-56-3215https://www.greenpark-fukiware.com/【21位】オートキャンプ・フルーツ村@千葉県隣接の小糸川では釣りやカヌー、近くの観光農園では季節のフルーツ狩りが楽しめる。千葉県君津市旅名96TEL.0439-38-2255http://fruitsvillage.com/TEXT/大森弘恵 大橋保之(カーネル)出典/ガルヴィ2022年4月号
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- “雨キャンプ”上級者は絶対やってる!簡単にできる対策が神過ぎた…!
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- キャンプに雨はつきものだけど、その対処方法を知っているのと知らないのとでは、キャンプの快適さが変わってくる。そこで今回は雨に備えた準備と雨の日を快適に過ごすTipsを紹介!【雨キャンプの心構え】雨キャンプはムリをすると危険なこともある。天気予報を必ずチェックして、台風など悪天候時には諦める勇気も大切だ。またキャンプ地を変更したり、2泊のところを1泊にするなど、計画を変更して、安全第一で臨機応変に対応してキャンプを楽しもう。【あわせて読みたい】【別注!】キャンプツーリングに最適な”男”のセット■雨への備え編①雨の日にあると便利なグッズを準備雨でも快適に過ごせるリビングを作るなら、「スクリーンタープ」や「2ルームテント」を準備すれば、雨が吹き込まないので安心。それが準備できなくても、便利グッズを用意しておけば、雨キャンプも快適になる。まずは足元を濡らさない「長靴」、濡れても平気な「サンダル」。荷物を高い場所に置いて濡らさないための「コット」、トイレなどに行くときに便利な「カサ」、テントの出入りに便利な「スノコ」などを準備したい。出典:モンベルモンベル キャニオンサンダル4800円グリップ力が高くて滑りにくいサンダル。甲部分のベルクロでフィット感の調節ができる。出典:コロンビアコロンビア ラディ リーフ7200円折りたたんで持ち運びができるほど柔らかく、それでいて自立するほどのちょうど良い硬さ出典:ogawaogawa ハイ&ローコットワイド2万8500円脚の差し込み口を変えるだけで高さを42cm・25cmの2段階に調節できる。耐荷重は120kg。➁事前に防水性やはっ水性を確認しようテントやタープの防水性やはっ水性が落ちていると、雨漏りの原因になる。あらかじめ防水性やはっ水性を確認しておきたい。おすすめは毎回のキャンプでの確認。雨や夜露でテントが濡れた際に、きちんとはっ水しているかを確認しておく。できなかった場合は、デイキャンプ時にテントやタープを張り、水をかけてはっ水性を確認。同時にシームテープのはがれがないかもチェックして、問題があった場合はメンテナンスを行おう。出典:キャプテンスタッグキャプテンスタッグ 強力防水スプレー虫よけタイプ 420ml1900円水や油をはじく強力タイプ。虫が嫌がる天然成分ヒバ・ヒノキを配合し害虫も寄せ付けない。出典:ロゴスロゴス シームシーラーセット1200円塗るだけでテントの縫い目からの浸水を防ぐ。生地の破れなどを修復するリペアテープ付き。③スマホの天気予報アプリを賢く活用しようひと昔前は、いつでも天気予報を見ることが難しかったが、今はスマホのアプリで簡単に確認できる。あらかじめインストールして、いつでも天気を確認できるようにしておこう。スマホの天気予報アプリは、当日の降水確率のほかに、1時間ごとの風速を予測できたり、これからの雨雲の動きを確認することもできる。キャンプのスケジュールを立てるときだけでなく、キャンプ当日も役立つ機能が搭載されているので、ぜひ活用しよう。tenki.jp「日本気象協会」が提供する天気予報アプリ。10日先までの天気予報がわかる「10日天気」や雨雲の流れを予測できる「豪雨レーダー」などの機能付き。1時間ごとの風速がわかる天気予報もキャンプに役立つ機能だ。weathernews気象情報会社「ウェザーニューズ」が提供する天気予報アプリ。1時間ごとの風速がわかる天気予報、雨雲の様子を確認できる「雨雲レーダー」を備えている。キャンプ場名で検索できる「施設名検索」も便利な機能。■雨キャンプを快適に過ごす小技編④吊るしておけば道具を濡らしにくい!ランタンやライター、小型トーチなど使用頻度の高い小物はハンギングチェーンを使って吊り下げる。レインウエアや傘も場所を決めて吊り下げておけばほかの道具を濡らさずにすむ。⑤子どもが利用しやすい縦利用ハンギングチェーンをポールに沿って縦にのばし、地面側はペグダウン。こうしておけば、背の低い子どもの道具を引っかけておける。縦方向と横方向、空間を上手に利用しよう。⑥濡れて困るものはタオルとともにバケツへスマートフォンやデジカメ、ビデオカメラなどなるべく濡らしたくないものは折りたたみバケツが指定席。使用後に水分を拭き取れるようタオルも入れておこう。⑦地面に直置きするのはNG重い道具はボックスにまとめてベンチやコットの上で保管する。人気の木製3段ラックも便利だが、地面との接地面積が小さい方が後片付けは楽だ。⑧Sカンやカラビナが大活躍小物を吊すときに活躍するのがSカンやカラビナだ。自在に曲がり、適度に強度がある針金はハンガーがわりにレインウエアを吊すときに使える優れものだ。⑨厚手布と棒、ペグで小物置き場を自作コンパクトカーユーザーなど、ラックやベンチといった大型ファニチャーを増やしたくない場合は、厚手の布とペグ、木の棒などで簡易小物置き場を自作してもいい。これならくるっと丸められるし軽量・コンパクト。⑩テント入り口に小さなチェアを配置テントとタープを接続。さらにテント入り口に小さなチェアかベンチを置いておこう。こうすることで面倒なレインウエアや長靴の脱ぎ着が落ち着いてできる。⑪フライとインナーの空間を確認フライシートとインナーテントの間に空気の層があることは、快適に眠るための必要条件だ。張り綱をピンと張って、風によって空気の層がつぶれないように調整しよう。⑫グラウンドシートや防水シートはたたみ込むインナーテントの下に敷くグラウンドシートがはみ出るとテントとシートの隙間に雨がたまる。大きなグラウンドシートは折りたたみ、テントからはみ出ないよう調整しよう。専用設計のシートもズレていないか確認しておこう。TEXT/牛島義之ILLUST/岡本倫幸出典/ガルヴィ2020年6月号2023年6月更新 PHOTO/中里慎一郎TEXT/大森弘恵出典/ガルヴィ2019年6月号【あわせて読みたい】「最強の悪天候対策」上級キャンパーはみんなやってるタープの設営テクニックを紹介!「かっこよすぎる」キャンプガチ勢が利便性を徹底追及した究極のギアセットとは!?「天才すぎる」ギア研究家が厳選したアウトドアの7つ道具が優秀すぎた…!
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オススメ! 予約できるキャンプ場
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富士山と河口湖、絶景のコテージとキャンプ場
富士山を仰ぎ見る河口湖北岸に位置するキャンプ場。後ろに戸沢山の森、元島津公爵別荘地がある。うれしいのは、サイトと富士山のあいだに河口湖以外さえぎるものがないこと。コテージは7タイプ、全13棟あり、すべて炊事用具、寝具、バス・トイレ付き。家族やグループでの利用に最適だ。ほとんどの棟から富士山と河口湖の絶景を楽しめる。湖岸道路沿いの山側に管理棟とコテージがある。道1本はさんで河口湖畔におりると、オートキャンプエリアがある。区画の広さは10×10m程。サイトによっては湖に沿って長さ20m強程の変則長方形や台形などさまざま。テントサイトでは直火で焚き火が楽しめる。地質は固い土なので太い金属製のペグを持参しよう。場内には炊事棟やトイレ、コインシャワーが設置されており、設備重視派には物足りないが、ワイルド派にはぴったりだ。- ぷらっとキャンプ
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- 羽鳥湖畔オートキャンプ場
レンタサイクルで湖畔を駆けぬけよう湖と山を望む絶景キャンプ場
キャンプ場は羽鳥湖の湖畔にあり、背後に布引山を望む絶景のロケーション。一部エリアはレイクビューとなっている。オートサイトは、段差や小さな木々で区画されており、ほどよくプライベート感がある。コテージには、風呂や寝具、冷蔵庫、電子レンジ、調理器具など、設備が充実しているので、別荘感覚でリラックスして過ごすことができるのがうれしい。サニタリー棟は全3棟あり、うち1棟にはシャワーやランドリーを完備。炊事場はすべて給湯設備付、トイレはウォシュレット付便座。管理棟はホテルのフロントのような内装で、売店では薪・炭・網などのBBQに必要なアイテムや、着火剤・虫除けスプレーなどが揃う。HPではドローンで空から撮影したキャンプ場や、各施設を詳細に紹介した動画が掲載されているので、ぜひチェックしてみよう。- ぷらっとキャンプ
- 予約OK海Azuri Camp Space
- Azuri Camp Space
海を眺めながらリフレッシュキャンプをしよう
あづり浜がすぐ前に広がるロケーション。志摩市でもトップクラスのきれいな星が楽しめるスポットで、天気が良ければキャンプサイトから満天の星空を見上げることができる。さらに冬の時期はきれいな夕陽や夕暮れ・マジックアワーも楽しめるかも。サイト数は全部で17区画と小さなキャンプ場だが、小さいからこそできる居心地のいいキャンプ場づくりを目指している。オートキャンプサイトは全8区画で、AC電源付きのサイトは5区画ある。クルマの横付けが可能。目の前にあづり浜が広がるシーサイドキャンプサイトは全9区画で、AC電源付きのサイトは5区画。- ぷらっとキャンプ
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