初心者必見! テント設営のコツを知る③ ワンポールテント編
どんなに高機能なテントであっても、基本を押さえて設営しないと、蒸れるし、風に弱くて雨漏りすらしてしまう。設営のコツを知ることで、美しく、本来の機能を発揮する!
今回はワンポールテントの設営を見ていこう。
ポールが1本しかないワンポールテントの設営はとてもシンプル。①フチをすべてペグダウン ②フライシートをかぶせて、ポールで立ち上げる ③張り綱を張る、という行程だ。①でゆがみなく、美しいフロアにしておくと、美しいテントに仕上がる。
①インナーテントを広げ、ペグで固定する
前後を確認し、インナーテントを広げる。前の辺をピンと張ってペグダウンしたら、美しい四角を描くように後ろの辺を固定。あとはバランスよくサイドもペグで固定する。
②フライをかけてポールを立ち上げる
インナーテントの上にフライシートを広げる。上部のベンチレーターを広げてから、インナーテントとフライシートの頂上部を重ねて、そこにポールを当てて垂直になるよう立ち上げる。
③張り綱とフライをペグで固定する
フライシートの裾をペグダウン。その後、張り綱を張っていく。フライシートの縫い目と平行になるよう張り綱を伸ばすとバランスがよく、シワも出にくいので参考に。
【Adviser 野毛陽平さんからのヒント】
ワンポールテントの張り綱が短いと、生地が下向きに引っ張られて不格好。なるべく遠くに伸ばすとかっこよくなります。張り綱の長さをそろえるのも美しさの決め手です。
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PHOTO/猪俣慎吾
TEXT/大森弘恵
協力/sotosotodays、ヤマケン
出典:ガルヴィ2022年6月号