まさに目から鱗!キャンプのスペシャリストが考える驚くべき防寒術とは?
凍えるような寒さのフィールドでも、快適にキャンプを楽しんでいるキャンパーが多い。
でも、そんな熟練キャンパーたちはどんなアイテムを持ち準備をしているのか?
今回はファミリーキャンプの達人・野毛陽平さんにとっておきの防寒術を教えてもらった!
sotosotodays 野毛陽平さん
神奈川県小田原市にあるアウトドアショップ「sotosotodays」の名物スタッフ。自分の知識や経験を反映させた数々のコラボアイテムを手がけている。ふたりの子どもとファミリーキャンプを楽しむナイスなパパでもある。
親子キャンプを楽しむ野毛さんだが、お子さんはまだ小さい。
「もちろん日中は、焚き火やストーブを使わなければ、やっぱり暖は取れないですよ。そんなときでも、子どもたちがいるからといって、『火』に対して過度に神経質になりすぎないようにしています。焚き火台やストーブの周りをテーブルで囲み、実際に『熱』を実感してもらいつつ、距離を保てるようにしています。近づきすぎると危険なことを、体験してもらいたいので」
ただし使用するギアやウエアは、難燃仕様のアイテムを選ぶ。
火の粉などから身を守る準備は欠かすことのできない重要なポイント。それは、家族のなかで最も火の近くで作業する野毛さん自身も欠かせない注意点。
「各社が手がけている最近の難燃素材は本当に優秀なので、火の粉が多少直撃しても大丈夫。そんな難燃素材の大きめなジャケットやポンチョの中に、インナーダウンを身につければ、しっかりと体を保温してくれます。冬でも快適に過ごすことができますよ!」
■難燃素材+テーブルで火のそばも安心
ユニフレームのフィールドラックに、ショップオリジナルのプレートを置いて拡張。
ストーブや焚き火台を囲んで、一定の距離を確保している。
さらに、ナンガの難燃素材「TAKIBI」を使ったウエアとインナーダウンを愛用しているという。
■火の粉はもう怖くない!?
火の粉に弱いヘリノックス用に野毛さんが考えたのが、このチェアカバー。
難燃素材を使用したパッカブル仕様ながら、中綿にはダウンが入っている。
収納部分はそのままポケットとして大活躍。
sotosotodaysにて絶賛発売中!
PHOTO/逢坂 聡
TEXT/高梨達徳
撮影協力/sotosotodays CAMPGROUNDS