ペグの正しい打ち方はどっち?知らないと損するテント豆知識
テントについて「今さら尋ねることができない小さな疑問」は思いのほかたくさんあるはず。
そこで、知りたい用語をこっそり紹介しよう。
今回はペグについて。
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付属ペグのほかに頑丈なスチール製ペグも用意
スタンダードなテントの場合、プラスチックペグとピンペグが付属していることが多い。
プラスチックペグは摩擦力が高く、抜けにくいのだが、石が多い河原など固い地面では刃が立たない。
スチール製など頑丈なペグも用意しておこう。
また、ピンペグは回って張り綱が外れやすい。こちらもV型ペグなどに変更すると安心だ。
テントに付属されているペグセット。軽く、扱いやすいのが利点だが、固い場所では太刀打ちできない。
プラスチックペグを打ち込むときは、プラスチックやゴムのハンマーを使う。
スチールヘッドのハンマーだと、ペグを壊す恐れがあるからだ。
地面が固くて刺さらない場合は、石をペグの上に置いて固定。
砂浜では張り綱に袋をくくりつけ、砂を入れてうめる方法も有効。
悪天候時はペグを追加したりショックコードを利用
雨で地面がゆるんだり、風の力を受けたりしてペグが抜けることがある。
張り綱が1本抜けるとその分、確実に耐候性は劣ってしまう。
あらかじめ天候が荒れるとわかっているなら、張り綱を二叉に分散させたり、ショックコードを使うなど対策を施しておこう。
張り綱の輪の部分を広げて2本のペグで固定したり、ひとつのループに2本の張り綱を通したりして、リスクを軽減。
張り綱の先に、ゴムをつなげる。風の力をやわらげて抜けにくいが、外れるときは跳ねるので注意。
張り綱を追加したいのに、ペグが足りない場合は、拾ってきた枝や薪をペグ代わりに使うという手がある。
出典/ガルヴィ2017年7月号
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