キャンプで絶対盛り上がる!懐かしのアナログゲーム8選
アナログゲームと聞いて何を思い浮かべるだろう。トランプ? 人生ゲーム?
じつはみんながよく知っているゲーム以外にもたくさんのゲームがリリースされている。
今回はキャンプで楽しめるオススメのアナログゲームを厳選して紹介しよう。
①ジャングルスピード
大人も子供も関係ナシ。重要なのは反射神経だ!
対象年齢:7歳から/プレイ人数:2〜10人/ゲーム所要時間15分
価格:2808円
●こんなゲーム
集中力と反射神経を必要とするのがこのジャングルスピード。
本国フランスではミリオンセラーを超える超人気ゲーム。
均等に分けた自分の山札から、1人ずつ順にカードをめくって自分の前に出し、色ではなく同じカタチの図柄が場に出たら、真ん中に置いておいた棒(トーテム)をいち早くつかみ取るというルール。
ただし、棒をつかめるのは図柄の同じカードを出した人同士のみ。
ゲームは自分の山札をいち早くなくした人の勝ちとなる。
●ココがおもしろい!
カードにはまぎらわしい図形のほか、3つのスペシャルカードもあり大混戦。
勝負のカギは認識力と瞬発力なので老若男女問わず楽しめる。
4人程度で遊ぶならテーブルサイズも50cm四方あれば十分。
問:ホビージャパン
➁ヒューゴ
オバケに捕まらないようお城のなかで「鬼ごっこ」
対象年齢:7歳から/プレイ人数:2〜8人/ゲーム所要時間30分
価格:3200円
●こんなゲーム
舞台は古いお城。しかし、夜になるとオバケのヒューゴが出現。
ゲストであるプレイヤーたちはヒューゴに捕まらないようにしなくてはならない。
ゲームはサイコロを振った目の数字だけ、任意に選んだ自分の手持ちのコマひとつを進めていくという簡単なルール。
最後は廊下にヒューゴ以外だれもいなくなったら終了。
自分のコマのポイントを集計し、得点の高い人が勝ち。
●ココがおもしろい!
まわりの人の動きにも注意が必要で、どのコマをどう動かすかがカギ。
ヒューゴに捕まったときの切なさや、うまく逃げ切ったときの爽快さなどが楽しめる。
大人も子どももすごく盛り上がる人気ゲーム。ボードのサイズは360×520mm。
問:メビウスゲームズ
③ガイスター
簡単なのにクセになるチェス風2人対戦ゲーム
対象年齢:8歳から/プレイ人数:2人/ゲーム所要時間15分
価格:2800円
●こんなゲーム
2人対戦のこのゲームは6×6マスのボード上に自分のコマである8つのオバケを動かしていくだけ。
ルールはとても簡単で、勝利するには下記3つのうちどれかをクリアすればオーケー。
青のオバケひとつをうまく出口から出すか、赤のオバケを4つ相手に取らせる。もしくは、相手の青のオバケ4つを取るかのいずれか。
●ココがおもしろい!
どれが、背中のマークが”青い”オバケか赤い”オバケ”かの見分けが付かないので、相手の心をいかに見破れるか? 逆にフェイントしていくか?
その辺の巧妙な心理戦がとてもおもしろく病みつきになる。
また、勝利条件が3つもあるので、子どもでも簡単に遊べるのもポイント。
1982年に登場して以来、未だに人気が衰えない名作のひとつ。
問:メビウスゲームズ
④ディクシット
感性の違いで盛り上がるコミュニケーションゲーム
対象年齢:8歳から/プレイ人数:3〜6人/ゲーム所要時間30分
価格:4860円
●こんなゲーム
ゲームは、プレイヤーが6枚ずつの手札を持ち、1人ずつ交代で語り部となる。
語り部は自分の手札から1枚を選び、その絵柄から連想された言葉を言い、他のプレイヤーは自分の手札からその言葉にふさわしいと思ったカード1枚を出す。
全員がカードを出したら、語り部がそれをシャッフルして並べ、他のプレイヤーは「語り部の選んだカード」と思ったカードに投票。
その投票結果によってポイントを獲得する。
●ココがおもしろい!
84枚あるカードはそれぞれ独得の世界観が描かれ、想像されるストーリーも遊ぶ人によりさまざま。
「この絵がなんでそんな言葉になるの!」と、感性の違いがゲームを盛り上げてくれる、まさにコミュニケーションゲーム。
数々のゲーム大賞を受賞した、初心者にも楽しめるゲームだ。
問:ホビージャパン
⑤スカル
度胸がカギを握るブラフゲームの傑作!
対象年齢:14歳から/プレイ人数:3〜6人/ゲーム所要時間15〜45分
価格:2592円
●こんなゲーム
4枚のタイルが手札。順番に自分のボード上に1枚ずつ表面が上になるようタイルを置いていく。
途中、1人が「チャレンジ」と言ったらそれぞれが重ねたタイルから、花だけを連続して何枚めくれるかを宣言。そのまま宣言どおりにめくることができればチャレンジ成功。
失敗した場合は手札を1枚失う。ゲームはいち早くチャレンジを2回成功させた人が勝者となる。
●ココがおもしろい!
状況や相手の性格を読みつつ、タイルを置いていくのかを考えるのが楽しい、大人が盛り上がるドキドキのブラフゲーム。
度胸と駆け引きが勝敗を分ける。
問:ホビージャパン
⑥メモアァール!
新感覚が魅力の人気メモリーゲーム
対象年齢:8歳から/プレイ人数:2〜4人/ゲーム所要時間10〜20分
価格:1944円
●こんなゲーム
プレイヤーは火山島に上陸した海賊の一味となって、溶岩に飲み込まれてしまう前に、島で発見したお宝を持って無事脱出できるかを競うゲーム。
ゲームは5×5枚の場に出ている場所カード1枚をめくり、直前に出されているカードとつなげていく。
つなげるにはカードに描かれた動物、もしくは背景が同じでなくてはならない。
つなげることができなければ溶岩にのまれてその場で脱落。
最後まで残った人がお宝カードを手に入れるとラウンド終了。
●ココがおもしろい!
最初のラウンドではどこにどのカードが置かれているかがわからないので、運要素でめくっていくが、ラウンドを重ねることでカードの位置を覚えていくので神経衰弱のような記憶力がものをいう。
シンプルなルールなのに奥が深く、何度でも楽しめる。
問:ホビージャパン
⑦インカの黄金
行く勇気、引く勇気が試される!気分はすっかり探検家
対象年齢:8歳から/プレイ人数:3〜8人/ゲーム所要時間20〜40分
価格:2884円
●こんなゲーム
南アメリカのペルー周辺にあったインカ帝国が舞台の探検宝探しゲーム。
ルールはシンプルで、山札のカードを1枚ずつめくり、その絵柄が探検の道のりとなっていく。
例えば財宝のカードをめくれば、財宝カードに書かれた数字だけプレイヤーで山分け。
逆にミイラなどのカードを引くと財宝を没収される。ゲームは一番多くの財宝を持ち帰った人が勝利となる。
プレイヤーはカードをめくる前に「探検を続ける」か「テントに戻る」かを決められるのもゲームのポイント。
●ココがおもしろい!
探検の道のりはカードが並んでいるため、財宝や彫像、危険なカードの出具合などがひと目でわかり、“進む”または“戻る”の判断がしやすくなる。
ただ、もう少し進めるかも?という欲が出てきてゲームは白熱。
相手の動きをみながらの意志決定がカギ。冒険心や勇気、そしてカードをめくるスリルが味わえる。
問:アークライト
⑧コードネーム
ヒントを手がかりに自分の仲間を見つけ出せ!
対象年齢:14歳から/プレイ人数:2〜8人/ゲーム所要時間15分
価格:3420円
●こんなゲーム
2つのチームにわかれて遊ぶ、チーム戦方式のパーティゲーム。
「青チーム」と「赤チーム」にわかれ、「スパイマスター」と呼ばれる人をそれぞれ選出。スパイマスターの出すヒントを頼りに、並べられた25枚のコードネームのカードの中から仲間を見つけ出していくというもの。
ゲームはいち早く仲間のエージェントをすべて見つけられたほうが勝利する。
●ココがおもしろい!
ヒントの出し方がポイントになるので、スパイマスターはやや大変な役割になるが、ゲーム後に「あのヒントの意味がわからなかったよ……」とか、「あのヒントがドンピシャだったね!」とワイワイ盛り上がる。
2016年ドイツ年間ゲーム大賞を受賞したパーティゲームの傑作で、初心者でもすぐに楽しめる。
問:ホビージャパン
PHOTO/中里慎一郎、伴 隆之
TEXT/伴 隆之
出典/ガルヴィ2018年12月号
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