【春キャンプの防寒術】プラスαの装備で対策するポカポカキャンプ
春先のフィールドは思った以上に寒い。防寒対策を怠っていると、とっても辛い思い出になってしまう。
そんなことにならないように、きちんと対策をしてポカポカなキャンプを楽しんでみよう!
今回はプラスαの装備について解説。
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焚き火派? それとも薪ストーブ派?
ここ数年「キャンプといえば焚き火」というくらい、焚き火を楽しむキャンパーが増えてきた。
しかし、ここへきて、注目度が上がっているのが薪ストーブ。
焚き火と違って炎はあまり見えないが、焚き火と同じかそれ以上に暖かい。
どちらにもメリット、デメリットがあるので、それを考慮してどちらがいいのか考えてみよう。
焚き火台
キャプテンスタッグ/CSブラックラベル ヘキサステンレスファイアグリル
8500円
メリット
・揺れる炎を見ていると癒やされる
・収納サイズがコンパクトになる
・使用後のメンテナンスが楽
デメリット
・火床が高いので足元が寒くなりがち
・火の粉が飛んで服などに穴が開くことも
・煙に包まれて煙い思いをすることがある
薪ストーブ
キャプテンスタッグ/KAMADO煙突 角型ストーブ
3万8000円
メリット
・火が覆われているので火の粉が飛んでこない
・煙突があるので煙に包まれない
・かまど感覚で手軽に料理が作れる
デメリット
・収納サイズが大きくなってしまう
・炎がよく見えないので火を楽しみにくい
・使用後のメンテナンスが大変
石油ストーブは気をつけて使おう!
石油ストーブを使っている人は多いが、一酸化炭素中毒の恐れがあるのでテント内で使わないのが鉄則。
また家庭用石油ストーブはクルマでの運搬時、揺れで灯油がこぼれることもあるので、灯油を完全に空にしてから運ぶこと。
囲炉裏スタイルで鍋料理を
キャプテンスタッグ
●CSクラシックス ヘキサグリルテーブルセット〈137〉 2万6000円
●CSブラックラベル焚火 三脚 5200円
●ダッチオーブン セット 〈30cm〉 1万4000円
食事をするリビングと焚き火空間を一緒にした「囲炉裏スタイル」なら、焚き火で暖を取りながら、その火で調理もできてしまう。
こんなテーブルがあると囲炉裏のように楽しめる。
オススメメニューは、お皿にとっても冷めにくく、食べれば体の中から温まる鍋料理。
「背中が寒い」をクッションで解消!
焚き火で暖を取っていて気になるのが背中の冷え。
厚手のクッションをベンチやチェアにセットすれば、焚き火の“背中が寒い問題”も解消される。
キャプテンスタッグ
●CSブラックラベル アルミ背付ベンチ 7700円
●アルミ背付ベンチ用 リラックスクッションカバー 6500円
ブランケットがかなり便利!
あると便利なもののひとつがブランケット。「薄手の布1枚あってもしようがない」なんて思う人がいるかもしれないが、使うとその暖かさがよくわかる。
腰まわりが寒ければ巻き付けるだけで暖かいし、チェアに座っていて背中が寒ければ、かけるだけで防寒になる。
ロゴス/フリースラップシュラフ・ホピ
4300円
インナーシュラフとしても使えるフリース素材のブランケット。洗濯機での丸洗いも可能。
腰に巻き付けるだけで、冷えやすい下半身の防寒ができる。思いのほか暖まる使い方だ。
布1枚で作られたチェアはけっこう寒いが、ブランケットを敷くだけで暖かさを感じる。
TEXT/牛島義之
PHOTO/佐藤弘樹
出典/ガルヴィ2019年12月号
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