全長1000kmの“海岸線トレイル”とは…!? プロハイカーが愛用するギアも紹介
みちのく潮風トレイルとは、東日本大震災復刻プロジェクトとして被災地にできたトレイル。
太平洋沿岸4県・28市町村を結んでおり、約1000kmの長さがある。
今回は岩手県大船渡市から八戸市にかけてのおすすめスポットを紹介して行こう。
※2019年に取材した記事です。現地の状況が現在とは異なる場合があります。
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■岩手県大船渡市
大船渡市の碁石海岸は、三陸復興国立公園に編入する前から国立公園だった。遊歩道からの景色は最高!
碁石海岸インフォメーションセンターほど近くにある「恋する灯台」。ちゃんと名称の表示がある。
碁石海岸インフォメーションセンターに隣接する碁石海岸レストハウスで作られている「いかせんべい」。
日本に4つしかない、恋の付く駅・恋し浜駅。
駅の鐘を鳴らすと恋が実るらしい!?
■岩手県久慈市〜宮古市
国民宿舎くろさき荘の近くにある灯台。
手前には北緯40度のシンボル塔があり、近づくと地球儀が回るのには驚いた。
北山崎のエリア周辺には自然道が多い。
小袖海岸を見下ろす高台。美しい海岸線が続く。
小袖海岸には、小袖海女センターがある。
あの「あまちゃん」の舞台がここ。センターの上からの小袖海岸の景色もきれい!
小袖海岸を歩くルート。
久慈港近くにあるケルン(石積み)は、大震災で久慈を襲った津波の高さである14.5mを参考に作られたそう。
久慈の道の駅・やませ風土館では、久慈祭りで使用した山車を展示していた。
びっくりするほどすばらしくて驚いた! 久慈祭りが見たくなった。
■八戸市
種差海岸のきれいな朝焼け。
葦毛崎(あしげざき)展望台。太平洋戦争末期に旧日本軍の軍事施設として使用されていたそうだ。
みちのくトレイルの北の起点・蕪島。
今回のトレイルのギア
約1000kmものトレイルを歩ききるためには、自分だけの力では厳しい場合もある。
そこで重要なのが、旅をサポートしてくれる心強い相棒たち=ギアだ。
入手しやすいCB缶仕様のSOTO・フュージョンは、地元の食材を調理する際、非常に便利。
ローバー・レネゲードは、舗装路から山道までバリエーションに富んだ道を歩くのに好適なオールラウンドブーツだ。
シュラフはニーモ・ケヤンを選択。
TEXT&PHOTO/斉藤正史(MASA)
撮影協力/
新富士バーナー
TEL: 0533-75-5000
http://www.shinfuji.co.jp/soto/
イワタニプリムス
TEL: 03-3555-5605
https://www.iwatani-primus.co.jp/
出典/ガルヴィ2020年4月号
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