「これは買うべき」アウトドア専門家激推し“オンウェー”新作テントを忖度なしに徹底レビュー!
新製品が続々と店頭に並びはじめ、何を手にいれようか悩んでいる読者のために、アウトドアコンサルタントの小清水さんが使い勝手を調べる企画。
今回はオンウェーが作った個性的なテント。
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小清水哲郎さん
アウトドアコンサルタント。野外教育指導者育成、チームビルディングを主軸に、豊富な技術と知識で多数のメディアに協力している。
プライベート空間を確保できるテント
オンウェー ブラックバードテント
4万3780円
サイズ370×280×H170cm、重量12kg
世界的メジャーブランドのファニチャーを手がけてきたオンウェーが、今シーズンはなんとテント&タープを発表!
早速、気になったので、テントのサンプルを取り寄せた。
真っ黒のドームテントは左右の窓に大きなオーニングが付いており、出入り口パネルも大きく伸びるなど、雨が降っても風通しを確保できる絶妙なスタイルだ。
「最近のキャンプ場では知らない人から勝手に持ち物の品定めされるから(笑)、目隠しにもちょうどいい。
室内は天井のメッシュを開くと暗さが解消されます。
一番気に入ったのは、前後室。よくあるドームテントは奥行きがあっても天井部分が狭くなっているのに、ブラックバードはサブポールのおかげで天井付近までゆったりした大容量なんですから」(小清水さん)
フライの一部がクリアウインドウ。日差しがきついときはインナーのメッシュベンチレーターで柔らかな光に。
これだけだと周辺が暗くなるけれど窓を巻き上げるとテント内全体が明るくなる。
後室の天井が広くて高い! たっぷり大容量で、長靴はもちろん大きめの荷物を保管してもフライシートに触れにくいのはありがたい。
傘やレインウエアなど濡れモノが多い雨の日に重宝しそう。
前のパネルは張り出しOKなので、ちょっとしたリビングになる。しかもファスナーを開くと大きく伸びる。
2人利用ならタープなしでこれだけで過ごしてもいいかも。角度を変えて目隠しにするのもいい。
メインポールをクロスさせ、サブポールを前後方向に取り付ける。
インナーなのに出入り口の上にキャノピーが生まれるのがおもしろい。前後左右対称なのも設営しやすい。
5〜7人利用を想定したファミリー用ドームテントとしてはスタンダードな収納サイズで78×27×H27cm。
さほど重くないから、大人なら持ち運びだって楽にできる。
この新製品も使い勝手がいい!
Wテーブル
5万3218円
サイズ116×60×H54〜78cm、重量 7.3kg
ワンアクションで脚が開き、フリーロックシステムなので高さを無段階で調節できる。
「全高78cmにすると作業台として使いやすいし、とにかく美しいテーブルです」(小清水さん)
【問】オンウェー
PHOTO/逢坂聡
TEXT/大森弘恵
協力/青根緑の休暇村キャンプ場
出典/ガルビィ2023年4月号
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