「便利すぎ!」アウトドア上級者の財布の活用方法が異次元だった…!
低山小道具研究家のモリカツこと森勝さんによるギア解説。今回のテーマは「財布」。
モリカツさんはどんなふうに財布を活用しているのだろう。そのあたりの話をじっと語ってくれた。
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森勝(もりまさる)さん
低山小道具研究家。愛称はモリカツ。子供の頃は秘密基地造りと探検、文具や小道具に夢中だった。世界初や秘密という言葉に弱い。
街歩きならこれ!
こちらは主に、自宅周辺などの住宅街で使用する。
長財布のほうがさまざまなものを収納でき、紙幣の出し入れなども簡単だ。しかしコンパクトに折り畳んだ財布のほうが気軽にポケットなどに入れて持ち歩くことができる。
最近の長財布は機能面の向上が著しく、単に現金やカード以外に、じつにさまざまなものを収納しておくことができる。
私の場合は、メモ帳やペン、コインホルダー、スマホなどもひとまとめに収納してしまう。
カードホルダーを使いこなせ!
キャッシュレス化の恩恵で、クレジットカードやプリペイドカード数枚を用意しておけば、都市部では財布として十分に機能する。
あとは非常用の紙幣を備えておくだけで大丈夫だ。
逆にフィールド周辺になると、まだまだ各種カードに対応していない場面に遭遇するケースも頻出するので、紙幣や小銭をたっぷり収納できる昔ながらの財布が活躍することになる。
このあたりはロケーション次第で、財布を選ぶようにしたい。
ちょっとした工夫でカードケースひとつでも多機能に生まれ変わる。
このケースではマイクロSDカードをSDカードに変換するアダプタを両面テープで取りつけ、さまざまなガジェットで用いられる予備のメモリーカードも携帯できるようにした。
小道具を活用すべし!
意外と重宝するのがコインホルダーだ。
種類別にきちんと収納できるため残量がひと目で把握でき、支払いもスムーズ。
因みに、左のホルダーは山歩きでほとんど必要ない500円玉のスペースを加工して100円玉の収納スペースを増設している。
ホルダーの裏面の方端に不要となったカードを両面テープで貼り付けてクリップ状にし、これを財布のポケットに引っかけておく。
こうすれば財布から落ちることもなく、携帯性が格段に上がる。
ポケットのついたリストバンドも、財布の代わりに使用できる。
とくに大量の荷物を持ち歩くときは鞄のなかの財布やカードを取り出すのも面倒なもので、手首からさっと取り出せるのは便利だ。
しかし、夏場は人目を引いてちょっと恥ずかしいので、冬限定グッズかも。
モリカツさんのとっておき
山歩きの財布で私が推すのは、超軽量なFlowfoldのカードホルダー「ミニマリスト」シリーズ。
これにカードと紙幣を収納して持ち歩けば、まずほとんどのシーンの用途に対応可能だ。
とにかく軽量で、本体だけではほとんど重さを感じさせない。
それだけで持ち歩きたくなる魅力的なケースだ。一般的なカードホルダーと違って小銭などを収納しておける柔軟性もあり、街歩き、山歩きのどちらにも対応できる。
出典/ガルヴィ2019年4月号
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