周りと被りたくない!“個性的だけじゃない”機能性も優秀すぎるミニマム焚き火台とは?
キャンパーにとって気になるギアのひとつは、やはり焚き火台。
そこで、近年に発売された中から個性的な焚き火台を取り上げて、徹底分析してみた。
今回はフレイムスの「ファイヤースタンド」を紹介!
■フレイムス「ファイヤースタンド」
製造しているのは、フォークリフトやクレーンといった大型重機の部品を製造する会社。
金属加工はお手の物といったところだが、人気ブロガーやインスタグラマーがこぞって使用することで、瞬く間に注目を集めた。
特筆すべき点は、本体・脚ともにL字形デザインを採用したところ。
本体と脚をピッタリ付けて収納でき、別々に片付ける必要はなく、ひとまとめにして持ち運べるのだ!
脚は逆さにして先端2点で地面を支えており、脚を2本にすることで薪や調理器具などを上に載せても安定する。
たった三つのパーツで焚き火・料理を楽しめる焚き火台はほかにないだろう。
■組み立て・撤収ポイント
ゴトクを取り出したら脚が外せるので、本体の両サイドに脚をスライドして入れれば完成。
1分もせずに組み立てられた。ゴトクも本体にスライドして入れる。
■薪の置きやすさ
薪は横に積み重ねて入れる。細めの薪なら3本くらいがちょうどいい量で、着火剤を入れたらすぐに炎があがった。
太めのものが多い広葉樹の薪は高さ、長さともにあふれてしまい、1本が限界だった。
広葉樹を使用する場合は、3等分くらいに割って組むほうがいいだろう。
火バサミでも横置きなら簡単。灰が溜まることで底上げにつながるので、薪がより置きやすくなる。
ただし、多く置きすぎると薪も灰も外に落ちてしまうため、ある程度灰が溜まったら捨てるようにしよう。
特に風が強い日は飛び散りやすいのでご注意を。
■炎とゴトクとの距離
ゴトクと底との距離は11.5㎝。その間に薪を何本か入れるため、空間はあまりなくゼロ距離に近い。
肉料理や強火で一気に焼き上げたい料理にいいだろう。
■灰の落ち具合
本体は厚めの鉄でできており、灰が下に落ちることはほぼなかった。
ただし、脚が付いている側は風防がないため、風が吹いたら少々落ちてしまった。
■収納時
サイズ:32×16×17cm
重量:2.6kg
丈夫なコットンバッグに収納するが、本体がL字型のため立体的に出っ張っている。
コンテナの隅っこに入れたり、ケースのフタの角に載せたりと収納しやすい場所を見つけよう。
■製品概要
素材:鉄
1万3000円
【問】 flames
℡.052-680-8555
https://flames-jp.com/
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