“デイキャンプ”をもっと気軽に!誰でも100%楽しめる準備の仕方とは?
「友達と本格的なキャンプをしようと思うと、なかなか予定が合わない」という人もいるだろう。
そんな人にオススメなのが、日帰りで楽しめる「デイキャンプ」。
少ない荷物で手軽にアウトドアを満喫できる。
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■仲間と過ごす手軽なデイキャンプは楽しい!
まず、「デイキャンプ」の定義だが、ここでは「日帰りでキャンプを楽しむ」という意味で進めたい。
デイキャンプの良さは
①テントなどが不要なので、ワンパッキングスタイル(バッグひとつに道具を収める軽装)でも出かけられる。
②身軽なので電車やバスなど公共交通機関で移動できる。
③日帰りのため空いている時間にアウトドアを味わえる、などがある。
ただ単に惣菜とドリンクを持って行って過ごすのでは味気ないので、キャンプ道具を使った快適スタイルで、その場で簡単な料理などもしながら過ごしてみてはどうだろうか。
それではキャンパー的スタイルを実際にご紹介していこう。
■複数人いるときは荷物分担する
交通機関を使うなら、必然的に持って行ける道具は限られてくる。
そこで、友人と分担して荷物を持ち寄ると効率がいい。
たとえば、1人目は調理器具類を、2人目はカトラリーなどの小物類を、3人目はファニチャー類、といった具合だ。
使うバッグは、大型バッグである必要はない。
デイバッグやトートバッグなど、家にあるものでデイキャンプをしてみよう。
その際、収納面には気をつけ、ゴミの持ち帰りも考慮しよう。
■ファニチャーがあれば断然快適!
チェアやテーブルなど、ファニチャーを持っていけば足や腰の負担が軽減される。
また、芝生や地面の水分による衣類の汚れも防げるため、コンパクトなキャンプギアがあればぜひ利用しよう。
最近は1㎏にも満たない超軽量チェアや蛇腹式のコンパクトにたためるテーブルなど、便利なギアがたくさん登場している。
それらを駆使して、ミニマムなサイトを作ってみよう。
■アルコールペーパーとティッシュは万能品
アルコールペーパーはお手拭きになるだけでなく、汚れ物を拭くときにも大活躍するアイテム。
もしなければ、ティッシュの一部を軽く濡らして使えば、ある程度の汚れが落ちる。いずれかは必ず持っておこう。
近場に炊事場がないことが多い公園などで、油汚れはかなり厄介。
応急処置としてアルコールペーパーを使い、家に帰ったら洗剤で洗うことを忘れないようにしておきたい。
■ワンバーナーでホットドリンクを!
バーナーがあればさっと湯を沸かしてコーヒーなどを作ることができる。
また、クッカー半分ほどのお湯を沸かし、沸騰する前に瓶類のお酒を入れて温めると熱燗も作れる。
シェラカップに水を張って紙パックのお酒を入れて熱する人もいるが、扱いは気を付けよう。
アイデア次第でドリンクのバリエーションが増える。ぜひ一度お試しあれ!
■暗くなることを想定してライトの用意も
外灯が少ない場所では予想外に暗くなることもある。
小さなライトを持っていれば、その心配はご無用だ。ひとり1個は持っておきたい。
■ゴミはなるべくコンパクトに
不要なビニールやペットボトルなどは、小分けにしてまとめるのがベター。
ジップ式ビニール袋なら、空気を抜いてコンパクトにまとめられるし、液体が漏れる心配もない。
燃える・燃えないなど種類別にゴミを分けておくと、すぐに捨てることができるのでオススメ。
くれぐれもポイ捨てをしないように。
■寒さ対策は万全に!
暖かくなったからといって、薄着で過ごすのは注意が必要。
日中は20度を超えていても、日が暮れると10度を下回る可能性もある。
ストールやインナーダウン、パッカブルのアウターなどを用意して万全にしておこう。
PHOTO/千葉沙恵子
TEXT/小川迪裕
出典/ガルヴィ2018年5月号
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