基本を押さえれば意外なほど簡単!失敗しない 1ポールテントの建て方
1ポールテントはシェルター同様、自立式ではないので一度建てたら移動させるのが大変だ。
しかし、フロアをシワが生じないようピンと張った状態で固定すれば、あとはポールをいれるだけ。
フロアをしっかり固定すれば、意外なほど簡単。では、その手順を見ていこう。
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■テントの建て方
①フロアの形を整えて固定
テントを建てる場所を決める。傾斜地では設営しづらいので、なるべくフラットな場所を選ぼう。
場所を確定したら、インナーテントのフロアの形を整えて、写真の順番通りにペグで固定する。
②ポールを立てる
インナーテントに入り、ポールを立ててテントを持ち上げる。
写真のテントは小型なのでひとりで楽に建てられるが、大型テントは生地が重いので2〜3人で協力して建てよう。
③縫い目の延長上に張り綱を張る
フライシートを被せたら、裾をペグで固定。さらに、張り綱を引っ張り、テントから1mほど先にペグダウン。
フライの縫い目に沿って張り綱をのばすとシワがよりにくい。
④完成
■正しいペグの打ち方とハンマーとの相性
ペグは地面に対して直角か、テント外側に傾けるのが基本。
また、張り綱をペグにかけた状態でハンマーを使うと、打ち損なって張り綱をたたくことがある。
張り綱が痛むので、最後に張り綱をかけるクセを付けたい。
なお、硬い地面では曲がったり破損したりするので、予備のペグを忘れずに用意。
①テントの反対側の地面にペグを60〜90度に傾ける
②張り綱を引っかける
③ペグの頭まで地面に打ち込む
ペグの種類によってハンマーを使い分ける
テント付属のプラスチック製ペグや細いペグを重くて硬いハンマーでたたくとペグを破損しかねない。
柔らかな素材のペグにはプラスチックやラバー製のハンマーを使おう。
PHOTO/中里慎一郎
TEXT/大森弘恵
出典/ガルヴィ2019年4月号
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