簡単に出来る花粉症対策!快適に過ごすためにやるべきこと5選
花粉症のある人は、春がもっとも辛い季節。
早めに耳鼻科を受診して薬を処方してもらうだけでなく、できるだけ対策を行って症状を最小限に食い止めるようにしよう!
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①ツルツルの服で体に花粉をつけない
花粉症に苦しんでいる人にとって、メガネやマスクを着用するのは当たり前のこと。
しかし、常に花粉が飛んでいるキャンプ場で一日を過ごす場合、それだけでは対策が不十分だ。
まずいちばん上に着るアウターは、表面がツルツルとした素材を選ぶ。
そうすれば表面に花粉が付着しても、手で払うだけで簡単に落とすことができる。
静電気防止スプレーをかけておけば、さらに花粉の付着を抑えることができる。
ニットやフリースなど、モコモコした素材は花粉が付着しやすいので、いちばん上に着るのは避けるようにしよう。
また髪の毛にも花粉は着きやすいので、帽子も着用しておきたい。
モンベル シールドグラス
3500円
細かい角度調節も可能!目のまわりを覆うような形状なので、紫外線やホコリ、花粉などが目に入るのを防ぐ。
モンベル WIC.クール フィールドマスク
1300円
顔にピッタリとフィット!花粉や黄砂の侵入を防ぐフィルター内蔵の高機能マスク。フィルターは繰り返し使える。
➁花粉がつかないようシュラフは絶対に外へは干さない
汗で湿ったシュラフを干すのは、キャンプではごく一般的なこと。
しかし花粉の季節は、絶対に外へ干してはいけない。
次回使用するときに花粉が付着したシュラフに入ると、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状が出てしまう。
シュラフを干すのはしばらく待って、花粉の季節が過ぎてから行おう。
また使ったタオルを干す場合も、外に干すと花粉が付着してしまうので、テント内に干すように。
速乾タオルを使用し、天井にロープをかけて干せばすぐに乾く。
エヌリット I-テックタオル L
2200円
吸水性・速乾性に優れ、濡れてもすぐに乾くので便利!ストライプ状の凹凸をつけることで肌離れをよくしたタオル。
キャプテンスタッグ ランドリーリール
800円
木と木のあいだやテント内にタオルなどを干すのに便利な長さ6mのリール式ロープ。
③テントには絶対に花粉を入れない
テントの中に花粉が侵入してしまうと、鼻水やくしゃみが止まらず快眠どころではない。
換気をしたいと思っても、テントのドアパネルは開け放しにしておかず、必ず閉めておくようにしよう。
また、アウターや帽子は花粉が付着しているのでテント内には持ち込まず、できるだけテントの外で脱いでおくように。
一度テントに入ってしまった花粉は出すのはなかなか難しいので気をつけよう。
④寝る直前にお風呂で花粉を洗い流そう
一日中外にいると、髪の毛や顔などにも花粉が付いている。
これをそのままにしてテントに入ると、花粉が付いたウエアを着たままテント内に入るのと同様、花粉を持ち込んでしまうことになる。
できるだけ体の花粉をテント内に持ち込まないようにするためには、お風呂やシャワーは寝る直前に入ること。
そうすることで、テントに持ち込む花粉を最小限に押さえられるので、楽に寝られる。
⑤必需品のティッシュは湿気らせないように
花粉症に悩んでいる人は、ティッシュはこの季節の必携アイテム。
キャンプサイトには箱ティッシュを常に出しておきたい。
しかし出しっぱなしにしておくと、雨や結露で湿気ってしまい、使えなくなってしまうこともある。
そんなことにならないよう、必ずティッシュケースに入れておこう。
ティッシュの取り出し口をファスナーなどで閉められれば、より防湿効果は高くなる。
また箱ティッシュ以外にも、いつでもどこでも鼻がかめるように、ポケットティッシュやバンダナなども準備しておきたい。
とくにアクティビティを楽しんでいるときは、すぐに取り出せるところに入れておこう。
NO.10ティッシュケース
4200円
米軍が採用する生地を使用!
Dカラビナやループでさまざまな場所に吊したり固定ができる。帯電防止ファスナー採用。
モンベル O.D.ポケットティッシュキット
743円
手首などに巻いて使える携帯用ケースと水解性のポケットティッシュ10個のセット。
TEXT/牛島義之
ILLUST/岡本倫幸
出典/ガルヴィ2020年4月号
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