新しいキャンプの過ごし方“グランドスタイル”!特徴は日本人お馴染みの…!?
キャンプスタイルも色々あるが、自分たちに合ったスタイルを見つければ、ぐっと快適になる。
今回紹介する「グランドスタイル」は、以前、本誌で「ジャパニーズスタイル」として提案したのがきっかけとなって、徐々に読者のあいだで広まっていった。
特徴はシューズを脱いでマットに上がり、足を伸ばしてくつろげること。
シューズを脱ぐことで、はじめてリラックスできる日本人には最適のスタイルだ。
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■お座敷スタイルなら小さな子どもがいても安心!
居心地
座面が低いので天井が高くて圧迫感がなく、足を伸ばしてくつろげる。
背もたれ付きの座椅子に座れば、よりリラックスできる。
寒い季節は足が冷えないように、中綿入りのテントシューズを用意しておくと安心だ。
視界
視線が低くなるので視界が天井に遮られず、開放感は抜群。リビングが広く感じられる。
おすすめポイント
その場ですぐに横になれるのが大きなポイント。大人はもちろん、小さな子どもにも最適。
拡張ポイント
ベンチがちょうどいい高さのラックになって便利。
●キャプテンスタッグ/大型収納付 フォールディングベンチ(ブラック):5500円
メリット
・チェアからの転落がないので未就学児でも安心
・シューズを脱いで足を伸ばして座れるのが開放的
・すぐにゴロンと横になれる高いリラックス感
・天井からの圧迫感が抑えられて開放感がある
デメリット
・移動時はシューズの脱ぎ履きをしなければならない
・アリなどの虫がシートの上にあがってくる
・リラックスしすぎて動くことが億劫になってしまう
・シューズを脱ぐので寒い時期は足が冷えてしまう
展開時
フロアシートにマットを敷いて、高さ20〜30cmのローテーブルを置けば、お座敷感覚でくつろげる。
フロアシートはフチが上がっているので、砂や雨水などが入りづらく快適だ。
収納時
チェアがあっても小さくたためるので、収納サイズは非常にコンパクトで軽量。
芝生のサイトなら地面が柔らかいので、薄手のピクニックシートでもOK。よりコンパクトになる。
使用グッズ
・コールマン/リビングフロアシート/300W:1万2980円
・コールマン/フォールディングテントマット/270:1万5180円
・キャプテンスタッグ/フィールド座椅子 (オリーブ):6600円
・キャプテンスタッグ/CSクラシックス ロールテーブル<70>:1万7600円
■おすすめギア
スノーピーク リビングシート/フロアマット
リビングシート1万5840円
タープやシェルター内でグランドスタイルを実現できる160×300×10cmのシート。
リビングシート フロアマット
1万7820円
厚さ5mmのウレタン材を使用したクッション性の高い155×295cmサイズのマット。
【問】スノーピーク
ogawa リビングシートロッジ用
2万4200円
テントやシェルターのリビングに敷く耐水圧1万mm以上のシート。サイズは310×210cm。
【問】キャンパルジャパン
ogawa グランドマットタイプ78R用
2万2000円
クッション性や断熱性の高い厚さ10mmのグランドマット。サイズは300×200cm。
【問】キャンパルジャパン
コールマン コンパクトグランドチェア(オリーブ)
4950円
フレーム入りの背もたれが体をしっかりと支える、耐荷重80kgのグランドチェア。
【問】コールマン
クレイジークリーク オリジナルチェア
8800円
カーボンファイバー製のステイが背面に2 本入った、マットにもなる折りたたみチェア。
【問】エイアンドエフ
TEXT:牛島義之
PHOTO:中里慎一郎
出典/ガルビィ2023年4月号
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