意外と知らない快適なキャンプの過ごし方!サイト選びに必要な知識とは…?
キャンプで一番大事なのはやはりテントにまつわること。
そこで、ビギナーにとっては予習、ベテランには復習になるお役立ちTipsを集めてみた。
今回はサイトの選び方について。
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■水たまりの跡がない場所にテントを張ろう
キレイに整地された区画サイトや水はけのいいサイトの場合、あまり見かけることはないけれど、水はけの悪いサイトでたまに見かけるのが、水溜まりができたような跡。
これを見つけたら、そこにテントを張らないようにしよう。
雨が降るとテントの下に水が溜まってしまうので、大雨のときなどはテントが浸水してしまうこともある。
もしフリーサイトではなく、決められた区画で水が溜まりそうな場所があるときは、管理人さんに相談してみるといいだろう。
■傾斜や凹凸の少ない場所に設営しよう
テントを少しでも傾斜している場所に張ると寝にくいもの。
とくに頭が下がってしまうと、思った以上に眠れないものだ。
一見すると平坦で寝心地のよさそうなサイトでも、よく見ると傾斜している場合があるので、見極めてテントを張ろう。
また凹凸があったり、大きな石があったりすると背中がゴツゴツして寝にくいので、そんな場所も避けたい。
厚手のスリーピングマットを準備しておけば、もし地面の凹凸や石を避けられなくても快適に寝られる。
●コールマン コンフォートインフレーターマット ハイピーク/シングル
1万5455円
厚さ約10cmのインフレーターマット。表裏で柔らかさが違うので、好みの寝心地を選べる。
収納ケースがポンプになるので楽に加圧できる。
■林間など風を防げるサイトを選ぼう
キャンプをしていて、意外と困るのが風が強いとき。
広々とした視界の開けたサイトは気持ちがいい半面、吹きさらしとなる可能性が大きい。
風が強くてテントの設営がしづらいくらいならまだいいけれど、強風でタープが倒壊してしまうということも……。
そうなると安心してキャンプを楽しめない。
風の強い季節には、林間など風をよけてくれるサイトがあるかどうか、キャンプ場選びの段階でチェックしておこう。
●キャプテンスタッグ テント張綱ストレッチコード4本
450円
テントやタープの設営時に使用することで、風による張り綱の緩みを軽減してくれる。
●テントファクトリー アルミソリッドペグ30
1850円
硬い地面でも打ち込める全長30cmのアルミ製ペグ4本セット。軽量なので持ち運びも楽。
■花粉症対策をするなら海沿いのキャンプ場へGO!
花粉症に悩んでいる人がキャンプへは出かけたいときは、海沿いのキャンプ場を選んで出かけよう。
スギ林の多くは山にあるので、できるだけスギ林から離れれば、花粉症の症状も軽くなる。
そこで選びたいのが、山から遠く離れた海沿いのキャンプ場だ。
花粉が飛んでこないわけではないが、スギ林でキャンプをすることに比べれば楽に過ごせるはずだ。
TEXT/牛島義之
ILLUST/岡本倫幸
出典/ガルヴィ2021年4月号
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