ちょっとの工夫で超快適に!テントで就寝するときにするべきポイント6
キャンプで一番大事なのはやはりテントにまつわること。
そこで、ビギナーにとっては予習、ベテランには復習になるお役立ちTipsを集めてみた。
今回はテント内で快適に就寝するポイントについて。
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■テントの出入り口に足を向けて寝よう
テントの出入り口に足を向けるようなレイアウトで、フロアにシュラフを並べるのが基本。
出入り口と平行に並んで寝てしまうと、奥に寝ている人が夜中にトイレへ行きたくなった場合、ほかの人をまたいで出入りしなければならない。
よろけてしまって寝ている人の上に倒れてしまったら危険だ。
また、出入り口に頭を向けて寝るのもNG。
出入りのたびに枕元で音を立てると寝ている人を起こしてしまうし、間違えて頭を踏んでしまう危険性もある。
■テント内レイヤードで快眠を
テントで快眠するためには、フロアにただシュラフを敷くだけでなく、きちんとした装備が必要だ。
まずフロアにインナーシートを敷き、地面からの湿気や冷気の侵入を遮断する。
その上にスリーピングマットを敷いて、さらに断熱性を確保したり、クッション性を補って、地面の凹凸などの影響を受けないようにする。
そのように寝床を整えたうえで、最後にシュラフを敷けば快適に寝られる。
テント内のレイヤードは、快眠するためにとても重要だ。
■デコレーションライトはテント内の常夜灯に
テントまわりをデコレーションするライトは、キャンプの夜を盛り上げてくれたり、混雑したキャンプ場では自分のサイトを見つけやすくするのに便利なアイテムだ。
しかし、テントの外側を飾るだけではもったいない。
テント内にも吊り下げて、常夜灯として活用してみよう。
先に就寝した子どもの様子を確認するときにも便利だし、夜中にトイレに行きたくなったときにも、テント内がうっすら明るいだけで周りが見えるので安全に出入りできる。
●ロゴス USBゆらめきバルブライト(3連タイプ)
8800円
強・弱・ゆらめきの3モードが選べるLEDライト。電源は市販のモバイルバッテリーを使用。
■油断していると意外と寒くて寝られない!
本格的な夏が来るまでは、朝晩はけっこう冷え込む。
日中は暖かいからといって油断をしていると、夜は寒くて寝られないなんてことにもなりかねない。
そこで準備しておきたいのが冬用シュラフ。
とくに標高の高い場所でキャンプをする場合には必携だ。
手持ちのシュラフでは心許ないという場合は、シュラフの中にフリースやダウンのブランケットなどを入れて、保温力を上げる方法もおすすめだ。
中間着を着たまま寝るのも効果的。
●コールマン フリースインナー/バンダナ
3000円
柔らかく暖かいフリース素材のインナーシュラフ。持ち運びに便利な収納ケース付き
■テントに入る前に花粉を落とさないと大変!
花粉症の人にとっては花粉は大敵。
テント内にはできるだけ持ち込みたくないので、テントに入る前は必ず体についた花粉を落としたい。
そのためにもフリースなどの花粉が着きやすいウエアではなく、ウインドブレーカーなど、表面がツルツルしたアウターを選ぼう。
さらに寝る直前に風呂やシャワーに入り、顔や髪の毛についた花粉を落としてから寝るのが理想的だ。
TEXT/牛島義之
ILLUST/岡本倫幸
出典/ガルヴィ2021年4月号
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