やらなきゃ損!快適度が段違い!テント撤収でカンタンにできるお得Tips5選
キャンプで一番大事なのはやはりテントにまつわること。
そこで、ビギナーにとっては予習、ベテランには復習になるお役立ちTipsを集めてみた。
今回はテントの撤収について。
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■テントフロアは裏返して乾かそう
テントフロアの裏側は、雨が降らなくても、地面からの湿気で濡れていることがある。
そのまま収納してしまうと生地が傷んだり、嫌なニオイの原因になってしまうので、乾かしてから収納しよう。
乾かし方は簡単。フライシートを外してペグを抜き、ポールを通している場合は抜かずに、太陽に向けてインナーテントを裏返せばOKだ。
ただし風が吹いたときに飛ばされないよう、1〜2カ所はペグで固定しておく。強風時は危険なので、断念して帰宅してから乾かそう。
■ポールをしまうときは中央から折っていこう
テントポールをしまうとき、端から順番に折っていく人がいるが、これはやってはいけない方法。
正解は中央から折ってたたんでいくというやり方だ。
端から順に折っていくと、徐々にショックコードが伸びていき、最後のポールを折りたたんだときには、ショックコードに高いテンションがかかって伸びきってしまい、最悪の場合は切れてしまう。
しかし中央から折りたたんでいけば、ショックコードへ均等にテンションがかかるので負担は少ない。
■ホウキとチリトリがあればテント内の掃除が楽
テント内には枯れ葉や砂ぼこり、虫の死骸などが入っていることが多い。
そのままにしておくと、生地が傷んでしまうので、できるだけ取り除いておきたい。
1〜3人用のテントであれば、ポールを付けたまま持ち上げて、逆さにすれば取り除けるが、大型テントではそうはいかない。
そこで用意しておきたいのがホウキとチリトリ。
小さめのものでいいので持参しておけば、テント内のゴミを簡単に取り除ける。
これで次のキャンプも気分よく過ごせる。
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■テントの撤収は空気を抜きながらが基本
テントを収納バッグへしまうとき、テントが膨らんでうまく収まらないことがある。
そんなときは、空気を押し出しながらたためばOKだ。
まずフライシートとインナーテントを、それぞれ長方形になるように折りたたむ。
次にそれを重ねて、収納したポールを軸に巻いていく。
このときフライシートは裾側から、インナーテントはファスナーを開けたドア側から空気が抜けるように巻いていくのがポイントだ。
これでテントがスリムにたためる。
■たたんだテントは収納バッグをかぶせよう
スリムにたためたテントは、最終的に収納バッグへしまうのだけれど、このときたたんだテントを持ち上げて収納バッグに入れようとすると、形が崩れてしまう。
キレイな形のまま収納するには、テントを持ち上げるのではなく、収納バッグをテントにかぶせてしまえばいい。
テントがきちんとバッグに収まったら、クルッとひっくり返す。そしてペグなどの小物をしまってファスナーを閉じればOKだ。
■花粉を落としてから収納
テントをたたんだり、収納バッグにしまう際などは、できるだけ花粉を落としてからしまうようにしたい。
そうしないと、次回のキャンプでテントを広げたときに花粉が舞い上がって、くしゃみが止まらない、なんてことになりかねない。
花粉を落とすといっても、なくなるまで徹底的に落とすことはできないので、フライシートなら軽くバタつかせたり、収納時であれば、濡らして固く絞ったウエスで拭きながら乾かして収納すれば、花粉はだいぶ落とせるはずだ。
TEXT/牛島義之
ILLUST/岡本倫幸
出典/ガルヴィ2021年4月号
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