キャンプのエキスパートに聞いた!こだわりのスタイルとギアがこれだ!
ときには経験豊富なキャンパーの言葉に耳を傾けてみよう。
自分のキャンプスタイルを見直すヒントが見つかるかもしれないし、キャンプの新たな喜びを発見できる可能性もある。
今回はネイチャークラフト作家・長野修平さんのキャンプスタイル。
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長野修平さん
ネイチャークラフト作家、焚き火&野外料理人。北海道苫小牧生まれ。
自然素材や古材でさまざまな暮らしの道具を作る作家。著書に「里山ライフのごちそう帖」(実業之日本社)がある。
可能な限りフィールドの素材を使う
焚き火台もトライポッドもクルマへ積んでいることは多い。
それを使うこともあるが、可能な限りフィールドの素材を使う。
その場にあるものや歩いて拾えるものなどを使わせてもらう。
思うような素材がないことも多い。そこから考え、そこにある石、流木、倒木などを見立てて炉を組み火を焚く。
暖と明かり、コーヒーや料理をそれだけで維持できた時間が至福。
3本の枝を巻き結びで束ねた三脚スタイル。
ケトルや鍋などさまざまなものを吊るす。
自然のなかにある石、流木、倒木などを見立てて炉を組む。
生活の一部となっている焚き火。
こだわりのGEAR
●モーラナイフ/キャンピングアックス
キャンピングアックスは大きさ、重量バランス、グリップ感がいい。
丸太から立木などを切って割ることからクラフトワークまでと多彩に使える。
スウェーデンの定番ナイフとして有名。
●バブアー/ビューフォートジャケット
ビューフォートジャケットは、ワックスコットンのジャケットで火に強く、焚き火との親密な距離感を作れる。
薮へ入っても身を守ってくれ、雨も平気な鎧のような存在。
バブアーを代表する製品。
気になるモノ
●ベアーボーンズリビング/プラスキアックス
プラスキアックスはアックスの斧刃の反対側がシャベルで、柄の末端がハンマーになっている。キャンプで使う3つの機能が絶妙なデザインで一つに。
●シャプトン/刃の黒幕シリーズ
DIYユニット、ハマーズの相棒が使っているのを見て一目惚れしてしまった刃物用の砥石。サッと砥ぐだけで切れ味が戻る。
出典/ガルヴィ2018年6・7月号
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