「かっこよすぎる」キャンプガチ勢が利便性を徹底追及した究極のギアセットとは!?
低山小道具研究家のモリカツこと森勝さんが実践しているのがEDC(Every Day Carry)。
日々持ち歩くギアをEDCという一つのセットとして捉え、自分のライフスタイルに合わせて最適なラインアップを揃える。
尚かつ、ルックスも重視してかっこよくまとめるのが醍醐味。
では早速、モリカツさんのギアを見せてもらおう。
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森勝(もりまさる)さん
低山小道具研究家。愛称はモリカツ。子どもの頃は秘密基地作りと探検、文具や工具に夢中だった。
ライフスタイルに合わせて最適化したギアセット
元々欧米では、ハンティングなどをする人は自分なりのセットを持っていた。
それが近年、インスタグラムなどでクールに発信されるようになり、その結果、海外では都市部のギア好きたちまで熱をあげることになった。
僕はすでにEDCを実践しているが、上の写真がベーシックなキャンプEDCの一例。
スマートフォンや財布にライトやナイフなど最小限のギアを加えた日常的なセット。
ナイフの持ち歩きは十分に注意が必要で、山に入るまでは布で包んでポーチに入れて、なおかつそれをカバンの一番奥に収納している。
日常的なセットなので機能性よりもとにかくかっこよさにこだわった選び方で、ギア好きの思いが詰まっている。
目的に合わせてギアセットの中身は変える。
用途ごとにEDCは、ポーチに分けておけば必要なときにすぐ持ち出せる。
写真は上の黒いのがアーバンセット。
日常的に使うスマホバッテリーやケーブル、キャンディやエマージェンシーブランケットが入っている。
右下はハイキングセット。コンパスや靴の泥落とし、手ぬぐいなどが入っている。
左下は火おこしセットで、メタルマッチなどが入っている。
テーマを作るとまとめやすいし、楽しくなる。
EDCを作るときは、テーマを設定するとまとめやすい。
右上はブラックカラー、右下はチープというテーマ。
左上と左下はそれぞれチタン、真鍮というように素材をテーマにした例。
テーマに沿ったギアは、EDCというセットとして見たときにまとまり感が出てカッコイイ。
またテーマに合わせてギア探しをしたくなる楽しみもある。
お気に入りギア
手持ちでも首かけでもマルチに使えるライト
ライトを選ぶときはバッテリーの持ちのよさを重視。
でも、EDCとしてはカッコよさも大事。
OLIGHTのH2R NOVAは見た目がいいし、充電池は3000mAと大容量で、明るいモードでも二晩使える。
普段ハンドライトとして使うことが多いけど、付属ベルトに付ければヘッドライトにもなる。
ベルトとの着脱はマグネットなので、非常に簡単に行えるのもポイント。
時計は自分でカスタム。コンパスも後付け
カシオの海外ラインの腕時計はソーラー充電式なので電池切れの心配なし。
ベルトは自分で付け替えたけど、背面にスポンジを付けて時計を起こすように角度調整することで見やすくしてある。
またベルトにクリップコンパスを付け、もしもの時にもコンパスで方角確認ができるようにした。
とにかくカッコイイ!見た目重視で選んだナイフ
シンケビッチとレックスフォードという有名なナイフデザイナー2人がコラボしたZero Toleranceの0850。
ハンドルは青く色付けしたカーボン、ポケットクリップはチタン、ブレード鋼材はCPM 20CVという最高級レベルの超硬ステンレスを使用。
ただちょっと動きがよくなかったり、カーボン製のハンドルが軽すぎてバランスが悪い。ただ、とにかくカッコイイ!
市販のライターはEXOTACのケースに入れる
市販の100円ライターは、ケースに入れることでセット全体とテイストを統一。
EXOTACのfireSLEEVEは防水性があり、水に落としても浮くのでアウトドアシーンでも安心。
出典/ガルヴィ2018年6・7月号
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