「最強の悪天候対策」上級キャンパーはみんなやってるタープの設営テクニックを紹介!
タープは面積も大きいだけに天候の影響も受けやすい。
特に風に対する対策はしっかりとしておかないと、思わぬ事故につながる可能性もある。
では、どんなところに気をつければいいか見ていこう。
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■風への対策
まず、強風時はタープの設営はNG。倒壊や破損の恐れがあり、思わぬ事故につながることがある。
風が弱いときでも、突風が吹くことはある。そのつもりでしっかりと設営したい。
ペグは長さ、種類が違うものを用意
地面の状況は場所や天候によっても変わる。
どんな状況でも対応できるように、鍛造ペグやアルミペグ、仮止めペグなどを種類、長さ違いで用意。
また砂浜や柔らかい地面でも固定できるサンドペグは必須。いざというときに使えるのでおすすめだ。
抜けにくいペグ打ちの方法
風が強いときは、タープがあおられてペグが抜けやすくなる。
そんなときはペグを2本使ってペグダウンする。
クロス打ちすれば、抵抗力がアップするし、ダブル打ちすれば負荷が分散されて抜けにくくなる。
高さを抑える
メインポール、サブポールを短くして、高さを抑えることも風対策のひとつ。
ポールを短くした分、張り綱の調整はしっかり行い、テンションをかけておく。
ロープが緩んだ場合、本来なら張り綱を縮めて調整するが、狭いサイトで自在金具だけでは調整できないときは、ペグダウンしてしまう方法も。
風下を高くしておく
風が強めの日は、風下のポールを高くセッティング。
そうすると低いところから高いところへと、タープ内を風がスムーズに通り抜けていく。
風をうまく逃がすことが、タープ設営のポイント。
メインポールに張り綱を巻き付ける
メインポールから伸ばすダブルの張り綱を、ペグダウンする前にやっておきたいのがこれ。
ポールに張り綱をひと巻きしてからペグダウンするテク。
下方向に力が加わるので、張り綱が外れてしまうのを防げる。
■日差し対策
片側のサブポールを短くしてタープに傾斜をつければ、日差し対策になる。
ショックコードが入っているポールはL字型に置くか、上に折り曲げて張り綱でまとめておけばOK。
■雨対策
張り綱で1カ所を引っ張り、一部分を低くすれば、雨の通り道ができてタープに水がたまりにくくなる。
タープのちょうどいい位置にグロメットがない場合は、市販のタープクリップなどを使って、雨の通り道を作ろう。
出典/ガルヴィ2020年6月号
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